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総代理店、D2Cで売上1億狙うための準備と集客施策69選

どうも、てにです。
今回は僕の本業である輸入代理店として海外の良い商品を日本に広めていく、もしくはOEMとして自社(自分)で1から作った製品をどうやって広めていくのか?
マーケティングの手段を数えられるだけたくさん上げていきたいと思います。

・クラファン後の施策に何ができるのか知りたい
・せどり、転売から次のステップとして、自分で商品を持ちたい
・AmazonOEM、ヤフショOEMなど、特定のECだけの枠組みに縛られず、幅広く販売していきたい
・モールで売れなくて諦めている
・ブランドとしての価値を上げていきたい

こんな方に読んでいただけるnoteとなっています。
僕自身の経験も踏まえて書いていきますので参考になれば幸いです。

市場選定

マーケティング施策の話に入る前に、自分が売りたい商品が日本の市場で需要があるのか?を調べないといけません。

例えば、「横幅100mのカーテン」「40cmのスニーカー」。どれだけ丁寧に良い製品を作ったとしても買い手がいなければ商売にならないという意味ですよね。

今回はマーケティング施策が本題なので、軽くだけ調べ方をまとめておきます。

①業界レポートや市場調査、官公庁から業界全体の市場規模の推定

最初に行うべきは、自分の商品が属する業界全体の市場規模を把握することです。これは、市場調査レポートや公的統計データ、業界の専門ニュースや公開されている企業の財務データなどを用いて行います。この調査を行うことで、事業のアッパーがわかります。自分がその事業を頑張っても需要がそもそも少ない商品を出しても意味がありません。必ず、最初に行うべきです!

具体的なサイトをいくつかピックアップしておきます。

法人企業統計調査・・・何がどれだけ作られているのか?売上・雇用など国が調べたデータがわかる。
e-Stat・・・社会・経済の統計データを見ることができる。
株式会社矢野経済研究所・・・業界全体の動向や市場規模、市場シェア、競争状況、市場の成長予測などに関する情報がわかる。有料。
市場規模マップ・・・各業界の市場規模を一目で知ることができる便利なツール。
株式会社インテージ・・・購買データを販売している会社

②ライバル商品の売上を推定

業界全体のマクロな情報を取得した後、実際に狙いを定めているライバル商品の売上を推定していきます。

モノが溢れるこの時代、自分が販売しようとしている商品の類似商品は必ずあります。その商品がいくら売れているのか調べましょう。

【ECサイトから調査】

Amazon・・・セラースプライト。Amazonでの検索ボリュームやライバル商品の売上などの情報をチェックできます。

ヤフーショッピング・・・オークファンプロ+。ヤフーショッピングの市場トレンド、市場規模、競合調査などが可能。

楽天・・・マークベンチNint

クラウドファンディングから調査する

【検索ボリュームから推定】

Google Keyword PlannerやSEMrush、Ahrefsといったツールを使用して、選んだキーワードの検索ボリューム(月間の検索数)を確認。

検索ボリュームで需要はある程度把握できますが、それだけで実際にそのキーワードからの売上や販売個数などのデータを計ることはできません。

検索ボリュームから、各サイトのインプレッションを測定して、さらにコンバージョンレートがわかれば、売上や販売個数のデータがわかります。

ただし、他社サイトのコンバージョンレートを正確に調べることはできないのでツールなどを使って大まかなデータを測定できます。

【その他】
・会社の決算情報
・自社商材の過去の販売データ
などからも調査できます。

特に小規模な立ち上げの際は広告費の採算を合わすために、モールでの販売からスタートすることが多いので、ECサイトから調査を開始することをおすすめします。

もちろん、商材によって何の施策が当たるかわからないので、様々な方向性で考えてみてほしいです。

③これから自分が売ろうとしている商材は勝負できるのか?

総代理店、D2Cとなってくると時間もコストもかかってくるので、最終のゴールから逆算して勝負するかの判断を必ずしてください。

中途半端に始めちゃうと、精神的にも時間・コスト的にもきつくなってきます。

①クラウドファンディングでリスクかけずに収益化する
②クラウドファンディング後、自社でtoCの販売はせずに卸のみ取引
③モールにコミットして、SEOを取り長期的に収益化する
④モールだけでなく、自社サイトやオフライン施策を絡めてブランドの価値を高めていく。
⑤全部やりこみまくって市場を取りに行く

ざっくり分けるとこの5つぐらいにステージは分けられるんじゃないかと思います。

ステージによって勝負するかしないかは分かれますが、そのステージのライバルとなる競合や市場規模を分析。自分の商品を比較して勝負できるかどうかを判断します。

では何を比較して決めるのか?

