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【山の心得】~低山派?高山派?編~

こんにちは!ミズです!!

またまた台風ネタですが、台風10号の動きが本当に読めませんね!
晴れるのをずっと待っているのですが、元々雨予報だった26日~28日が、台風の遅れのせいで部分的に晴れに変わっており、毎朝起きては天気と台風情報をチェックしながら悔しがっています。
「遅れるなら言ってくれよ~!」と、毎日嘆いています。

さて、最近、読書というのは本当にコスパが良いツールだなと感じています。というのも、「本」というのは、著者が長年培ってきた知識や経験を数か月かけて文字に起こし、出版社と内容の精査を行った上で出版されるものです。値段も一冊2000円以下で購入できることが多いです。

著者の人生の知恵を本一冊、数時間程度でインプットできるうえ、出版社が「読みやすく、必要最低限の知識」になるように手を加えています。
そんな手間暇かけて執筆された「本」が2000円程度で手に入るなんて、コスパが最高だと思いませんか?

本一冊で知識が身に付き、視野が広がるのはもちろん、人生が変わることもあります。
そろそろ気温も下がって涼しくなってきたので、ぜひ「読書の秋」にしてみてはいかがでしょうか!

【山の心得㉝】~低山派?高山派?編~

という事で低山と高山に関して記事に致します。

高山か?低山か?
低山か?高山か?

あなたは低山と高山の違いをご存じですか?
何mから高山・低山が分かれているのでしょうか。

「う~ん高山と言えば・・・2000m?2500m?3000m?位?」

と、何となくお考えだと思います。

実は明確には決まっておりません。

ただ、高山病の症状が現れ始めるのが2000mと一般的に言われております。
今回は2000mを目安に低山・高山の違いとそれぞれのメリット・デメリットの視点から考察していきたいと思います。

高山と低山の違い:登山者の視点から見る魅力と特徴

登山を始めると、「高山」と「低山」という言葉を耳にすることが多くなります。それぞれの山には異なる特徴と魅力があり、登山の目的や体力に応じて選ぶことができます。
この記事では、高山と低山の違いを詳しく解説し、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、あなたにぴったりの山を見つけましょう!

・高山とは?

槍ヶ岳

高山は、上記で記載したように一般的には標高2000メートル以上の山を指します。
日本では富士山(3776メートル)が最も高い山として知られていますが、その他にも日本アルプスや八ヶ岳連峰など、数多くの高山が存在します。
これらの山々はその雄大な景色と厳しい環境が特徴です。

高山では、標高が高いため気温が低く、夏でも雪が残っていることがあります。雪渓ってやつですね。
また、森林限界を超えると、樹木が少なくなり、代わりにハイマツや高山植物が生息するようになります。
これにより、高山独自の美しい風景が広がります。高山植物の繊細な美しさや、広がる雲海を目にすることができるのは、高山ならではの魅力です。

・高山のメリット

雄大な景色
➡樹木が少なくなるため、遠くまで見渡せる絶景が楽しめます。
雲海や高山植物の美しさも特筆すべきポイントです。
達成感
➡高山に登ることは体力や技術が必要なため、頂上に立ったときの達成感はひとしおです。
険しい道のりを乗り越えた先に待つ景色は、努力に見合う感動を与えてくれます。

・高山のデメリット

天候の変化
➡高山では天候が急変しやすく、風や雪などに対する防寒対策が必要です。
特に夏でも気温が低いため、準備が欠かせません。
また、悪天候時には登山自体が危険になることもあります。
高度順応
➡標高が高いため、酸素が薄く、高山病のリスクがあります。
適切なペースでの登山や事前の高度順応が求められ、体力に自信がないと辛い場合があります。
※高度順応に関しては下記に記事にしております。


・低山とは?

