おにぎり

公立高校の教員(地理歴史科・公民科)です。 これだけ社会が変わって行くなかで、教育の在…

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公立高校の教員(地理歴史科・公民科)です。 これだけ社会が変わって行くなかで、教育の在り方がこれでいいのか、危機感を抱いています。 何かを変えたい、変えなきゃまずい、と思いながら、日々過ごしています。 学校の働き方改革とか、新しい授業スタイルとか、けっこう興味あります。

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    読んだ本を簡単に要約している記事です。ざっと見返す時にたまに見ます。

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この経験を社会へと還元したい

人は、課題意識を持った時から、そのことは目に入りやすい訳で。 最近は、育休の記事を読む機会が増えています。 公務員なので、産後パパ育休は取れなかったけど、産後に家族と一緒に過ごすことができて、本当に幸せです。 この経験を、今後立場が変わり、後輩たちに伝えていけば、Well-being な職場づくりに貢献できる気がします。 私もそうであるように、男性が中長期で育休を取得するにはまだまだ時間がかかりそう。 だからこそ、私は育休明けから、職員室や教室で声高らかに訴えていきたい。

    • 学校をカイゼン!

      「学校と民間は違うんだ」「我々の仕事は効率だけでは測れない」なんて言葉が教育関係者の中から聞こえそう。 個人的には大歓迎な取組です。こないだ書いたように、子どもは商品ですから。 一方で、トヨタ生産方式そのものが、どこまで学校に転用できるのか、少し疑問に思う。 確かに、「カイゼン」は重要。どの学校にも必要。外部の人が入り、無駄を炙り出すのも必要。 でも、「ジャストインタイムとか、どうなるの?」と思ったんです。まあ、ここから宗像市がどのような成果を出すのか注目しています。

      • テクノロジーは学校を変える可能性を秘めているし、実際に変えられる

        アプリを用いることで、PTA活動が円滑に。 そして、スクールサポーターが、学校にどんどん入ることができている。 これって最高じゃないかと思うんです。 何かしたい保護者が、無駄な障害を感じること無く学校につながるシステム。 しかも、このアプリは、他の用途にも使えそう。 こうやって、テクノロジーが社会をよりよくしていくんですね!

        • 古賀で働いてみたいって思える取組に出会えた

          夏休みが短くなることに一瞬「ん?」と思った。でも、きちんと筋が通ったことをやっているなと。 「そんな状態で翌朝、笑顔で教壇に立てるのか」 ほんと、その通りです。自分に言い聞かせ続けたい。 仕事時間の多さを誇っても何もならない。それよりも、質の高いサービスを提供することにフォーカスする。 「教員にゆとりがあれば、子どもへの教育効果が上がる。仮説だが、学校がストレスのない場所になれば、不登校もゼロに近付けられるのではないか」 ゆとりが持てれば、明るい職員室になる。 ゆとりが持

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          修学旅行、必要か?

          修学旅行という業務。 生徒として参加するのと教員として 引率するのでは、全く見える世界が違います。 まず、準備段階で会議が多い。 緊急時の対応もある。(そういえば、行方不明になった生徒もいました。後から合流できましたが、相当焦った) 記事にあるように、金銭的な負担もある。(宿泊代とかは出ますが、必ず手出しもある。) ふと、思ったんです。 なんで修学旅行って必要なんですかね? 特に必要ないんじゃないですか。 実際に高校生の様子見ても、修学しているような雰囲気じゃないですよね

          修学旅行、必要か?

          休むことに慣れていいのか。いや、いいだろう。

          一昔前なら、家族と旅行に行くために学校を休もうとする生徒がいたら、学年会総出で指導をしていました。 当時は、それが当たり前のことだったので、特に疑問に思うことはありませんでした。 時代が変わると、価値観も変わるものです。そのうち、「皆勤賞」なんて言葉も無くなるかも知れません。(個人的には、早く無くしてしまえばいいのにと思ってます) では、職員室の皆さんはこの制度をどう捉えているか? 正直に言うと、この制度の存在すら知らない先生もまだ多い。この制度に関する対話をしている雰囲

          休むことに慣れていいのか。いや、いいだろう。

          情報の秘匿はできない!

          うらやましい。うらやましすぎる。 この自治体で働きたいし、保護者となりたい。 教員目線で考えると、保護者へダイレクトに情報提供できる仕組みが嬉しい。LINEに紐付けて、通知がいくようになれば、まず間違いなく保護者に情報が伝わる。 今までは、生徒を介して「伝える」だけだったが、このアプリでは「伝わる」ことが増えるだろう。 情報を秘匿してきた一部の生徒からすれば死活問題かもしれないが、ここは涙をのんでもらおう。 保護者目線で考えると、安心感が増すだろう。わがやでも愚息が今年か

          情報の秘匿はできない!