この4つで決まります。


【各ステージに応じた目標設定】--------------------------

①クラウドファンディングでリスクかけずに収益化する
この場合は、基本的に在庫リスクを抱えずに販売ができるので、今までに需要が少なかった商品でもリスクなくチャレンジがしやすいです。

・リスクを抱えずにクラウドファンディングで稼ぐ
・今後のテストマーケティングの一環でクラウドファンディングを使う
この2パターンで活用します。

クラウドファンディングで売上を伸ばすためには、商品力はもちろん大事ですが、他のモールよりもその重要度は低いです。

商品力があれば売れるというわけではなく、商品ページの内容、見せ方、写真が重要なモールになってきます。
更に期間限定でのローンチになるので、ライバルとリリース日が被らないことや、季節商品の場合はリリース日も売上に大きな影響を及ぼすので、タイミングがとても重要となります。

・クラウドファンディングで売れている商品を分析し、それ以上の性能がある場合
・まだ日本でリリースされていない画期的で面白い商品

の場合は、積極的に活用してもよい方法だと思います。

③モールにコミットして、SEOを取り長期的に収益化する
例えば、Amazonを中心に自分の商品をこれから売っていきたい場合、市場規模はAmazonのモールのみわかれば十分です。

まず、セラースプライトから、キーワードのボリュームを調べて市場規模を分析。そこからライバルとなる商品の売上規模を調査していきます。

市場規模をチェックして勝負したいと考えた場合は、他社商品の価格や商品力で勝てるのかを調べます。

・サイズ
・重さ
・速度
・耐久性
・デザイン
・消費電力
・素材

などですね。

ライバル商品のレビューを調べると、他社の問題点が浮き彫りになるので、それを解決できる商品を持っている場合は勝ち筋があります。

商品力以外の比較としては、「集客力、クリエイティブ」が挙げられます。
Amazonだと「カタログ」「商品紹介コンテンツ」の重要度がかなり高いので、適当なカタログでも売れているのであれば、自分の商品で最高なクリエイティブを作り上げることでライバルよりも勝てる要因になります。

そこに広告などのも絡んでくるのですが、商品力が勝てるのであれば基本勝負できるので僕なら参入します。もちろん、そこに広告の要素も絡んでくるのですが、市場が大きくなればなるほどAmazon内だけでなく、外部広告の重要度も上がってくるので一概に判断するのが難しくなります。

④モールだけでなく、自社サイトやオフライン施策を絡めてブランドの価値を高めていく。
⑤全部やりこみまくって市場を取りに行く

の場合は、あらゆるマーケティング施策を使って売り上げを上げていきます。

「クラウドファンディング「Amazon OEM」など、その手法だけで思考がストップしてしまっている方も多いと思いますが、そのほかの集客方法もたくさんありますので、後ほどご紹介していきます。

「市場選定」の章をまとめると、
・そもそもマーケティング施策以前に商品が良いか?
・そもそも需要がある市場かどうか?
この2点を知るために市場を分析していきます。

「市場選定」を行うことで、事業計画を立てることができます。
Makuakeのライバル商品はこのぐらい売れているから、自社は最低このぐらい売れるだろう。Amazon、楽天、ヤフーショッピングも同様。

事業計画は、実際の数字と乖離してしまうことは仕方がないですが、目標が明確に設定できなければ、何をゴールにして仕事をやっているのかわからなくなりますし、自信をもって事業を進めていくことはできなくなります。当然スピード感も落ちてしまいます。
必ず、最初にやっておくべきことです!



