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コーチからの手紙

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2021年8月の記事一覧

変化に伴う苦痛

変化に伴う苦痛

今のままでは、ダメだ!
何かを変えなければならない。
自分が成長する為に。
あいつに勝つ為に。
目標を達成する為に。

そう躍起になれるのも

「夢中になれるものを見つける事が
出来た幸運。」

があればこそです。
変化を求めること、成長を求めること、
進化を求めることは、本能です。
決して、あがらう事はできません。

一つだけ気をつけてほしい事があります。

「今の自分を否定せずに、さらに良くな

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間合い感覚習得レッスンその1

間合い感覚習得レッスンその1

さぁ、今日も頭の中にコートをご準備下さい。

それでは、始めましょう。

「間合い感覚」のレッスンです。
ボレーにしろ、リターンにしろ

「速いボールが苦手」

という選手の共通点がいくつかありまして、
その一つが

「間合い感覚が狭い」

です。
間合い感覚を広げる為には、
構えから修正していく必要があります。
そして、

「放物線を介したコミュニケーション」

を理解する必要があります。
まず

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腹横筋稼働レッスン

腹横筋稼働レッスン

さぁ、今日も頭の中にコートをご準備下さい。

それでは、始めましょう。

まずは、こちらの誓約書にサイン下さい。

「脇腹、触りますから。」

訴えられると負けるので。頭の中なのに。

はい、ありがとうございます。
世知辛い世の中になりました。
男女関係なく訴えられる世の中です。
昔は同性ならセーフ…みたいな
空気だったんですけど。

さて、立ったまま後から脇腹を手で締める
ので、

「腹横筋を稼

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庭球眼習得レッスンその1

庭球眼習得レッスンその1

さぁ、今日も頭の中にコートをご準備下さい。

それでは、始めましょう。

「庭球眼」

習得レッスンです。
まず、ラケッティングをして下さい。
コンチネンタルグリップで握って下さいね。
ボールをつきながら表裏表裏…。
オーケーです。

では、

「ラケッティングをしながら、ボールを見て
視界の端に私を入れて下さい。」

ピントは、ボールに合わせて下さいね。
その状態で私が手をあげるので、
ボールを

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対衝撃性習得レッスン

対衝撃性習得レッスン

対衝撃性習得レッスン

さぁ、今日も頭の中にコートをご準備下さい。

それでは、始めましょう。

「対衝撃性」

※大切な感覚
https://note.com/tennis_plus/n/nd7e9f10ef565

が、そもそもよく分からない。分かりました。今日は、そこをレッスンしていきましょう。

それでは、フォアハンドを見せて下さい。
ありがとうございます。

球出ししますね。
グッドです

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トスアップ習得レッスン

トスアップ習得レッスン

さぁ、今日も頭の中にコートをご準備下さい。

それでは、始めましょう。

トスアップが上手くいかない。
安定させたい。
ってリクエストですね。
分かりました。では、一度見せてください。

ありがとうございます。
おっしゃるほど、悪くないと思いますが…。
いくつか、試しながらやりましょう。

まず、

「歩きながらトスアップをする練習。」

をしてみましょう。
上を見て、歩いて下さい。
そうです。そ

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ハンズ系習得レッスン

ハンズ系習得レッスン

今からテニプラのレッスンを受けて頂きます。

頭の中にコートをご準備下さい。

…。

今日は、ハンズ系ストロークの
トップスピンを練習しましょう。

それでは、サービスラインに来てください。

手出しのボールをダイレクト、ノーバウンド
で逆クロスに打って下さい。

そうです!良いですね!
では、ワンポイントワンポイント
さらに改善していきましょう。

まず、
放物線の最頂点で、ローディング…

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タッチと受動握力

タッチと受動握力

テニスには、

「タッチがいい。」
「タッチがある。」

言われる表現があります。

その正体は、対衝撃性のコントロールだと
いう話はしましたね。

テニスは、ネットを越えてコートの内側に落とす競技です。

ボールを飛ばす競技でありながら、
際限がある競技でもあります。

ボールをひたすらに遠くへ飛ばす競技と違い、
ラケットとボールが当たった時に、
どの程度、その衝撃をコントロールするのか?という

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回転感覚と複合要素

回転感覚と複合要素

ボールに対して下から上にスイングする。

ボールを打つ時に1番、最初にレクチャーしましたね。

テニスは、

「ネットを超えてベースラインの内側に落とす競技。」

だからだと。

トップスピンを覚える上で、
必須な動作ですが、
練習中は、なかなかうまく回転がかかりませんよね。

回転感覚のでもお伝えしましたが、

回転感覚
https://note.com/tennis_plus/n/n7a99d

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ボレーとチェックの仕方

ボレーとチェックの仕方

ボレーをミスした時に、

「振っちゃった!」

と言うような言葉ら反省を聞くことがあると思うんですね。

君自身も言ったことがあると思いますし、
コーチにも経験があります。

ところが、冷静に一度、
考えてみて欲しいんです。

本当に、

「振ったからミスをしたのか?」

と言うことを。

スマッシュだって、
ドライブボレーだって、
ラケット振るじゃないですか?

それをミスの原因をしませんね。

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トーナメントセット

トーナメントセット

大会に出るようになった君は、
最初のうちは、ご両親に試合の道具を準備してもらっていましたね。

だんだんと自分でできるようになって、
自分で必要なものを揃え、
工夫して、バックの中に何が必要なのかを今では、十分に理解していると思います。

ここで改めて、今、自分がバックの中に、
何を入れているのか?
どんな準備をしているのか?
確認してみましょう。

そもそも、
道具を入れるラケットバックなんです

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二重否定の法則

二重否定の法則

今回は、二重否定の法則を伝えようと思います。

達人は戦う時、何も考えていませんし、ほとんど無意識や反応で戦うことができます。

初心者も何も考えていませんし、
何の意識していません。

文章にすると同じなのですが、
全く違いますよね。

何も考えず、何も意識しない状態で、
ボールを打ち続けて、上手くなるものでしょうか?
なくなりませんね。

現状を一度否定し、何も考えていない、
もしくは、何も意

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フットワークの土台

フットワークの土台

腹横筋、股関節、肩甲骨、
裏もも(ハムストリングス)、内転筋…。
揃ってきましたね!
では、

「スタンスを広げて、速く動けるように
トレーニングしましょう!」

今更?と思われたかもしれませんが、
君の動画はもちろん、
YouTube、Twitterなどなどに流れる
日本人の

「出来てないランキング1位」

は、スタンスを広げることです。

前にも話ましたが、
いくら
ナダル選手やジョコビッチ

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アンフォーストエラーとダメな技術

アンフォーストエラーとダメな技術

コーチは、責任を持って指導しています。
そう言う以上、

「みんな違って、みんな良い。」

「個性を尊重する。」

「正解はない。」

などと言うつもりは、さらさらありません。

「全てのスポーツは、バランス、リズム
タイミングで遊んでいる。」

「勝敗、甲乙を明確決めるルールがある。」

「その競技に適した才能がある。」

事を伝えます。
つまり、

「天才は存在する。」

「ダメな方向性が存在

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