腕時計を外して、時間に支配されない人生を
僕は基本的に腕時計をつけません。
常に腕時計をつけていれば、無意識にでも時刻を確認する習慣がつきますよね。
食事や就寝など、様々な生活のタイミングの多くを、時間を基準にして決められてしまうようになります。
「お腹が減ったから食事を摂る」のではなく、「12時だから昼食を摂る」になっていませんか?
時間よりも「今の自分の感覚」で行動する事をできるだけ生活の中に組み込むようにしています。
夜はちゃんと眠くなったら眠る。
眠れないのなら、エネルギーが余りすぎているので、日中の過ごし方を見直す。
お腹が減ったら食事を摂る。
今何を食べたら身体が喜ぶのか、健康でいられるイメージを持てるのかを身体に聞いてみる。
みんながそうするからそうする訳じゃなく、自分がどうしたいのか?今、何をしたら自分は喜ぶのか、それを叶えてあげるイメージです。
時計に動かされるのではなく、自分の生活をより良くするために、時計はあくまで参考として活用させてもらう。
アマゾンの奥地に「アモンダワ族」という少数民族がいます。
彼らは「時間」の概念を持たずに生活をしています。
日付や年と言った概念もありません。
あるのは、「昼」「夜」「雨季」「乾季」のみ。
基本的に「今」と言う概念のみで生活をし、それが成り立っているのです。
また、年齢もないので、年齢による人との比較や「年相応」と言う選択基準もありません。
また、考え方が変わった時や、自身が成長を実感した時に名前を改名をする習慣があります。
常に「今の自分の感覚だけ」にフォーカスをして生きているのです。
日本の教育や社会では、「夢を持つ事」や「目標を設定する事」を教えられてきました。
それを素晴らしい事だとされていますよね。
夢を持ち、その目標に向かって日々努力をする。
それ自体は人生を前向きに過ごすためのエネルギーになる、良い事だと思います。
ただし、未来の輝かしい自分を設定する事によって、「未来のあなた」と比較した「今のあなた」を過小評価してしまっていませんか?
今あなたが生きているのは、過去でも未来でもなく、「今」です。
夢、将来、未来への希望や不安。
そのような事ばかりを追いかけすぎてしまうと、気がつけば「今のあなた」がひとり寂しく暗闇の中で取り残される事になります。
過去の自分、今の自分、未来の自分。
そこに価値の差はなく、すべてが大切な自分です。
それでも、本来スポットライトを照らし続けるべきなのは、ステージの上にいる「今の自分」なのです。
「今のあなた」は今この瞬間に何を感じていますか?
「今の自分」の声をちゃんと聞く事。
「今の自分」にライトを当てて、そのステージで軽やかに踊らせる事。
とても大切です。
今日も素敵な人生をお過ごしください。
鈴木天尋
===
今回の記事がお役に立てたのなら【♡スキ】を押していただけると嬉しいです。
記事のシェアは大歓迎です。
僕の考え方に共感してくれそうなご家族やお知り合いがいましたら、このnote を紹介していただけると嬉しいです。
ご相談やご質問は、1番下の「クリエイターへのお問い合わせ」からお願いします。
※ご相談の内容は個人情報を伏せた上で、note 内にて掲載させて頂く事がございます。掲載がNGの場合はその旨もお伝えください。
最後までお読みいただきありがとうございます。 ご支援は書籍購入など、今後のインプット活動に活用させていただきます。 皆様の役に立つアウトプットをして行けたらと思っております。