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親が完璧じゃないことを隠さない利点、学歴信仰社会について

へんてこ我が子達三人は、
今の時代に少ないタイプの性格で、

立ち直りがはやい
楽観的、前向き
できなくても気にしない
根拠ない自信がある
プライドは最低限
まわりの目は全く気にならない


のような特徴があります。

私はバカ正直で、特に家族には嘘をつく必要がないので、一切嘘を付きません。
というか嘘をつけないし、言いたいことを我慢できないのです。
家の外では年を重ねるごとに色んな人間関係を経験し、
それなりに本音と建前を使い分け、時には表面上嘘をつく対処も覚えましたが…

こんな性格なので、育児のハウツー本やらテクニック、ノウハウなどによく書いてある、
こうすれば子供の問題は解決する方法みたいなことが
全くできませんでした。
正確にいうと、一回か二回は頑張ってやってみるんですけど、
私が我慢して子供にあれこれ一回や二回したって
子供の問題なんて全く解決しないので、
短期な私の我慢の限界がすぐにきて、
腹がたっては子供に怒り狂うことを繰り返してきました。
当時はその度落ち込み、まわりに相談すると
余計説教され、さらに落ち込むようなこともありました。

セカオワのhabit、育児する中でママさんたちにめっちゃ感じましたね!

隠キャ陽キャ? 君らは分類しないとどうにも落ち着かない 気付かない本能の外側を 覗いていかない? 

ほんとこれ。
ママさんたちは分類好きだよねぇ、で、答えは一つ、これだと決まってる。
常識やら育児論やら法律など、自分自身の外側を盾にして、正論を話す。
多分、自分の内側が空っぽなんだろうなぁと今なら分かるけど。
人間関係は、
心の根っこが大事なのにそこが空っぽだったら、
子供とのコミュニケーションなんかはかれるわけないのに。

子供とはこういうもの、だから大人はこうしなければならない。
でも子供はそんな簡単に変わらない。
だから問題ある子供は基本的に生まれつきの発達障害で、問題に至った生育環境の過程は問題にしても仕方がない。
母親である私は頑張ってる。
どうかこれ以上責めないでね。

私が20年近く育児してきた中で、一般的な大多数のママさん方は
上記のような考え方を
本音の部分でしているんじゃないかなぁと感じます。
もちろん今診断されてる中のごく少数、生まれつきの発達障害の人達もおられるとは思います。
その方については、上記のようには思いません。
我が子たちも診断されていないだけで、発達障害要素はかなりあります。
しかし、成長とともに我が子達はその子なりに社会適応してきているのですよ。
だからあなたのお子さんが、
成長とともに社会不適応起こしているなら、
それはまず、自分の育児が間違っていたことと向き合わないといけません。
もちろんそこで終わりではなく、具体的に育児を変えていかなければ何も変わりません。
無理なら誰かに助けを求めないと。
責められるのは仕方ありません。
その覚悟がないと、問題児の育児は不可能です。
私も、責められる覚悟を引き受けています。
責められたら、淡々と謝ればいいのです。
相手を嫌な気持ちにさせたことを。
そして、子供によくよく言い聞かせますが、
すぐに言うこと聞く頭のいい子ではないので
また迷惑かけるかもしれません。
と話すのです。
決して二度と迷惑かけません、などという嘘をついてはいけません笑

不快に思われる方が多いのは分かっています。
しかし、リアルでこんなこと話せる場が皆無です。
愚痴らせてください、ネット上では私のような少数派もいるかもしれない。
そして、誰かの新しい視点の気づきを与えられるかもしれない。
そんな気持ちで書いてます。

私は子供の問題を解決する方法など、後にならないと分からないものだと考えます。
ドラマやアニメや小説も、伏線がありますよね。
物語の最後の方で、一気に伏線回収されますよね。

人生自体が物語だし、育児も同じです。
あのときのあれはこういうことだったんだなと、
振り返ってはじめて分かるものです。

育児の解決方法も、今振り返ると説明そのものは理に叶ってはいるし、私も自然に実践したこともあったけど、
目の前の子供の状態を見て
対応は臨機応変に変えないと
逆効果になることも多くあります。
そういう意味で後にならないと、本当の意味で附に落ちることはないし、
中途半端に何の考えもなしに表面的にやるだけだと
子供にとっては害悪でしかない場合も多いと感じます。
一番大切なのは、目の前の子供と向き合うことです。
そこに正解不正解はなく、論理的に世間から責められることもたくさんあると思います。
しかし綺麗事抜きで話すと、
本気で人間同士向き合うということは、
最終的には
論理をこえた魂同士のぶつかり合いとなるのだと思います。
私はたまたま嘘をつけない性格だったので、
子供達と自然に魂同士のぶつかり合いも経験し、
今のところ何とか、子供達三人とも
致命的な問題にはならずにいます。


大人の俺が言っちゃいけない事言っちゃうけど 説教するってぶっちゃけ快楽 酒の肴にすりゃもう傑作 でもって君も進むキッカケになりゃ

そりゃそれでWin-Winじゃん? こりゃこれで残念じゃん そもそもそれって君次第だし その後なんか俺興味ないわけ 

これもめっちゃ分かりますね。
クソバイスと我が家では話のネタにしてますが笑
どこにでもいますね、説教してくる人。
子供の人間関係同士でもいるようです。
性格悪っの一言で、娘は話終わらせてるそうですけども。
よく見てください。
その人の話やまわりの人間関係を。
本人は必死に隠すかもしれませんが、大概こういうことを言ってくる人達は
あまり幸せではありません。
幸せな人はそのような説教をする必要がありませんから。
そして、年々このような人達が増えていると感じます。
日本自体が貧困化し、人間関係が希薄になってるからですね。

