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鎌倉散歩 鶴岡八幡宮の源平池から稲村ヶ崎まで 其の三 極楽寺、稲村ケ崎

御霊神社から極楽寺まで歩く。坂の下から登っていくので、ちょっと急勾配。頑張って登っていくと遅咲きの梅が咲いてた。

さらに坂を上がる。成就院の手前に鎌倉十井(じっせい)のひとつ、星の井がある。

ここは、鬱蒼とした森の中、夜になれば満点の星空。月夜の井戸に星が映る。イリュージョン✨。

鎌倉ではこの石碑を読むと歴史がわかるので便利。そのうち、スマホで写真撮ると英語や中国語に翻訳されて喋ってくれるのかな。

「星の井」または「星月夜ノ井」… 新編鎌倉志に 「昔はこの井戸の中に、昼でも星の影が見えたのではこの名が付けられた。 ある日、近所の人が誤って包丁を井戸の中に落としたので、このとき以来星影が見えなくなりました。」と残る。 また、新編相模国風土記稿によれば「慶長5年6月に。 徳川家康が京都からの帰り道に鎌倉に立ち寄り、 その際に星月夜ノ井戸を見物してから雪の下に到着したとの記録があるので、 昔から星月夜ノ井と言われたであろう。」と書かれてる。

星の井のちょっと先にある六地蔵。真っ暗な坂道を行く旅人を守ってくれていた。心無い酔漢に襲われてシャッターの中に入れたそう。きっと、善き旅人の身代わりになったのだろう。そう思えば、ちょっとだけ心がほっとする。

坂を登りきれば、もうちょいで極楽寺。

やっと桜橋に着いた、お疲れさん。さっそく土木遺産の極楽洞を眺める。赤煉瓦づくりのトンネルが格好よし。


トンネルを抜ければ、そこは極楽だった、よ。

さあ、山門に行こう。

入口と出口は別々、入った時よりも心が清々してるかな。

この極楽寺は、忍性がつくったところ。今で言えば医療&福祉施設を兼ねてる。

参道は、桜のトンネル。あとひと月も経たぬうちに景色は変わる。自然は準備してる。

今や救いの神。本気の子育て施策を願おう。

未来の子どもたちを頼んます。子育て地蔵さま

「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」だね

普通のポストも達筆、清々しい気持ちになって出口へ向かおう

出口の途中にひっそり咲くすずらんみっけ。花言葉は、幸せの再来。


まだ14時半。あとは稲村ヶ崎までラストウォーク。昭和レトロが漂う稲村ヶ崎までの道のりを極楽街道と命名。楽しみながら歩く。

此処も地蔵堂

風情ある極楽寺駅。

江ノ電、次は稲村ヶ崎。でも歩くよ。

PERFECT DAYSのテーマもこもれび

懐かしのサインポール。くるくるしてる。

海が見えるよ。

しぶっ 

線路が目線と同じ高さに!

南仏の色あい。昭和&マティス

来たー、海。

とうとう稲村ヶ崎に着いたー、15時ジャスト。極楽街道の終点。

海の写真撮ったら、今回の鎌倉散歩は終了だわ。

稲村ジェーン
太陽に溶ける海
稲村ブルー
大島霞
眩し
ふたり
荒波の祝福
江の島クジラ

              

其の一へ

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