          会議無くしてみた

          初任校での話し。 初めての修学旅行を前に、学年会の頻度は否応なしに上がっていきました。 話す内容は多岐にわたります。 各行程のこと、部屋割り、持ち物、何あった時の体制、いろいろです。 度重なる会議にあきあきしながらも、「何かあったらいけないから、丁寧に!」と自分に言い聞かせ、会議に出ることを頑張りました。 そして、ほぼすべての準備が終わり、会議も佳境に。そんな中、仕上げの会議の内容に衝撃を受けました。 、、、、三泊四日を全てシュミレーションするんです。。。。 さすがに、「

          会議無くしてみた

          プール、必要?

          学校ではなく、校外でプール授業。 そもそも、プール授業って何で必須なの?しなきゃいけないの? 実際に、廃止している自治体もあるみたいです。 論文もありました。 先日の高知の事故をきっかけに、色々見直しがあろうかと思います。 個人的には、指導する先生方の専門性も考慮すると、体育の授業でプールを実施するのは、厳しいかなぁと思います。

          プール、必要?

          人間、諦めが肝心

          昨日に続き、本で知ったことを。 パレートの法則は知ってましたけど、人間関係にも当てはめるとは。 確かに、万人に愛されることなんてできません。好感度の高いタレントだってアンチはいます。割りきって人間関係を捉えることで、不用な悩みが減っていけば、本当に大切にすべきところに注力できますよね。 とはいえ、「何とか好かれたい」と思ってしまうこともある私は、わがままなのかなぁー。

          人間、諦めが肝心

          偶然を計画的に設計する

          スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が唱えた理論を、初めて知りました。 「キャリアの8割は予測しない偶発的な事によって決定される」という説から、その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていく考え方だそうです。 偶然を計画的に設計するって、可能なのか分かりません。そういえば、大学の時に甲子園に出た先輩から、「棚からぼたもちと言うけど、あれは単なる偶然じゃない。だって、棚の下にいるからぼたもちがGETできるわけだから。つまり、日頃からぼーっとしていて

          偶然を計画的に設計する

          「辞めたい」減らし「やりたい」増やすために何ができるのか

          せっかくなろうと思って入った職場を1年でやめる 若手の気持ちを考えると この状況は看過できません。一年前の記事なので、状況は改善されている 願っています。 ふと、自分の鞄に目をやると、袋に入った書類が。人の心配もいいけど、自分も大切にしよう。

          「辞めたい」減らし「やりたい」増やすために何ができるのか

          誰が幸せになる制度なの?

          かつて、野球部の監督をしていた頃は、休みは年間で50日程度でした。(テスト週間、お盆、年末年始) 独身だったし、監督したくてなっていたし、子どもも頑張るし、保護者も喜ぶし、特に困っている人はいなかったかなと思います。 でも、いつの間にか、休養日が必須となり、「ブラック認定」を受けてからは、悪者かのごとく扱われてしまっています。 確かに、やりすぎはよくないですし、働き方改革を進めていく上で、勤務時間の短縮は必須なのは分かります。もし仮に、昔と同じ熱量で部活を指導してほしいと

          誰が幸せになる制度なの?

          学校が元気にならないと!

          当たり前といえば当たり前のことなのですがね。 若手は離職する。 志願者は増えない。 仕事は減らない。休む人は増える。 そうすれば当然、数は不足する。小学生でもわかる理屈です。 現在行っている、採用試験の見直し(大学三年生から受験とか時期の前倒し)で、果たして変わるのか? もっと、根本的な何かを変えていかないといけないのではないか?では、それは何なのか? 20年後 30年後の学校現場がどうなっているのか不安でしょうがないです。 先生たちに元気が無ければ、子どもたちも元気が

          学校が元気にならないと!

          小1の息子に育休取得を勧めた

          豊島区の調査を基にした記事を見つけました。 私も、今回の育休を契機に、家事に向き合うことができました。そして、これまでの自分が「家事してる風」だったことを痛感するとともに、反省しました。 本来であれば、家族全員で担うべきことを、どこか妻に甘えていた。そんな自分に気づけました。ありがたかったです。そして、息子にも「絶対に育休とった方がいいよ!」と力説。呆気に取られてました。(笑) やはり、経験に勝る知識はありません。 これからも、積極的に物事に挑戦し、自らの 視野を広げ 新

          小1の息子に育休取得を勧めた

          Time is more precious than money 💰 <🕑️

          残業している自分に酔ってしまい、あたかも仕事をしているかの錯覚を抱いたこと、ありませんか? 私も若い頃は、残業していることに満足して、業務内容の見直しはしていませんでした。 でも、本質的なことが何かを見定めて、余った時間で人間としての幅を広げる活動ができれば、結果として仕事にもいい影響が与えられる。 育休明けの定時退校、三日目の今日も頑張ります!

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