収益計算

次に、商品の分析ができて「この商品は勝負できる!」と思ったとしても、結局のところ利益がいくら残るのか「お金」の計算ができていないとお話になりません。

特に今回の本題である「集客施策(マーケティング)」にかけられる費用は、「仕入れ」「国際送料」「国内送料」「固定費」「販売手数料」の必ず必要となる費用を差し引いて残る利益から捻出していく必要があります。

広告費に使える予算が多ければ多いほど、できるマーケティング施策は増えていきます。もちろん、自分のお金も潤います。

もちろん、商材によって原価率や送料、固定費、最終の利益率は異なってきますが、広告費を抜いた利益率で20%以上は目指してください。

利益率が低いと、事業が想定通りに回らなかったときにすぐに赤字化してしまうのと、労力のわりに手残りが少なくて辞めたくなります。

総代理店、D2Cを始めるなら収益計算も必ず押さえてください。


集客施策(マーケティング施策)69選

ここからお待ちかね。物販はモール集客だけじゃない!いろいろな方法があるので、僕がやってきたやってきていない方法も含めてまとめてみました。
直接購入に繋がるような施策から、権威をつける、認知を拡大するための施策まで様々あります。予算やフェーズに合わせてやるべき施策は異なってきますのでご参考までに。

オンライン戦略

  1. Facebook広告: Facebookのユーザーが見ているニュースフィードやストーリーズに広告を表示します。利用者の興味や行動履歴に基づいてターゲティングが可能です。

  2. Instagram広告: Facebookの傘下にあるため、広告配信の仕組みはFacebookと似ています。ビジュアルに重きを置いたプラットフォームなので、美しい画像や動画を用いた広告が効果的です。

  3. LINE広告: メッセージアプリであるLINEは日本で非常に高い利用者数を誇ります。そのため、広告は高い到達率となります。ニュースフィードやタイムライン、メッセージ内に広告を表示することができます。

  4. Google広告: Google検索結果の上位に広告を表示することで、検索者に対して直接製品やサービスを提案します。また、Googleの広告ネットワークを通じて、他のウェブサイトやYouTubeにも広告を表示することができます。

  5. Yahoo広告:Yahoo検索結果の上位に広告を表示することで、検索者に対して直接製品やサービスを提案します。

  6. メルマガ・LINE CRM: 顧客や見込み顧客のメールアドレス、LINEを用いて、新製品の情報や限定オファー、ニュースレターなどを直接送信します。個々の顧客にパーソナライズされた情報を提供することで、高いコンバージョン率を期待できます。

  7. ソーシャルメディアインフルエンサー活用: フォロワーが多く、信頼性のあるインフルエンサーに製品を紹介してもらうことで、その信頼性と人気を利用した宣伝を行います。製品やブランドへの認知度を向上させ、新たな顧客を獲得します。

  8. YouTube広告: 動画広告は視覚的な情報を伝える上で非常に効果的です。YouTubeの広告は、視聴者の視覚と聴覚を同時に刺激し、強い印象を残します。

  9. TikTok広告: 若年層に非常に人気のあるSNSプラットフォームです。短い動画による広告はエンターテイメント性が高く、商品やブランドへの認知度を効果的に高めることができます。

  10. ECモール広告:Amazon、楽天、ヤフーショッピングなどのECモールでは、プラットフォーム内での広告表示サービスを提供しています。これらの広告は、ユーザーが商品を検索したり購入するプロセスの中で自然に表示され、製品の露出を大幅に向上させることができます。加えて、これらのプラットフォームは大量のユーザーデータを持っているため、広告のターゲティングも非常に精度が高いです。

  11. アフィリエイト: 他のウェブサイトやブログに商品リンクを掲載してもらうことで広告を行います。訪問者がリンクをクリックして商品を購入した場合、そのウェブサイトやブログのオーナーにコミッションを支払います。消費者は信頼する情報源からの推奨により、商品購入を決定することがよくあります。

  12. SEO対策: SEO(Search Engine Optimization)は、Googleなどの検索エンジンでウェブサイトが上位に表示されるようにする技術です。適切なキーワードの使用、高品質なコンテンツの提供、ウェブサイトの技術的な最適化などを通じて、検索結果の順位を上げることで、より多くの人々にウェブサイトを見てもらうことができます。

  13. コンテンツ: ブログ記事やYouTubeなど、ユーザーに有益な情報を提供することで、ブランドの信頼性と知名度を向上させる戦略です。これにより、潜在的な顧客が製品やサービスを探しているときに、あなたのブランドが最初に思い浮かぶようになります。

  14. レビューサイト活用: 消費者は購入前に製品やサービスのレビューを調べることが多いため、信頼性のあるレビューサイトに商品のレビューを掲載することは非常に有効です。良好なレビューは新たな顧客を引き付け、製品の信頼性を向上させます。

