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Tenjin Head of Sales in APAC https://tenjin…

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Tenjin Head of Sales in APAC https://tenjin.io

最近の記事

iOS 15: Growth FullStack - お客さまのデータをインサイトに

2021年はiOSにおけるプライバシー中心の変化が成長戦略に大きな影響を与え、モバイルマーケターにとってのゴールが変化し続けた一年でした。アプリパブリッシャーはアプリやゲーム作りのコアビジネスから、複雑かつ分散されたデータセットを取り扱うことを余儀なくされました。(VentureBeatの記事を参照) この度、TenjinはGameAnalyticsとパートナーシップを組み、Growth FullStackをローンチする運びとなりました。これは、モバイルデベロッパーに力を与

    • iOS 14.6の普及がiOSの広告費に与える影響とiOS 15が広告主にもたらす新しいチャレンジ

      iOS 14.5の普及率は50%程度まで到達しています。当然のことながら、普及率と広告費の間には直接的な相関関係があります。(詳細なグラフについては下記をご確認ください) これは、デベロッパーが多くの予算をSKAdnetworkに配分することに未だ躊躇いがあることに起因しています。iOSの代わりに、多くのデベロッパーがAndroidアプリにより多く予算を配分しています。 しかしながら、良いニュースとしては、iOS 15以降、広告主がSKAdnetworkポストバックのコピーを

      • iOS 14.5におけるAndroidアプリストアの重要性

        iOS 14.5による影響はいまだ不透明ですが、広告主によっては予算をAndroidにより多く按分しているケースもあります。Google Playストアへのリリースは依然として最も重要なオプションの一つですが、他のAndroidアプリストアのポテンシャルについてはあまり議論されていません。パブリッシャーはクオリティが高いユーザを獲得することができ、かつ決定的なアトリビューション手法を使用できる新しいプラットフォームを探し始めています。そのため、本日Tenjinでは他のAndr

        • iOS 14.5: Tenjinを用いたSKAdNetworkのコンバージョンバリュー測定

          本日、iOS 14.5向けソリューションの第1段階(アトリビューションモデリング)のクローズドベータ版をリリースすることをお知らせいたします。最初の段階では、Tenjinにサインアップしていただいた全てのユーザー様は、SKAdNetworkのコンバージョンバリューのレポートを無料で使用することが可能です。私たちは、クライアント様の定義に基づいた64のコンバージョンバリュー全てを柔軟に使用できる手法を提供する唯一のMMPであることを特に誇りに思っています。デベロッパー様は、Ap

        iOS 15: Growth FullStack - お客さまのデータをインサイトに

          FacebookのiOS 14対応について

          8/26にFacebookよりiOS14の対応についてのアナウンスがありました。元のソースは下記のリンク及び、デベロッパーに送付されたメールの内容になりますが、主な変更点をまとめました。 IDFAの廃止Apple側の変更に伴って、FacebookではIDFAの取得および取得に伴うダイアログの表示を一切行わない、とのことです。これによりFacebook側ではIDFAを使ったターゲティングや、計測ができなくなります。またダイアログを表示しない、というのはかなり思い切った方針でA

          FacebookのiOS 14対応について

          iOS14: Google及びFacebookの測定を再考する

          iOS 14以降の測定に関する最初のトレーニング資料の1つを誰でも利用できるようにすることを決定しました。以前はTenjinのクライアントのみが利用できるトレーニングでした。 9月のiOS 14リリース以降、モバイルでのユーザー獲得は、まったく異なるものに変わります。このため、これらの変更の準備を今すぐ開始することが重要です。 「iOS 14:GoogleとFacebookの測定を再考する」トレーニングでは、従来のMMPアトリビューションと新しいSKAdNetworkアトリ

          iOS14: Google及びFacebookの測定を再考する

          9月以降のiOSアトリビューションに備えて:FacebookやGoogleなどのセルフアトリビューションネットワークが全てのMMPに与える影響

          iOS 14での新しいアトリビューションルールの発表以来、モバイル測定パートナーがすぐに2つの陣営に分かれることがわかりました。1つは、アップルが提供した新しいアトリビューションフレームワーク(SKAdNetwork)に基づいて、ゼロからテクノロジーを構築するやり方で、もう1つは、ユーザーレベルのアトリビューションテクニックを引き続き使用することです。 過去2週間、社内での議論、調査、およびAppleを含むクライアントやパートナーとの対話に費やしてきました。その結果、既存の

          9月以降のiOSアトリビューションに備えて:FacebookやGoogleなどのセルフアトリビューションネットワークが全てのMMPに与える影響

          AppleのiOS 14に関する新しいアトリビューション方式について

          WWDC 2020の期間中、AppleはiOS14ユーザーがユーザーのIDFAを収集する際、アプリに明示的な許可を与える必要があると発表しました。 8年間、アトリビューションテクノロジーは、広告ソースをインストールに結び付ける決定的な方法としてIDFAを使用しており、これは業界の基礎となっていました。アトリビューションに関するこれらの新しいルールを考えると、モバイルアドテックエコシステムの全員が再び同じ立場にあり、今回のiOSに関する大きな変更においても例外はありません。

          AppleのiOS 14に関する新しいアトリビューション方式について

          ハイパーカジュアル収支モデリング

          ハイパーカジュアルゲームは2018年の最も重要なトレンドとして挙げられており、2019年になった今でもストアのランキングを見ているとグローバルで新規参入がまだまだ見受けられている状態です。広告主の立場としてこの市場に参入するかしないかを検討するに当たり、事前に数字によるシミュレーションをしてみるのは価値があることかと思います。 (注意:下記モデルは決してハイパーカジュアルが儲かります、ということを言いたいわけではなく、もしゼロからハイパーカジュアルをやるとしたらまずは数値に

          ハイパーカジュアル収支モデリング

          自己紹介

          初めまして、Tenjinの田口と申します。お客様にTenjinに入った経緯などについてよく聞かれるので、これを機に自分の振り返りも含めてご紹介させていただこうと思います。途中からですが自分のこれまでの大まかな経歴は下記の通りです。 2013-2015: DeNA US 2015-2016: KLab US 2016-: Tenjin US→その後日本 2013年ごろは、ちょうどモバイルゲーム、アドテクの全盛期だったこともあり多くの日系ゲーム企業がグローバルに進出してい