Zither

観光関連の仕事に長らく従事 旅↔音楽↔映画  3つのジャンルに繋がりを感じつつ 掘り下げ発信していきます レコード、ウイスキー、アウトドア、 サッカー、エレクトリックギターが大好き 世の中のブームよりも 個人のセンスを最優先します

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『去年マリエンバードで』小難しい映画

タイトルからして、かなり攻撃的ですが(笑) いつも映画については、できるだけフラットな気持ちでジャンルやハリウッド大作、ミニシアター系問わず今まで数え切れない程の数を観てきましたが、今回は良いんだか、悪いんだか、そもそもよくわからなかったこの映画について書きます。 ・去年マリエンバートで(1961年公開/仏・伊合作) はぁ~っとタイトル観るだけでため息が出てしまいます。 そもそも10代の頃、私の好きな女性歌手に“早瀬優香子”ってアーティストがいまして、彼女の曲にこの映画その

    • チバという最強のボーカリスト

      最初に書いておくと ミッシェルとブランキーは基本的には別物だと思う 出自も違うし 音楽性も違う 似ているのは 本物のロックバンドだけが持つオーラ(ルックス、音の両方) 外国人の名前が出てくる歌詞 でも、90年代~00年代に自分がよく聴いていたのは ブランキー、ミッシェル、林檎、スピッツ、ナンバガ、ハイロウズ、サニーデイ、フィッシュマンズ、中村和義、スーパーカー、くるり、GRAPEVINE、小島麻由美、ブッチャーズ、ゆらゆら、イースタンユース、エレカシ、シロップ、モーサム…な

      • レコードにまつわるエクセトラ

         両親がかなりの音楽好きだったこともあり、小さな頃からいつも音楽とレコードが自分の側にあった。  自身の一番古い記憶を掘り起こしてみると多分、幼稚園児の頃(笑)  ベランダから日の光が少し入る部屋でスピーカーが一つしか無い、小さな子供用のレコードプレーヤーの上で『およげ!たいやきくん』のシングルレコードがぐるぐる回っていたことを覚えている。  子門真人のハスキーな声が、歌の最後でたいやきくんが釣りをしているおじさんに食べられてしまう部分にやけにマッチしていて、聴いてるといつも

        • トム・ウェイツの声

          先日、長らく付き合いのある 某中古レコード屋さんの店長と話していたら 彼は“トム・ウェイツの声が生理的に無理やねん” との事で、未だに好きになれないとのことだった。 彼はローリング・ストーズが大好き人間で 私はトムもそれに通ずるアーティストと認識していたので(トムはストーンズのアルバムにも参加してる)彼が苦手な事を凄く意外に感じた。 うーん、 でも、少しだけ分かる気がするなぁ。 しゃがれを通り越して、ぶっ壊れた声とでも いおうか 美声を求めているリスナーからすれば真逆の 声

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        『去年マリエンバードで』小難しい映画

          秋の夜長に聴きたいアルバム5選

          昔から“芸術の秋”とはよく言ったもので、 賑やかな夏が終わり、しんみりした季節に なってくると、部屋で映画観たり、音楽を聴きたくなりますよね。 私の場合、音楽は 配信→ほとんど聴かない CD→ほぼ車オンリー アナログ→部屋 とおよその棲み分けができてますので 部屋ではレコードばっかり聴いてますね。 そんな年から年中、音楽漬けの私が選ぶ “秋の夜長”に聴くとしんみりとハマる アルバムを5作品ご紹介します。 ①The First of a Million Kisses/Fai

          秋の夜長に聴きたいアルバム5選

          タランティーノの好きな映画

          1994年 地方の映画館で期間限定公開されていた “パルプ・フィクション”を観ました。 一言でいえば 今まで見たことのない映画。 意味が無いようで 実は後の展開で伏線となる 長い、長い台詞回し ジャストタイミングで バックにかかるセンス抜群の ジャンルの広い音楽 登場人物の洒落た動きとファッション それらを追うカメラワーク 複雑なストーリー展開を まとめる結末の鮮やかさ 新しい映画のジャンルを創ったと 言っても大げさでないかもしれません。 それ以降、彼の映画はほぼ全

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          星は詳しくないけど

          星を観るのは好きです。 特に少し寒い冬の夜空にキラキラと 広がっているのを見上げると 色んな事を思い出したり、想像したりして 心が温かくなります。 大げさにに言えば 何処かの誰かも今の同じ時間に 同じ星を眺めてるのかなぁとか、 人の起源とか、 宇宙の起源とか、 他の星にも 生き物がいるのかなとか、 色々… このポラリスってバンドは 元フィッシュマンズの人が 在籍してるんてすが とてもステキな名前ですよね。 北極星って調べたらこぐま座の 一部なんですね, 星座のことは余りわ

          星は詳しくないけど

          LIFE 小沢健二 紛うことなき名盤

          小沢健二…… 今更ですが、インテリで天才ですよね。 正直、人としては好きも嫌いもない。 当然、直接話したこともないし、雑誌・テレビの印象だけで判断するのもね。 特にこの人は、本当の人となりが未だに見えないというか、わかりにくいというか 私だけかもですが…… でも、このアルバムは別格の名盤ですね。 特にこの曲は名曲どころか、単なる歌の次元を超えていますね。 心の奥をギュと掴まれたような、ロマンティックな歌メロ、刹那的な歌詞、フラットで淡々した彼の歌声。 それと対照的な、ファ

