【受験1日前】受験生応援コラム!「試験の時にお腹が痛くなったらどうしよう」自分で体調を整える方法を学ぼう
いよいよ、明日が本番。
「忘れ物はないかな?」
「眠れるかな?」
「友達はみんなどうしているかな?」
受験生は、緊張や不安がマックスな状態になっています。
「試験の時にお腹が痛くなってしまったらどうしよう」
と不安を抱えている受験生さんもいると思います。
今回のコラムでは、試験への緊張や不安で乱れた気持ちを落ち着かせて、体の調子を整える方法をお伝えします。
自律神経が乱れでおこる体の不調
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、それぞれが異なる働きをします。
交感神経は、活動するときに働く神経で、副交感神経は、休息やリラックスをするときに働く神経です。
受験によるストレスや緊張状態が続くと、交感神経だけが働き続け、自律神経のバランスが乱れてしまします。
そして、自律神経の乱れは精神面だけではなく、内臓や骨格、筋肉などにも影響し、多くの不調を引き起こします。
体に起こる反応
肩こり、首こり
脈拍が早くなったり、汗をかく。
胃腸の動きが悪くなり、食べられなくなる。
頭痛や耳鳴りを感じる
寝つきが悪く、熟睡できない。
胸のあたりが痛くなる。
呼吸がしづらく苦しくなる。
自律神経を整えるメンタル・ケアの方法を知っておこう!
自律神経が乱れているときは、お腹が硬くなります。
これは、自律神経がお腹のあたりで固まっているからです。
「よく頑張っているね」「大丈夫だよ」「安心していいよ」「ありがとう」など、お腹のかたくなった部分に優しく声をかけながらもみほぐすことで、自律神経を整えていくことができます。
その際には、自分の心と体が安心できるように優しくいたわりながら声をかけてあげることがポイントです。
自律神経の整え方
①みぞおちとおへその中間をゆっくりと押し、硬くなってる部分はないか確認する。
②つぎに、みぞおち周辺をゆっくり押し、硬くなっている部分はないか確認する。
③おへその横も左右ゆっくり押し、硬くなってる部分はないか確認する。
④「よく頑張っているね」「大丈夫だよ」「安心していいよ」「ありがとう」など声をしながら、自分の心と体をいたわるように硬くなった部分を優しくもみほぐす。
不思議な「手」の力を信じて
「手当て」という言葉があるように、痛い所に手を当ていると痛みがやわらいだ経験がある人もいると思います。
また、不安な気持ちのときに手を握ってもらったり、背中をさすってもらうと安心できたりしたことがあるのではないでしょうか。
柔らかく、ゆっくりとしたタッチで肌に触れることで、脳からは、「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
「オキシトシン」は、安心感や信頼感を高めてくれるホルモンでリラックス効果もあります。
お腹だけでなく、目や首、肩、腰など痛みがあるところに手を置いて、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
まとめ
緊張することは、だれにでも備わっている大切な体の機能です。
試験の際にも、適度な緊張によって集中力や注意力が高まり、結果的に本来の力を最大限発揮することにつながる場合もあります。
ただし、強すぎる緊張は、集中の妨げにもなります。
また、これまでに述べたように、身体に悪影響を与える可能性もあるため、過度な緊張はほぐすことが大切です。
自律神経を整える方法を覚えて、いざという時に実践でるように練習してみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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