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私はツキが太い

 私はツキが太い

昨日の話
レジでお金払おうと財布出した途端、小銭をぶちまける。
「財布のファスナー締め忘れてたか、、失敗、、」と思ったら
レジにぶちまけられた640円は、ちょうどお代の金額

*レジのお兄ちゃん、ならず者みたいな払い方になってごめんなさい

 昔からツキが太い

忘れ物の話
朝タクシーで仕事場へ、仕事を終えた帰り道、鍵が無いことに気づく。「タクシーか?!レシート無いから手掛かりゼロ。。」と、途方にく暮れそうになった時、目の前に見覚えのあるタクシーが、手をあげて止め、後部座席の隙間を探るとそこに鍵が、運転手にお礼を告げ、家路を急ぐ。

*天は我に、途方に暮れることすら許さないツキを与えたもうた。。。

 迷信に克つ太いツキ

麻雀の話
あがった者は死ぬと言われる九連宝燈を3回あがったことがあるが、すこぶる健在である。

* 但し、あがった時、対戦相手のみなさん、死にそうな顔してました

だけど本当はわかっているのさ

 ツキが太いと申し上げましたが、実際は見えない力が働いてる訳じゃ無い、偶然だとわかっております。

 そこで人間はどうして単なる偶然をツキが太いとか運命とか誤解してしまうのか、について綴ってみます。

調べ上げれば珍しいことも見つかる

 私の長い人生の様々な経験の中から「ツキが太い」と感じた出来事をピックアップしてくれば「常にツキが太い」と言うイメージの完成です。

 これの有名な例が、二人のアメリカ大統領の共通点のお話

リンカーンとケネディーの共通点
リンカーンは1846年に国会議員に選ばれた
ケネディーは1946年に国会議員に選ばれた
1860年に大統領になった
1960年に大統領になった
リンカーンの秘書の名前はケネディ
ケネディーの秘書の名前はリンカーン
リンカーンの次の大統領ジョンソンは1808年生まれ
ケネディーの次の大統領ジョンソンは1908年生まれ
リンカーンを暗殺した犯人は1839年生まれ
ケネディーを暗殺した犯人は1939年生まれ
リンカーンは暗殺される1週間前メリーランド州モンローにいた
ケネディーは暗殺される1週間前メリーランド州モンローにいた
出典 : 「カオスとアクシデントを操る数学」2016年,早川書房

 何の関係の無い2名でも、ありとあらゆる経歴を調べると、必ずいくつかは共通点が見つかるものなんです。

 大統領の二人については、豊富な情報が残っているから「色々調べてみたらいくつか共通点が見つかった」と言うだけのお話です。

1992年に開催された大統領間の関係を調べるコンテストの入賞者は、ケネディとメキシコのアルバロ・オブレゴン大統領の間に16ヶ所の共通点を見つけたそうです。
出典 : WikiPedia リンカーン大統領とケネディ大統領の共通点 

気の持ちようです

 偶然だと認識はしつつ、一連の出来事をいい方向に解釈するのは悪いことじゃ無いと思います。

 今回の文脈からすると、完全に自己肯定の見解になりますが、実際楽しく毎日を暮らしております。

推薦図書

 数学・統計学の教授の二人が、偶然をいろんな視点で分析していてとても面白いです。今回紹介した大統領のお話も出てきます。

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash

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