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タッチと受動握力

テニスには、

「タッチがいい。」
「タッチがある。」

言われる表現があります。

その正体は、対衝撃性のコントロールだと
いう話はしましたね。

テニスは、ネットを越えてコートの内側に落とす競技です。

ボールを飛ばす競技でありながら、
際限がある競技でもあります。

ボールをひたすらに遠くへ飛ばす競技と違い、
ラケットとボールが当たった時に、
どの程度、その衝撃をコントロールするのか?というのは、非常に大きな問題です。

ラケッティングすると、
よくわかると思いますが、

・軽く握る
・強く握る
・当たる瞬間に強く握る

飛び方が変わりますね。

それが、対衝撃性による飛び方の違いです。

ラケッティングでは、

飛ばさない
軽く握って
強く握って
当たる瞬間に強く握って

この4パターンに分かれると思います。

ターン系にしろ、ハンズ系にしろ、
地面からのエネルギーが、
最終的にラケットを通って、ボールに

「どのようにエネルギーを伝えるのか?」

もしくは、

「伝えないのか?」

と言うのは、非常に大きな問題です。

そのニュアンスのことを

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