【過去事例】年収350万円アップの転職を成し遂げたAさんのお話

皆様

ご覧頂きありがとうございます。

 

今日は過去に私がヘッドハンティングでご転職頂いたAさんのお話をしたいと思います。

ノウハウばかりのコンテンツも書いていて飽きるので、実際にあった話もちょくちょく出していきます。

 

<本日の方の特徴>

日本国籍
男性
40代後半
業種:日系物流会社
役職:事業部長
当時の年収:650万円程度
 

>>転職後<<

転職先:大手外資系企業(IT関係)

年収:1000万円(現年収から350万円アップ)

役職:マネージャ―(役職ダウン)

 

この方がなぜこのような転職を成し遂げられたのかをお伝えいたします。

私が思う勝因は以下となります。

①謙虚さ

②コミュニケーション能力の高さ

③気づかいや心遣いのできる優しさ

④本気で向き合う姿勢

⑤Takerではなく、Giverであること

⑥業界の中でも経験がもっと高く評価されるべきだった

 

①謙虚さ

この方は私とのお話の際に素直にすべてに耳を傾けてくれる謙虚さを持ち合わせておりました。

年齢的にはかなり離れており、年齢だけでみると「なんでこんな若造に言われなきゃいけないんだ」と思われても仕方ありません。

Aさんは年齢など気にせず、素直に話を聞く素晴らしい方でした。

私がエージェントとして、「この人はうまくいかないな」と思う人は謙虚さが足りない人です。

話をするのが誰であろうと変わらず謙虚さをもって接することのできない人には、これ以上の成長はありません。

たとえ転職が出来たとしても、またすぐに転職することになることを何度も見ています。

エージェントもいづれは人事になることもあります。

いつか出会うのであれば、一瞬の気のゆるみが未来のチャンスを消し去る可能性もあります。

年齢など社会に出てしまえば意味のない数字に過ぎないので、もし年齢や役職などで判断されていらっしゃる方は今すぐ方向転換しましょう!

 

②コミュニケーション能力の高さ

Aさんのコミュニケーションにおいて良かった点は

「話のペース」「内容の分かりやすさ」「話っぱなしにならない」という3点です。

候補者様の中には一人で10分近く話続ける方がいらっしゃいますが、正直聞いている側は誰であっても疲れます。

”会話”とは言葉のキャッチボールであるべきですが、「伝えなきゃ感」が強すぎると逆効果です。

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以下の2つが出来るかどうかで仕事の中でも一目を置かれるかどうかが変わります。

1.相手に聞かれたことに対してシンプルに回答をする。

2.話し終わったら、気になることも聞いてみる。

相手への気遣いにもつながりますので、心がけてみましょう!

 

③気づかいや心遣いのできる優しさ

Aさんの素晴らしいことは私がお願いをした際にすでに依頼されることを予測して、

先回りをして頂いていたことです。

Aさんのご家族への配慮や私への配慮、お願いしてからご対応までの速さで信頼度は非常に高いです。

こういう方とは今後もお付き合いをしたいと思いますし、私以外の方もそう思われていた結果の内定です。

自分のことで頭がいっぱいなのは仕方がありません。

しかし、忘れてはいけないのは自分だけで生きているわけではないということです。

人に生かされているということを理解しているか否かで目の前の光景が全然違います。

 

④本気で向き合う姿勢

「本気で向き合う」ということを誤解されている方がいらっしゃるのですが、

「本気」とは「真摯に」ということです。

転職をしたい理由やこれからの話の核心に迫ると、たまに怒鳴る方や怒る方がいらっしゃいます。

イラっと来ることでも自分に足りない部分なのかと素直に吸収できる方の方が誰でも見ていて気持ちいいですし、この人のために自分も頑張らないとって気持ちにもなります。

本当の意味で自分の心を開かなければ、相手は心を開いてくれません。

まずは怒らずに本心を伝えるようにしましょう!

 

⑤Takerではなく、Giverであること

まずはGiverとTakerの意味ですが、以下の通りです。

Giver=与える人

Taker=取る人

言葉の通り人に何かをねだる人の印象はどうですか?

力を貸してほしいときには声をかけてきて、それ以外は連絡もなし。

こんな人の力になりたいとは思いませんよね?

私も昔はTakerでした。自分に知識やスキルがないので、人にお願いしてばかりでした。

だからこそ、Giverであることを心掛けるようにした結果、いろんな方から頼られるようになりました。

Takerがダメということではなく、Takerであり続けようとすることがダメなのです。

Aさんの何が良かったのかというと、私がお願いした以上のことを教えてくれたという点です。

自分のために頑張ってくれている人を見て、いやな気分になる人はいません。

ぜひ”Giver”になりましょう!

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⑥業界の中でも経験がもっと高く評価されるべきだった

Aさんの年収がなぜ350万円も上がったのかという理由ですが、

そもそも現職の年収が日系企業なので平均より低かったのが大きな要因です。

しかし、そのように評価をされるために、今までの御経験についてしっかりご回答されていらっしゃったというのも年収アップの理由です。

転職の中で300万円アップと唐突におっしゃられる方もいますが、ご自身の転職市場の中での価値を理解されていないのだと私は感じております。

自分の価値を下に見すぎるのは良くないのですが、過大評価しすぎるのは一番良くないです。

大事なのは自分のことを理解できているかどうかです。

では、自分のことを理解するためにはプロに聞いて見るのが一番です。

転職時に「現年収の10%アップ」が平均的な年収アップの理想と業界では言われていますが、それは人によります。

下がる人は下がります。上がる人はとことん上がります。

その理由はその方が経験している「経験値」をどれくらいで企業が買うかです。

※年収下がる人、上がる人については違うトピックでお話したいと思います。

 

とうことで、本日はAさんの成功体験についてお話しましたが、

いかがでしょうか。

何か一つでも今のご自身に足りないことがあれば、今すぐに方向転換してみてください。

何事にも絶対はないですが、成功者になりきるのが一番の近道です!

 

長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございます。

 

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