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スピッツと春夏秋冬

洋楽ロックの尖った部分と
日本のポップスや歌謡曲のメロウな要素を
あくまで自然体でブレンドした楽曲に
マサムネの書く透明感のある
メロディーと文学的な歌詞をのっけたバンドが
スピッツ(SPITZ)だと思います。

加えて、個人的にはノスタルジックな
日本の春夏秋冬の情景を思い浮かべさせる曲が
多いことにも、個性や魅力を感じたりします。

さっと思い浮かべた
春夏秋冬をイメージさせる楽曲&一言感想

春・春の歌
なんとか、それでも、さぁ、頑張っていこうという気持ちになる
夏・夏の魔物
なんとなく学生時代のモラトリアムでゆるい感情・日常を思い出させる
秋・楓
カエデの並木道を一人寂しく歩いていく情景が目に浮かぶ
冬・スカーレット
外は寒いのに部屋は暖かい。でも、その暖かさは儚い喜びに溢れている

どれも基本はラブソングなのですが、歌の中にその季節ならではの“日差し”や“温度”を感じます。
また良い塩梅で抽象的な歌詞なので、ベタつかず、感情に溺れてしまうことなく、どこか突き放した感じにも聴こえます。

私が社会人になった頃と彼らのデビュー時期が
重なったこともあって、ずっと彼らの音楽がそばにあったし(今もある)、ライブも全国の色々な箇所で観ました。
彼らの曲を聴いていると、その頃の自分を取り巻く環境や、親しい人、景色、楽しかったこと、悲しかったこと、などの色んな思い出や情景が浮かんで来るんですよね。
場合によってはそこはかとなく落ちてく...
みたいな。
恐るべき、スピッツ日記効果(笑)

最新アルバム“ひみつスタジオ” これも数年後には“今”を思い起こさせるようになるのかな

何十年も解散しないまま、今も活動していることだけでも凄いことですが、メンバーが全く変わってないって所はもっと凄いと思います。

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