リウマチも治す手のひら先生の高麗手指鍼療法とは
手のひら先生の鍼治療は進化論と鍼理論を融合したものです。
ここまでは評価していただきました。その先は理解していただいてはいないと思います。
私自身も新たに見つけた事実を交えてお話しいたします。
人間が進化してきた痕跡は知られていましたが、そのほかの痕跡が体に刻まれていることは知られていませんでした。
その記憶を掘り起こしたのが、フランス人で耳鍼の創始者「ポールノジェ博士でした。
フェーズは5から6まであると書かれていますが、それが進化を表していることは分からなかったのではないでしょうか。
1 人間は進化してきた
人間は4億年前は魚の姿をしていました。
陸に上がり肺呼吸をする時は鳥の姿をしていました。
やがて600万年前に人間が出現したと言われています。
今までの考古学ではここまででした。いかに時代から時代へのつながる生物の発見が、大きな目的ではなかったでしょうか。
そのことが分かるようになったのが最近の遺伝子解析でした。
それらの時代は連続していたわけで、新たに出現した動物も形は違っていても中身は同じものでした。
その記憶が遺伝子として体や脳に残っていると言うのが理論です。遺伝子は外から見ることはできませんし、東洋医学の診断技術では測ることは不可能でした。
2 簡単に表すと、魚・鳥・人間と進化してきた
魚の時にほぼ内臓は揃っていました。
魚から鳥に進化する時に、鰓呼吸から肺呼吸になり呼吸器の変化がありました。
このように自ら陸上に住むようになると、臓器も変化を起こします。
さらに免疫システムに注目すれば、自然免疫から獲得免疫が備わり高度な仕組みが増えてきます。
現代は考古学生物学などの分野の垣根が低くなってきて、分析方法も形態から遺伝子分析になっているのではないでしょうか。
例えばフェーズを進化としたのは、東京芸術大学三木茂夫教授著「生命形態学序説」からヒントをいただいたのですが、今ならそこから発想することは難しくなっているかも知れません。
なぜかと言うと、化石の分析などは今は遺伝子分析が主流になっているからです。
例えば魚の鰭の部分の遺伝子は、人間の手になる遺伝子と同じものが存在するそうです。
フェーズは何を表すのかと思った時遺伝子分析を基に謎解きをしても、正解には至らなかったでしょう。
先程の通り、魚にも手になる遺伝子があり、おそらく鳥になってもその遺伝子は羽根にあるのだろうかと言うように、すべての時代の動物の体に現れるからです。
進化はつながっているからです。
3 進化の記憶は手のひらに残っている
鍼の治療は体全身を対象にするのですが、いまのところフェーズを分類できるのはノジェ博士の耳鍼と手のひら先生の高麗手指鍼療法だけです。
手のひらにフェーズⅢまで見つけ出したのですが、それは手のひらに記録されたものを掘り起こしたと言うよりは、脳にあるの記憶を呼び覚ましたからだと考えています。
手のひらに電圧をかけるとおそらく記憶が呼び起こされるのです。
身体を治療できるツボが手のひらに現れます。
手のひらを脳に見立てれば脳を治療できます。
それを脳は記憶していているので、それを呼び覚ますことになります。
免疫を調整するには1点のツボで調整はできません。
そこでいくつかのツボを使って、免疫システムとして調整いたします。
免疫はご存知のように、進化に従って自然免疫・獲得免疫があります。
これらを含んでさらに、脳と言う別格な免疫度が守られている場所も調整できます。
4 進化の段階 フェーズⅠ~Ⅲまでそれぞれにツボが現れる
治療はどの様にするかが問題でした。
フェーズⅠだけにある鰓はフェーズⅡでは肺になりました。
フェーズⅠに現れる肺を治療すべきでしょうか?
最初の頃の治療は悩みましたが、症例を重ねると分かってきたことがあります。
それは先程述べた魚の鰭と人間の手は同じ遺伝子であるという事です。
進化とは連続しているものなので鍼治療を行う時は、これらは無視して良いという結論になりました。
またこれは私に限ってのことかもしれませんが、治療技術が先で理論が後からついてくることが度々あることです。
以前このようなことがありました。
ヘルニヤからくる坐骨神経痛を確実に早く治す方法は無いか?考えた結果ある方法を考え出しました。
すると治療3回目には痛みが半分に減り、6回目には8割以上痛みが消え、10回前後には職場復帰となりました。
おそらく脳の痛みを感じる側坐核の血流改善が図れるからだろうと考えていました。
それが最近の研究だと、脳全体の免疫度を改善しているからだと分かりました。
技術が先で理論が後からついてくるという、東洋医学の特長なのでしょうかとも思います。
さらに人間の身体や脳はこの怪我や病気なら、何回で治りそうだと分かっているのではないでしょうか。
5 治療はフェーズⅢまでのつぼすべてで行う
現在行っている治療はフェーズⅠ~Ⅲまでのつぼを使っています。
フェーズのどの段階のツボが効果が高いのか、計測する術がありません。
取り敢えずすべてのツボを治療することにしています。治療効果が高いからです。
現時点では今まででは鍼治療では無力であった、パーキンソン病や免疫疾患の関節リウマチの根本治療を行えるようになりました。
フェーズⅠ~Ⅲのツボ全体が病気を根本から治せる力を備えてるように思えます。
まとめ
フェーズはノジェ博士の研究では5から6まであるようですが、治療に使用するには3までで十分です。
人間はウイルスの影響をうけて進化したと言われています。
おそらくその度に病気に対応する方法も備えてきたはずなのです。おそらくその記憶は今は隠れてしまっているかも知れません。
そこを掘り起こせるのが「手のひら先生の高麗手指鍼療法」と思うのですが。
サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。