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コミュニティが生み出す成功のきっかけとは

「子どもと大人が夢を共有できる場所」というテーマをもとに地域コミュニティづくりをしています。その進みは、牛歩のごとく。ただ、決して立ち止まることなく進んでおります。

先日は、拠点となる予定の「子どもとカフェ」の新メニュー試作会が行われました。

子どもたちが生き生きと活動する姿を眺めていて、改めて「コミュニティの価値」に気づいたので、ここに書き留めておきます。

▼なぜ、コミュニティが「成功」のきっかけとなるのか

子どもたちの姿を見ていて「なるほど!」と一人静かに納得したことは、

「コミュニティの価値のひとつは会話である!」

ということ。

あたりまえなのですが、人間が集まってコミュニティを形成し、活動を共にすれば必然的に「会話」が生まれます。

子どもが何を考え、どう思っているのかを知るには、「会話」をしなければ始まらない訳です。

ということは、子ともたちがコミュニティに参加して地域の大人と何気なく会話するということは、間違いなく「チャンス」を広げることになるのです。

もちろん、「夢とか目標なんてない…」というお子さんもいるでしょう。しかし、そんな真っ白な状態だからこそ、何気ない会話から進むべき方向性が見つかるかもしれません。

コミュニティが提供する価値は、自分の価値観や固定化された道筋からはみ出させてくれるきっかけづくりであると考えています。そのきっかけをつくるきっかけがコミュニティに集まった”何気ない会話”から生まれる可能性があるのです。
#きっかけのきっかけ

▼何気ない会話の大切さ

こんな思考にいたったのは、ある本に書かれていたこんな記述。

経営コンサルタントのハリー・シモンズさんが25年間にわたってビジネス現場の人間関係を調べたところ、

「仕事をする能力と同じくらい、話す能力が成功に大きな意味を持つことがある。」

と、発見したのです。

「夢は口に出すことで現実になる」なんて言われますが、もしかすると、何気ない会話がチャンスを広げているのかもしれませんよね。

「ユア・ライフ」誌の編集長である、ウィルフレッド・ファンクさんいわく、

「稼ぐ力と言葉を使う能力は密接に結び付いている。」

なんて主張しています。

もちろん、自分語りばかりしていれば良いということではありません。あくまでも大切なのは「会話」ですからね。

「そうは言っても、何気なく会話することがプレッシャーで…」という方もいるでしょう。

しかし、このプレッシャーの裏に隠れている気持ちさえ理解しておけば少し気持ちが軽くなるかもしれません。

実は、プレッシャーの裏側にあるのは、

・うまく話さないといけない。
・くだらない話題ではだめ。
・盛り上げないといけない。
・気まずい沈黙を避けたい。

なんていう、「かっこつけたい願望」なのです。

「ちゃんとやらないと。」というプレッシャーがあなたの気楽な会話のハードルを驚くほどあげているのです。

しかし、安心してください。

「どんなに活発な会話でも、そのほとんどの内容は、無意味なものである。」

と、知られています。

試しに、今日のあなたの「会話」を思い出してみてください。きっと、あなたの会話が全てが、人生を左右する重大な決断に使われていることなんてないでしょう。

ほとんどの会話が、今となっては思い出せない無意味なもの。

会話に対してプレッシャーを感じて臨んでも、気楽な気持ちで望んでも、その価値は変わらないのです。

しかし、「チャンス」の観点で言えば、数打ちゃ当たる精神はとても大切。

プレッシャーで会話を避けるより、「まぁ、いっか。」でチャレンジ会話したほうが人生が開けていくことは間違いないでしょう。

▼まとめ

本記事では、「何気ない会話があなたの人生を成功に導くよ!」という内容をまとめました。

もちろん、性格によって人とのかかわり方、ペース、距離感は様々でしょう。

そんな自分の性格を知りつつ、負担にならないくらいの「会話」は、あなたの人生を成功に導き、幸福感さえくれるのです。

ちなみに、何気ない会話よりも文章がいいという方は、こちらのメンバーシップへのご参加はいかがでしょう?

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