  15. プレスリリース: 新製品のリリースや重要な会社の更新など、メディアに向けた情報提供を行います。これにより、報道機関がその情報を取り上げ、広範な読者や視聴者に伝える可能性があります。

  16. リターゲティング: ユーザーが一度あなたのウェブサイトを訪れた後でも、そのユーザーに対して広告を再表示することで、商品に対する関心を再燃させ、購入を促すことができます。

  17. ライブストリーミング販売(ライブコマース): リアルタイムでの商品紹介やデモンストレーションを行い、視聴者に直接購入を促す新しい形のECです。視聴者との直接的なコミュニケーションを可能にし、質問への即時の回答や、商品の魅力をリアルタイムで伝えることができます。

  18. SNSでのハッシュタグキャンペーン: 特定のハッシュタグを使用して投稿してもらい、その投稿を共有することで、ブランドや製品の認知度を上げます。ユーザー自身が広告主となり、その投稿がさらに広がることで、大きな宣伝効果を得ることができます。

  19. ポッドキャスト広告: ポッドキャストのリスナーは一般的に、特定のトピックに対する深い関心を持つことが多いため、その興味に基づいた広告は非常に効果的です。広告はポッドキャストの中で直接読み上げられることが多く、リスナーに対する信頼感を保つことができます。

  20. チャットボット: AI技術を使用したチャットボットは、ユーザーの質問に24時間対応でき、即時の顧客サポートを提供することができます。さらに、ユーザーのニーズに合わせた商品やサービスを推奨することも可能です。

  21. UGC(User Generated Content)キャンペーン: ユーザーが作成したコンテンツを活用するキャンペーンです。商品を使った写真やビデオを共有してもらうことで、コミュニティを形成し、ブランドの信頼性を高めます。

  22. ゲーミフィケーション: ゲームの要素をマーケティングに取り入れ、ユーザーのエンゲージメントを高めます。例えば、ポイントシステムやリーダーボード、バッジなどを利用することがあります。

  23. スポンサードコンテンツ: あなたの商品やブランドに関連する情報を提供するために、他のウェブサイトやブログでコンテンツをスポンサーします。この方法で、新しい視聴者にブランドを紹介することができます。

  24. モバイルアプリ広告: ユーザーが頻繁に使用するモバイルアプリ内で広告を表示します。このような広告は、ユーザーがアプリを使用している間に自然に視覚的な注意を引くことができます。

  25. オンラインコミュニティの形成: ブランドや製品を愛する人々のためのオンラインコミュニティを作成します。コミュニティメンバーはブランドに対する深い関与を持ち、新製品の発表やフィードバックの提供など、ブランドとの継続的な対話を可能にします。

オフライン戦略

  1. チラシ: 店舗周辺の家庭や特定のイベント会場などに配布します。相場は印刷・デザイン費用や配布費用などで変動しますが、数十円から数百円程度/枚と考えてください。

  2. 看板広告: 店舗の外観や通り沿い、商業施設内などに設置します。設置費用や維持費用は場所や看板のサイズによります。

  3. 新聞広告: 地方新聞や全国紙などに広告を掲載します。相場は広告の大きさ、色数、新聞の発行部数などによりますが、数万円から数百万円となります。

  4. テレビ広告: 地方局や全国ネットワークを通じて広告を放送します。制作費用や放映時間、地域によりますが、数十万円から数億円までとなります。

  5. ラジオ広告: 地方局や全国ネットワークを通じて広告を放送します。制作費用や放映時間、地域によりますが、数万円から数千万円までとなります。

  6. 雑誌広告: 一般消費者向けや業界専門の雑誌に広告を掲載します。相場は広告の大きさ、色数、雑誌の発行部数などによりますが、数十万円から数百万円となります。

  7. バス広告: バスの車体に広告を掲示します。一般的には月単位で費用が発生し、数十万円から数百万円となります。

  8. タクシー広告: タクシーの車体や車内に広告を掲示します。一般的には月単位で費用が発生し、数十万円から数百万円となります。

  9. 駅広告: 鉄道の駅内、ホーム、車内などに広告を掲示します。掲示場所や広告の大きさ、掲示期間によりますが、数十万円から数千万円となります。

  10. 地元イベントへの出店:地元のフェアや市場、祭りなどにブースを出し、商品を展示・販売します。出店費用はイベントの規模やブースのサイズによりますが、数万円から数十万円程度となることが多いです。