地元のお山

一方で、低山は一般的に標高が2000メートル未満の山を指します。
日本全国に数多く存在し、初心者から経験者まで幅広い層に親しまれています。低山の多くはアクセスが良好で、都市近郊にも多くあります。
そのため、日帰りで気軽に登ることができるのが魅力の一つです。

低山の魅力の一つは、四季折々の自然を楽しめる点です。
春には新緑や花々、秋には紅葉が美しく、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。また、低山は標高が低いため、天候が安定しており、急な天候変化に対応しやすいという利点もあります。

・低山のメリット

気軽に登れる
➡都市近郊にも多くあり、アクセスが良好。
短時間で登れるため、日帰り登山やハイキングに最適です。
また、体力に自信がなくても楽しめるため、初心者にも向いています。
四季折々の自然
➡低山では季節ごとに異なる自然の美しさを楽しめます。
特に秋の紅葉や春の新緑は見応えがあり、自然とのふれあいを楽しむには最適です。

・低山のデメリット

頂上からの景色
➡樹木が多いため、頂上からの景色が見えづらいことがあります。
遠くまで見渡せる絶景を期待していると、やや物足りないかもしれません。
ただ、これは事前に調べて行けば解決する事も可能です。YAMAPなどのアプリを活用して、直近の山の状況を調べることが出来ます。
混雑しやすい
➡アクセスが良いため、週末や紅葉シーズンなどには混雑することが多いです。静かな山歩きを楽しみたい方には、人気の低山は少しストレスになるかもしれません。

・登山環境の違い

全然環境が違う!

高山と低山では、登山環境も大きく異なります。
高山では標高が高いため、酸素が薄くなるため、体力や高度順応が求められます。特に、標高3000メートルを超えると、一気に高山病のリスクが高まります。
そのため、しっかりとした準備と体調管理が必要です。
また、高山では気象条件が厳しく、急な天候変化や寒冷な気候に対応できる装備が不可欠です。

一方、低山では天候が安定していることが多く、標高も低いため、比較的軽装で登ることができます。
もちろん、天候による影響を受けることもあるため、最低限の準備は必要ですが、高山と比べるとリスクは低くなります。

・アクセスと登山ルート

高山へのアクセスは、登山口までの距離が長かったり、山岳道路やロープウェイを利用する必要があることが多いです。
そのため、登山自体のスケジュールも長くなりがちです。
さらに、登山ルートも険しく、技術が求められる場面が多くなります。

一方で、低山は比較的アクセスが良好で、公共交通機関を利用して登山口まで簡単に到達できることが多いです。
また、登山ルートも整備されていることが多く、初心者でも安心して楽しめるルートが多く存在します。

・季節ごとの魅力

高山と低山は、季節によっても異なる魅力を持っています。
高山は夏場でも涼しく、暑さを避けたい登山者には最適です。
逆に、夏以外は想定以上に気温が低いので、真冬の装備などが求められます。
また、夏には高山植物が咲き乱れ、短い夏の間だけ見られる特別な風景が広がります。

低山は、四季折々の自然を楽しむことができるため、季節ごとに異なる登山を楽しめます。
特に、秋の紅葉シーズンは、低山の魅力が最も発揮される時期です。
また、冬でも雪が少ない低山では、積雪が少なく登山が可能な場合が多いため、冬山初心者にもおすすめです。
逆に夏は気温が登山口と殆ど変わらないので、酷暑と言われてる時期は非常に暑いです。

・あなたはどっち派?

高山の厳しさと美しさに魅力を感じる人もいれば、低山の気軽さと四季折々の風景を楽しみたい人もいるでしょう。
どちらの山にもそれぞれの魅力と楽しみ方があります。

①高山派のあなたへ

高山植物はやっぱいいです!

雄大な自然に身を置き、心身ともにチャレンジしたいという方は、高山がぴったりです。
特に、遠くまで広がる景色や、高山植物の美しさを楽しみたい方にはおすすめです。

②低山派のあなたへ

低山の紅葉も良い!

気軽に自然を楽しみたい、あるいは季節ごとに異なる山の表情を楽しみたいという方には、低山が最適です。
日常の中でリフレッシュできる登山を楽しみましょう。

という事で低山にも高山にも良さがあることをお分かりいただけましたでしょうか。
当記事を参考にして頂けたら幸いです。
「自分の山」を見つけましょう!

やっぱり高山が好き!という方向けに、先日木曽駒ヶ岳の「登山紀行記」を記事にしております。是非読んでみて下さい。
福島Bコースという中々難所の多いルートで登っております。
低山好きの方も勿論読んで頂けると幸いです!

という事で今回の【山の心得】は
「低山と高山の違いと良さ」
に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

宜しければスキ頂けると大変励みになりますのでよろしくお願いいたします!

YAMAP定期更新しております。是非ご覧ください!

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