まわりに流されず、
私自身いいところも悪いところも家族には偽らず、
子供と魂同士のぶつかり合いもして、
人間らしく生きてきたことで、
子供達は皆、私のことを
お母さんは毎日好きなこと言って好きなことばかりして、幸せに生きていると言います。


そして、子供達もそれぞれもう少しまわりに気を遣えばいいのにと思うほど、
まわりに何を言われようがはねのけて、
好き勝手に生き生きと毎日過ごしています。

好きなことも見つけて、
嫌なことは最低限して、
誰かに嫌なことされたらやり返すか、
無視するか、
面白い返しで場を和ませてしまう、
臨機応変に対応を変え、
今を精一杯生きています。

あ、やり返すということですが、
一般的にはダメだと言われると思いますが、
お互い様だと個人的には思うし、
子供を叱りはしますが気持ちは分かるし、
世の中綺麗事でまわらないことも多くあります。
私は問題児の問題母なので、
深刻に考えてません。
極端になると、一発殴られたら何倍も殴り返したらいいのかという話になりますが、
時と場合によってはそれもありだと私は思います。
賛否両論なのは百も承知。
もちろん、大人として子供を叱ることはしますが、
今のところ、我が子たちはそんな大ケガに
繋がる問題は
引き起こしたことはありません。
末っ子が上級生の危険な真似をして、
腕骨折したことはありましたが笑
末っ子が悪いのだと、まわりからは自業自得だ言われてましたけどね汗
だからといって、仲間はずれとかはないのです。
それが本来の子供集団です。

大半の賢い人達は今を犠牲にして未来のために努力します。
天才は別。
逆説的に考えると、我が子たちは今を生きているから、勉強嫌いなのかもしれないと思います。
そして、今を精一杯生きている我が子達を見ている限り、
不思議と問題が起こっても
のらりくらりと乗り越えていけるもののようです。

世界一格差の低い日本で、
誰が学歴信仰社会を作り上げたのでしょうか。
教育産業?
もしかして官僚のお偉いさんの天下り先、私立大学だったりしますか?

AIでホワイトカラーがたくさん淘汰されていく予想がされています。
十年前は単純労働が淘汰されると言われていましたね。
私はシンギュラリティはこない派です。
私の未来の予想は、
ごく少数の優秀な人達がAIを使いこなしたり、研究開発し、
他の大多数の人達は現場労働となるのだと思っています。
それが自然です。
大学は本当に優秀な人か、本気で学問を極めたい人だけがいくようになると思います。
まだまだ先の話だとは思いますが。

相当優秀な人でない限り、大学進学の
コストパフォーマンスは低いと思います。
大学数が増え、少子化がすすんでいることを
素直に考えれば、誰でも分かりそうなものですが。

大学進学はお金だけではない、子供にできることの一つが教育だという人がいたら、
子供がニートになっても同じことが言えるでしょうか。
子供がニートになっても大学にいかせてよかったと言える人は、
本当に子供のために大学進学をさせたと言えるのだと思います。

私はコスパの悪い大学進学、勉強嫌いの子供達にいかせるつもりは一切ありません。
それよりは少しでもはやく、社会の役に立つ自立した人になり、税金を納めてほしいと思います。

ちなみに最後、私が学歴信仰社会について
色んなことを調べたデータをもとにしたメモを共有します。

⚪同年齢200人中、新卒3年以上同じ会社で働いているのは84人、生涯平均年収学歴別の条件に当てはまるのは84人、大卒42:専門25:高卒17
⚪高卒大企業は大卒上位3割から5割に入る→12~20位、高卒中企業は大卒4割から6割近辺→17位→26位、高卒大手200人中10%、高卒中企業30%以内
⚪同学年100人中、大卒56人、高専専門短大卒17人、高卒17人、残り10人不明
⚪大卒中退4人、高専専門短大中退2人、大卒大手10人、大卒就職65%約27人、そのうち非正規3人→24人、高専専門短大就職率70%約10人高卒就職率90%16人、3年以内離職率大卒7人→17人、高専専門短大6人→4人、高卒7人→10人

⚪学歴別生涯平均年収対象者は同学年100人中31人

これ、データの本来の意味ないですよね。
結局新卒就職後、3割以内の人達の中での学歴生涯年収を比べているというデータだから。
大学別平均年収など見ても、本当に学歴のわりにかなり低いと私は感じました。
結局MARCHといわれる学歴でも上位2割くらいしか、大企業にはいけないようですし、
大企業でも飲食や不動産などは向き不向きがはっきりしていますし、はじめ多めにとったりもしますよね。
ちなみにフリーランスといわれる人達の平均年収は300万円台でした。

他にも色々ありますが、大学進学する理由によく上げられる学歴別生涯年収データのカラクリについてのメモです。
もしご興味ある方は参考に。
ちょっと数字を分かりやすく、上下しているところはあります。

新卒後離職した後、条件悪くなる転職が多いのは
皆さんも体感として分かるでしょう。
年を重ねるにつれ、学歴より経験値が重要視されることも。
奨学金返済も大変です。

今の日本を変えれるとしたら、
皆さん一人一人が政府のいうことを信頼せず、
自らの内側の感覚にのっとって、
人生の全てを決めることです。
昔とは何もかもが違いますから。

世の中ほとんどがまやかし、幻想です。
コロナ騒動で嫌というほど、私はそれを見てきました。















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