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将来を考える(※あくまで自論です)

自分とは

ふと思いました。

人生において、''自分を見つける時間''はどれほどあるのだろうか、と。

いつの日か読んだ本の中に、「中学生、つまり制服を着ている時期は、''自分を見つける''時期である。」という一節がありました。

制服を着ている時期はファッションに気を配ることも少なく、メイクの仕方を気にすることもない。

そう考えると、自分と向き合う時間が作れるという点で、「確かにそうだ。」と思いました。

今、私は大学生ですが、将来については勿論、毎日の私服に悩まされ、メイクをどうすれば綺麗にできるか考え、中学生では考えもしなかった悩みに悩まされるおかげで、''自分''と向き合う時間が圧倒的に足りません。

医療系の大学なら尚更、そんな時間は持てないのではないでしょうか。

薬学の道に進んだ私は、今からでも自分を見つめる時間、自分が何を目指したいのか、を考えてみようと思ったのですが、やはり時間が足りません。毎週積もっていく課題の山を乗り越えつつ、段々と近づいてくる国家試験に向けても勉強しなければなりません。それに加え、私は周りの目を気にしてしまうから、ようやく少しだけ出来た隙間時間を、服装やメイクを考える時間に当ててしまいます。


迷走

私は今、自分が何をしたいのか分かりません。
この道に進んだことが正しかったのかも分かりません。

大学受験前にようやく自分で見つけた進路。
当時は本当にこの道に進みたかった。
しかし、第1志望校の試験当日、面接で具体的な道を、様々な形で問いかけられ、本当に自分がこの道に進みたいのか分からなくなりました。

目指していた先の未来が消えかけていく中、高校の教師に言われるがまま試験を受け、受験を終え、入ってしまった今の大学に不満がある訳ではありませんが、ずっと心の中に、納得していない自分がいました。

今考えれば、自分を見つめる時間も、自分を知る時間も足りなかったんだと思います。


伝えたいこと

高校卒業時。この頃には、就職するにせよ、進学するにせよ、将来就く仕事について考えなければなりません。

心の底から、本当になりたい職業があって、強い信念があるなら問題ないかもしれません。
しかし、当たり前ながら、そうでない人もいる。

私は、中学ではブラック企業のような部活に明け暮れ、高校では馬鹿みたいに勉強に打ち込みました。
たとえ制服を着ていても、''自分を見つける''時間を作ろうとしなければ作れない。
私の場合、自分の事に、あまりに盲目すぎたのです。
目の前のことに囚われ、将来必要な生き方を学べない。悲しい事実ですね。

結局、何が言いたいのか。

中学、高校での生活において、勉強をすることは大切です。しかし、それと同等以上に、自分を見つけることは大事だと思うのです。

放課後に、社会と自分を知る時間、つまり、どういう職業があって、自分は何に興味を持つのか、何なら努力できるかなど、それらを知る時間を作ることができれば、もっと生きやすくなるのではないかと、私は思うのです。

子供を持つ親御さんにも、社会で働く全ての人にも知って欲しい。
今の子供たちは、何不自由なく暮らしているかもしれない。もしかしたら、これから先も何不自由なく暮らしていけるかもしれない。

でも、自分じゃ分からないんです。
今の子供たちは、自分を知ろうとしなさすぎる。

例えば、中学生に「何か困ってることある?」なんて聞いても「何も無いよ。」と笑顔で答えるでしょう。

しかし、これから自分と向き合う時間がくれば、必ずどこかで分からなくなります。
だって、今まで''自分を見つめる機会''がなかったんだから。


最後に

このお話は、薬学部の大学生が、''人生を勉強に捧げてまでこの道に進みたいのか''と悩んでいることから始まりました。
6年制大学でようやく折り返し地点を迎えた今、2,3日かけてやっと完成する課題の山や国家試験という大きな試験に向けての勉強もあり、文字通り毎日勉強をしなくてはならない。そんな人間が考えたお話です。

今の子達は、もしかしたらそんなに深く考えないのかもしれませんね。
この世の中では、それが正解なのかもしれません。
それでも、少なからず同じような状況に陥ってしまう人は必ず出てきます。
そんな人達に気持ちよく人生を送って欲しいから、誰かに発信出来ればいいなと思って書きました。

〈補足: 服装・メイクについて〉

周りからどう見られているか。
一種の強迫観念でしょうか。
周りから変に思われたくない。噂話をされたくない。私の場合、服装やメイクを考えるのは、そんな一心から来ています。

こんな事を考えてしまうから、私にとって服装やメイクを考える時間は大事だし、余計に中学・高校時代が大切だったと思ってしまうんです。


〈新たな目標(※読まなくていいです↓↓↓)〉

これは、新しく出来た、私の将来の目標の一例です。

「子供たち、主に中高生が、将来について学んで、考えられる場を作りたい。」

私がやる事は空回りしがちな事もあると自覚しているので、周りを見つつ、という感じですし、実際にやるかどうかも、そこまでここに労力を掛けれるのかどうかもわかりません。

でも、今私にこの気持ちがあるから、とりあえず1つの例として、ここに記録しておくことにします。

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