  11. 協賛: 他の企業や団体が開催するイベントにスポンサーとして参加し、商品やブランドの露出を高めます。スポンサーシップ費用はイベントの規模や露出の度合いによりますが、数十万円から数百万円となります。

  12. ポップアップストア: 一定期間限定で店舗を開設し、新商品の紹介や特定のキャンペーンを行います。

  13. コラボレーション: 他のブランドやアーティストと共同で商品を作り、それぞれのファンベースを活用します。

  14. ワークショップ: 商品に関連するワークショップやセミナーを開催し、参加者に商品の魅力を体験してもらいます。

  15. ホテルや旅館との提携:高級ホテルや旅館と提携し、商品を客室に置いたり、アメニティとして提供します。

  16. 映画やドラマとのプロダクトプレイスメント:映画やテレビドラマに商品を登場させ、視聴者に商品をアピールします。

  17. 学校や教育機関との提携:学校や教育機関と提携し、商品を教材として使用します。

  18. 空港広告:出発ロビーや到着ホール、ゲート前など空港内に広告を掲示します。広告費は場所や大きさによりますが、数十万円から数百万円程度となります。

  19. モールやショッピングセンター広告:大型商業施設内に広告を掲示します。

  20. ガソリンスタンド広告:ガソリンスタンドのポンプ周りや店内に広告を掲示します

  21. エレベーター広告:オフィスビルやショッピングモールなどのエレベーター内部に広告を掲示します。人々がエレベーターに閉じ込められている時間を利用して広告を見せることができます。

  22. 地元のラジオスポンサーシップ:地元のラジオ番組に広告を出すか、あるいは番組をスポンサードします。料金はラジオ局や放送時間帯によりますが、一般的には数万円から数十万円程度です。

  23. 小売店との共同プロモーション:他の小売店や企業と協力し、共同でプロモーションを行います。例えば、他の企業の商品を購入すると自社の商品が割引になるといった形です。

  24. 自動車ディーラーとの提携:自動車ディーラーと提携し、新車購入者へのギフトとして商品を提供したり、ディーラーショップでの販売を行います。

  25. 舞台やコンサートとの提携:ライブイベントやショーのスポンサーになるか、会場で商品を販売します。

  26. マッチングギフト:企業が従業員の慈善活動や寄付を支援するプログラムで、企業の社会的なイメージ向上につながります。

  27. 慈善イベントのスポンサー:チャリティーイベントや公共のイベントにスポンサーとして名を連ね、ブランドの認知度を上げます。

  28. 大学や研究機関との提携:研究プロジェクトやキャンパス内イベントに協力し、商品やブランドの露出を増やします。

  29. 地域振興協力:地域の祭りやイベントを支援したり、地域特産品の開発に協力します。

  30. ふるさと納税:ふるさと納税の返礼品として商品を提供します。

  31. 郵便局のポスター:郵便局内に広告を掲示します。

  32. 官民連携:地方自治体や公共機関と協力して、地域に対するサービスや商品を提供します。

  33. 卸売:小売業者へ大量に販売する。

  34. カタログ販売:商品カタログを配布し、注文を受け付ける。

  35. テレビショッピング:テレビ番組を通じて商品を紹介し、電話やインターネットで注文を受け付ける。

  36. 自動販売機:自動販売機を設置して販売。

  37. ビューティーサロン/スパでの販売:ビューティーサロンやスパで商品を販売。

  38. 訪問販売:顧客の自宅や職場を訪問し、商品を直接紹介・販売。

  39. 業界専門の見本市やトレードショー:商品を展示し、その場で注文を受け付ける。

  40. 空港やホテルのショップでの販売:観光客や出張者をターゲットにした販売。

  41. バラマキ(サンプリング):無料サンプルを配布し、後で購入を促す。

  42. レストランやカフェでの販売:飲食店と提携して商品を販売。

  43. コンビニエンスストアでの販売:大手コンビニエンスストアチェーンと提携して商品を置く。

  44. レンタル:商品を一定期間貸し出す。

販売初期段階で費用対効果が高いマーケティング施策

先ほどはざっと考えられるだけの方法をピックアップしてきましたが、具体的に初期段階の予算が限られたフェーズでどんなことをやっていくべきか?まとめてみました。

①ECモールでの販売

なんだかんだ言って、ECモールでの販売は費用対効果を合わせやすいです。
クラウドファンディング(Makuake、グリーンファンディング)、Amazonでの販売は単品商品だけでも売上を伸ばしやすいですし、ショップを強くできる場合は楽天、ヤフーショッピングに視野を広げてるのも1つです。

