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鎌倉散歩 鶴岡八幡宮の源平池から稲村ヶ崎まで 其の一 段葛、源平池


鎌倉駅をスタート

鎌倉お散歩コース 11:30スタート

カメラを持って、ふらふら散歩します。

早咲きの桜を発見。カメラ準備してる間にメジロは逃げちゃった。蜜が美味しいんだろうな。今度はゆっくり吸ってね。

若い桜の早咲き


鎌倉ではなくてはならぬ人力車。

段葛の前で待ってたら、マッチョな人力車のお兄さんが全速力で駆け抜けていった。


おふたりも阿吽の呼吸

駒獅子の前で若い二人が阿吽の呼吸でお辞儀。いいね。二の鳥居をおくぐり下され。

立派な二の鳥居

この写真から振り向くと、由比ガ浜(前浜)まで続いてる若宮大路は、1182年に頼朝の手で築造を開始されてる。800年以上前の出来事と考えると歴史を感じます。

この辺は当時、湿地帯だったそうで参詣者のために置き石を置いたのが段葛の始まりらしい。この建築事業は、妻(北条)政子の安産祈願のために実施され、その時の源家嫡子として誕生したのが頼家。この10数年後には、その政子と父時政が死に追い詰めるのだからあな恐ろしや。

現在の段葛は、2014年に改修工事が始まり2016年に桜の植栽が終わったので、10数年くらいの若木です。今月の終わりごろにはきれいな花を咲かせるでのが楽しみです。また、来よう。

三の鳥居から、覗く鶴岡八幡宮

段葛を歩くの楽し。すいすい進む。そして、真正面に近づいていてくるのが鶴岡八幡宮。

頼朝が鎌倉に入ったのが1180年、すぐに父頼義が勧請した由比ガ浜の鶴岡八幡宮に遥拝したのち、大倉の地に新居を構えた。それが、ここ現在の鶴岡八幡宮です。

本日も大賑わい

鶴岡八幡宮もあちこち参拝して宝物殿までじっくり見れば2時間コース。

今日は源平池でゆっくり。先ずは、白旗が沢山立っている源氏池に。

時期が過ぎて閉園中の牡丹園にある桜
白旗の前で咲き始めた桜
旗挙げ弁財天の隙間から沢山の鳥の姿

源氏池の島の一つには、旗挙げ弁才天があり、それが写真の場所。政子石などもあり人で賑わってる。

源平池の云われは次のとおり。
源氏池には白い蓮と三つの島を造り、「三」から「産」を連想させるようにした。
 一方、平家池には赤い蓮と四つの池を造り、「四」から「死」を連想させるようにさせ平家の滅亡を祈念したという(『鎌倉攬勝考』)。

戦の無残さを感じさせるエピソードです。

小ぶりなカモメと鴨

時代は代わり、平和な源平池。今日は日差しが温かく、池の前にベンチがあって気持ちよい。しばし、休憩。こどもが餌をあげたり、鳥を呼んだりして微笑ましい。

一羽が飛び立つと一斉に皆が羽ばたく

ところが、平家池の方には誰もいない。餌をまく人がいないので鳥も来ないのだ。

いや、居た。姿の良いアオサギが。

立ち姿が格好よし

その姿、見とれた。孤高のアオサギ。

何か言ってる?

「君たちはどう生きるか」

やっぱり、平家池にふさわしい住人だ。

みんな笑顔

源平池でエネルギー充電。鶴岡八幡宮を後にして、御霊神社へ向かう。

とても好きな喫茶店、『玄』のある通りから鎌倉駅の江ノ電側へ。

菜の花の季節、お浸しもおいしい。
豊島屋さんはいつもお客さんで満杯
車道は危ないよ
鎌倉カーニバルを伝える壁画

鎌倉カーニバルは作家の久米正雄がフランスの謝肉祭にヒントを得て地元の鎌倉で開催しようと立案したのが始まり。昭和9年の出来事。写真の画の作者は「フクちゃん」でお馴染みの横山隆一氏。
鎌倉は今でも文士の街、芸術家の街。

津軽三味線を承継する青年もいた
西口駅前の時計塔で鳩がお昼寝

其の二に続く


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