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          空と音楽とフィッシュマンズ

          空を歌った曲は沢山あって SNS上にも空の写真が溢れかえってますよね。 イマソラ、カコソラ…..etc そういう私も色んな場所、季節の中で、キレイだなぁとか、不思議だなぁ と思った空とか雲は撮ってしまう。 この空だけが いつだって味方だったんだ           by フィッシュマンズ          『すばらしくてNICE CHOICE』 ひとりぼっちでも 寂しい時でも 何処にいたって 空だけはずっと自分の上にあって いつも見てくれているって意味でしょうかね。 東京

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          A Prisoner of the Past

          主に80年代から90年代おいて活躍した 英のニューウェイブバンド“Prefab Sprout (プリファブ・スプラウト)”のナンバーに “A Prisoner of the Past(過去の囚われ人)” という曲がある。 バンドの中心人物はその時代を代表する 浪漫詩人、パディ・マクアルーン。 この曲は恐らく、アルバム発表以前に別れた 元バンドメンバーのウェンディ・スミスと 過ごした、忘れられない日々の事を歌っている のでないかと思う。 過去に囚われるのは良い事なのか? 悪い

          A Prisoner of the Past

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(2枚目 ポリドール編)

          【2枚目(ポリドール編)】 C面 1.古い灯台 これもイントロダクション的に1曲目に 持ってきてみました。 今は知りませんが、20年位前は“RISING SUN ROCK FESTIVAL”で各出演バンド登場の際、 出囃子になっていました。 石狩平野に鳴り響く、あの音と雰囲気が大好きでした。 2.ロメオ これは、ブランキーここにあり! って感じの人気ナンバーですね。 3人のトライアングルがピタッとはまって 突っ走るみたいな。 私の知人にはこの曲を聴いたことが きっかけでブ

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(2枚目 ポリドール編)

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(1枚目 EMI編)

          全くの個人的な思い入れを基準にした選曲に なりますね。 アナログ(レコード)2枚組を想定しての選曲。 EMI編で1枚 ポリドール編で1枚 また、アナログで安定した音質が得られるのは ギリギリ片面で25分位と考えるので 曲数は少なめ(それでも余裕で超えていると思いますが(笑)) という条件で選曲してみました。 長くなるので記事は2回に分けますね。 【1枚目(EMI編)】 A面 1.お前が欲しい “LAST DANCE”でもイントロダクションとして 使用されてましたね。 短い

          もしブランキーのアナログ版ベストを自分が選曲できるとしたら(1枚目 EMI編)

          フィッシュマンズとは喪失感

          フィッシュマンズと ブランキー・ジェット・シティ 好きなバンドは数あれど 邦楽ロックに絞ってみると この二つのバンドは個人的には別格です。 併せていうなら ミュージシャンにカリスマを感じるのは 佐藤伸治と浅井健一の2人だけ。 今まで仲良くなった音楽好きの 好き嫌いをまとめると フィッシュマンズ苦手  ブランキー好き  2人 フィッシュマンズ好き ブランキー苦手 1人 フィッシュマンズ好き ブランキー好き 1人 どっちも苦手 1人 ちょっと逸れるけど ブランキー好きは ミ

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          祝!BLANKEYアナログ化

          先日、ベンジーの記事を上げた、まさかのこのタイミングでのブランキー・ジェット・シティーYouTubeチャンネル開設 Last Dance YouTube配信!→ええやん! 全スタジオアルバムアナログ化!→凄い! サブスク配信開始!→個人的には…(笑) いきなりの開設だったので、これから来年にかけて、何が始まるんだと世間では騒がれてましたが、私は絶対アナログ発売はあると読んでましたよ。ふっふっふっ(笑) 私が予想していたのは ・再結成→×今までの元メンバーの言動からしてあ

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          スピッツと春夏秋冬

          洋楽ロックの尖った部分と 日本のポップスや歌謡曲のメロウな要素を あくまで自然体でブレンドした楽曲に マサムネの書く透明感のある メロディーと文学的な歌詞をのっけたバンドが スピッツ(SPITZ)だと思います。 加えて、個人的にはノスタルジックな 日本の春夏秋冬の情景を思い浮かべさせる曲が 多いことにも、個性や魅力を感じたりします。 さっと思い浮かべた 春夏秋冬をイメージさせる楽曲&一言感想 春・春の歌 なんとか、それでも、さぁ、頑張っていこうという気持ちになる 夏・夏

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          Once in a Lifetime〜一生に一度は経験しそうな事〜

          〜既に経験済みの事〜 食べ物を喉を詰まらせ 救急車で運ばれる 1週間の内に3回チャリンコで コケて捻挫する 財布を忘れてしまったけど 良い人が拾ってくれて助かる 携帯を電車に忘れる シートに挟まれ崩壊した状態で見つかる 浮き輪無しで泳いだ海で 足がつって危うく溺れかける 車に轢かれそうになる 運転手のよそ見が原因 電気屋さんのくじ引きで 1等賞が当たる 好きなCDとDVDをゲット 誰も行かないような マイナーな旅先にて 偶然元カノと出会って焦る 大阪の人混み

          Once in a Lifetime〜一生に一度は経験しそうな事〜