②自社サイトでの販売

モール以外での集客を視野に入れている場合は、自社サイトで販売できる体制を整えることは必須です。自社サイトの構築は小規模であればshopify、中規模以上はshopifyかECフォースを使われている方が多い印象です。オンラインのマーケティング施策であるSNS広告、リスティング広告、ディスプレイ広告、商品にまつわるコンテンツ強化なども、自社サイトへ誘導して購入を促進していきます。オフライン施策であるチラシや公共機関、テレアポ営業なども自社サイトに誘導して販促する流れが基本です。

自社サイトの販売は、基本的にmeta広告(Facebook、Instagram広告)、リスティング広告当たりがまだ採算は取りやすいので、まずはそこから始めるべきです。その後、LPの改善や、カート周りの改善、LINE・メルマガなどの改善、記事LPなどの追加などに取り掛かりながら修正していきます。他のweb集客に関しては一旦後回しでよいでしょう。
もちろん、商材によって相性が良い集客方法は異なります。

③卸売

ロットで注文してくれる卸先を見つけられると労力がかからずに売上が上がります。お得意先を見つけられるとかなりありがたい商売になるので、視野に入れておきましょう。

  1. 小売店:衣料品店、雑貨店、書店、家電量販店など、最終的な消費者に商品を販売する店舗です。

  2. 飲食店:レストラン、カフェ、ファーストフード店など、飲食物を提供する店舗です。

  3. オンラインストア:Amazon、Rakuten、Zozotownなど、インターネット上で商品を販売する店舗です。

  4. スーパーマーケット:食料品から日用品まで幅広い商品を取り扱う大型店舗です。

  5. ドラッグストア:薬品や健康関連商品を主に販売する店舗です。

  6. コンビニエンスストア:24時間営業の小売店で、飲食物から日用品まで取り扱います。

  7. ディスカウントストア:安価で大量の商品を提供する大型店舗です。

  8. 専門店:特定のジャンルの商品を販売する店舗です。例えば、ギター専門店、パソコン専門店など。

  9. 百貨店:高級品から日用品まで多種多様な商品を取り扱う大型店舗です。

  10. ホテルや旅館:客室の備品や飲食サービスで使用する商品を提供します。

  11. 自動販売機オペレーター:自動販売機に商品を補充する業者です。

  12. 企業(B2B):事務用品や工業製品など、ビジネスで使用する商品を提供します。

  13. 教育機関:学校や研究所などに教材や研究用品を提供します。

  14. 病院や医療機関:医療用品や薬品を提供します。

  15. 公共機関:政府や地方自治体など公共機関に供給します。

とは言っても卸先を見つけて契約までもっていくのはそう簡単ではないと思われるでしょう。その為、卸先と契約するための具体的な手段も添えておきます。

①卸したい企業や機関に直接営業に行く
メールや電話でアポを取って、プレゼンしに行く方法です。アウトバウンドでの営業になるので、後ほど解説する掛け率は悪くなる可能性が高いです。どんな商売でも最初は泥臭く。知り合いにお願いしてでもたくさん買ってくれる業者に繋いでもらうのも1つです。

②クラウドファンディングで認知を集める
クラウドファンディングは在庫を抱えずに最初の売上を作れる有効な手段であることは間違いないですが、並行して早々に卸先と契約ができる可能性が高い方法とも言えます。通常、卸先も売れる良い商品でなければ扱いたくないので、そう簡単にどこの馬の骨かわからない商品をPRしても扱ってくれません。しかし、クラウドファンディングを実施することで、商品の説明をページ上で行うことができ、支援実績を卸先に数字として共有することができます。

③展示会に出展する
僕自身はクラウドファンディングで出店した商品を展示会に出したことが複数回ありますが、いきなり展示会に出した無名の商品でも契約することは可能です。
展示会も色々な種類があり、狙っているターゲットに合わせた展示会へ出店することがおすすめです。ただし、費用も最低30~50万円以上はかかるので立ち上げ初期段階での施策というよりも、クラウドファンディング後・ECで軌道に乗り出したタイミング、完全にtoB向けの商材、であればオススメかなと思います。


売上が伸びてきたら視野に入れるべき施策

次に、直接すぐに売上UPには繋がりにくいけど長期的に費用対効果が良い施策をまとめてみました。予算が合えば最初から取り入れても良いと思います。

①SNSアカウントの運用

商材によって異なりますが、SNSとの相性が良い商品は広告よりも費用対効果が高く集客ができます。また、資産にもなりますので早めに構築を進めるのも1つです。

②webコンテンツの制作

例えば、「調味料」を販売している場合は、その調味料を使った料理コンテンツを大量に作ってアクセスがたくさん集まるようにする。
「Tシャツ」を販売している場合は、SNSも絡めてインフルエンサーに着こなし術などをインタビューしブログ化する。など。

③TVや雑誌を絡めた宣伝

an・anで紹介された。ZiP!で紹介された。この文言があるだけで購入率は確実に高くなります。いわゆる「権威」ですね。
直接「購入」には繋がりにくいですが、予算に余裕があれば権威を作るために投資しても良いです。
化粧品なんかは権威の塊みたいなもので、「No.1」の表現だったり、湯名人の起用、雑誌の掲載などを予算かけて入れまくってます。

④卸先の強化

このフェーズまできたら安定して注文してくれる卸先を必ず見つけたいところです。企業だけでなく、教育機関・病院や医療機関・公共機関などへの販売もできますので、商材によってはそちらへ注力しても良いと思います。

⑤インフルエンサー周りの強化

最近はSNSからの商品購入も多いので、インフルエンサーをたくさん使ってInstagram・YouTubeの検索結果を自社商品だらけにするマーケティング施策も増えています。

⑦アフィリエイターと連携

web広告回りも自分たちだけで賄いきれないので、予算が合えばASPなど通してアフィリエイターに商品を販売してもらうこともおすすめです。アドアフィ勢は広告のスペシャリストなのでうまく連携できるとwebの売上を拡大することができます。

商材によって適切なマーケティング施策は異なりますが、これらは売上に直結する施策の例になりますので自社商品の販売の参考になれば幸いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
輸入代理店・D2Cなどの自社商品の販売に苦戦されている方、これから取り組んでいきたい方の参考になれば幸いです。
様々なマーケティング施策「打ち手」がありますので、ご自身の商品だったらこんなことができるんじゃないの?とアイデアを張り巡らせてみてください。

僕個人としては、クラウドファンディングを十数回、一般販売として4商品ほど運営しておりますが、他社が簡単にマネできないようなポイントがある商品であるかどうか?収益化まで早いかどうか?を意識して運営しています。

他社が簡単にマネできないようなポイントがある商品であるかどうか?に関しては、最初から取引先がある、絶対的な商品力、価格、広告戦略などの知識、例えば自治体連携などのオフライン施策がある、MOQが低いなど優位に立てるポイントがある場合です。

また、ECモールだけの販売だけでなく市場を取りに行きたいと考える場合は、その市場が今後伸びるかどうか?も非常に重要な観点になります。

なぜなら、自分自社商品の売上拡大はもちろんですが、事業を伸ばしたのちにバイアウト(M&A)も視野に入れていきたいと思ったときに、バリュエーションが付きやすいのはこれから伸びる市場です。

年間の利益の3倍~4倍ぐらいでの取引が多いですが、2.3.4倍で価格が全然変わってきますので、是非長期的な視野で考えて伸ばせる商品を扱うと楽しいと思います。

最後に

今まで僕は「転売」を中心にした物販から事業を拡大してきました。
しかし、約2年前からクラウドファンディングに出会い、自分の商品を販売する方向性へ事業をシフトしていきました。

2年かけて色々試行錯誤を重ねてやっと売上も順調に伸ばしていけるようになり、オンライン・オフライン含めて売上を作れるようになってきました。

僕と同じく、脱転売として自分の商品を販売していきたいという方がたくさんいらっしゃると思います。
そんな方にこのnoteを参考にしてほしいというのと、

僕自身、Twitterもアカウントを作ったばかりで、Twitterにいる実力者さんの知り合いもあまりいないので、このnoteをきっかけにお知り合いになれたらいいなと思っています。

この2つの理由で、もしこのnoteを参考にして頂けた皆さんは「僕のTwitterのアカウントを伸ばすご協力」をして頂けると嬉しいです。


①Twitterで「てに」フォロー

②このnoteの公開ツイートに「いいね」

③てにのLINEにメッセージ





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