$元気の源 五体の散歩 単行本 外山滋比古 (著)
$元気の源 五体の散歩
単行本
外山滋比古 (著)
$解説
90歳にして健康診断オールA!
ベストセラー『思考の整理学』の著者の最新刊、
今回のテーマは「心身壮健の秘密」
知の巨人が実践している、ちょっとした習慣
足=散歩
口=おしゃべり会
目=スポーツ観戦
耳=ながら族
手=家事
そして
頭=目覚めの時間
年を重ねるほどますます元気! その理由は、ものすごくシンプルだった
●ストレス退治の有効な手段が「五体の散歩」
●「手の散歩」のおかげで、血液検査が「悪いところなし」に
●朝飯前の散歩は、健康にも頭の働きにもベスト
●糖尿病を散歩で治癒した同僚
●朝飯前は「金の時間」
●オーケストラの指揮者に高齢でも元気な人が多い理由
●「年の数だけ噛め」
●エコノミー症候群になるのは飛行機に乗っているときだけではない
●厄介な家事も、エクササイズと考えれば楽しみになる
●知的メタボリックシンドローム
●“ながら族"の効用
●我流不眠対策
●雑談会が健康によい、これだけの理由
●大きな声を出すのは健康にいい
●病気になりたくなかったら、
とにかくじっとしていないで動き回れ!
かかりつけの病院で血液検査を定期的にしてもらっているが、去年の秋から、ノーマーク。
つまり悪いところがなくなった。
石の上にも三年、転がる石はコケをつけない、などと、不動、静止をよしとしたのは古いのどかな時代のことである。
いまどき、そんなことではメタボリック症候群にやられる。ストレス症候群にやられるのは必定である。
人間は、悲しいかな、風のように自由にはなれない石である。
しかし、軽石のように動き回ることは不可能ではない。
五体の散歩はその実践である。心身健康の効果があると、私は信じている。(本文より)
$読者レビューより引用・編集
読後感に残ったのは、おもしろい、のひと言。
この本は、お茶の水女子大学で長年教鞭をとってきた教授の本。
『思考の整理学』という100万部を超えるベストセラーを書いた人で、
この本を読んだ当時と同じような、壮快な、読後感。
内容は、この「知の巨人」の知的生産法の総まとめ、といった感じ。
タイトルが五体の散歩となっているが、つまり五感を存分に使って、
体の元気の源を活性化する、そうすることで健康になろう、ということ。
いわゆる健康実用書、ではなく、人生健康実用書、といった内容で、
かなり格調高い健康実用書に仕上がっている。
それができたのも、著者が、特有のいい人生を送ってきたからだろう。
この本を単なる健康実用書として読むのはもったいない。
いま、生活のまわりには、テレビ、携帯電話、パソコン、雑誌、本、と、
便利グッズがあふれている。
その中で、情報洪水に四苦八苦しているのが現代人だが、そうした人が、
正しい情報収拾をして、それを咀嚼して、自身の人生に活かしていく、
その方途のしての著書として活用したい。
5つ気に入った項目を挙げておく。
1 デパートで「目の散歩」を楽しむ
2 本を読んでばかりいては、セレンディピティはおこらない
3 無駄の中に思いがけない宝が眠っている
4 「目の散歩」ができない印刷物は、読者のことを考えていない
5 時を忘れてしゃべった「三人の会」/ひとりでは決して出てこないデーマが浮かぶことも
これは、読むだけで、健康になれる本。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
90歳にして健康診断オールA。知の巨人が実践しているちょっとした習慣。
著者について
外山滋比古
お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。
東京文理科大学英文科卒業後、雑誌「英語青年」編集長、東京教育大学助教授、
お茶の水女子大学教授、昭和女子大学大学院教授を経て、現職に。
専門の英文学をはじめ、言語学・教育論・ジャーナリズム論など広範なテーマで
多数の評論を発表、「知の巨人」と呼ばれる。
1983年に上梓した『思考の整理学』は180万部を超えるロング&ベストセラーに。
90歳を超えた今も、講演・執筆活動に精力的に取り組んでいる。
本書は、その元気の秘密を自ら解き明かす初めての本。
著作に『乱読のセレンディピティ』『人生複線の思想』など、多数。
1923年、愛知県生まれ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
外山/滋比古
お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。東京文理科大学英文科卒業後、雑誌「英語青年」編集長、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学大学院教授を経て、現職に。専門の英文学をはじめ、言語学・教育論・ジャーナリズム論など広範なテーマで多数の評論を発表。1923年、愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
出版社 : 祥伝社 (2014/8/1)
発売日 : 2014/8/1
言語 : 日本語
単行本 : 214ページ
ISBN-10 : 4396614977
ISBN-13 : 978-4396614973
Amazon 売れ筋ランキング: - 941,418位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 25,072位人生論・教訓
- 25,492位家庭医学・健康 (本)
- 31,865位自己啓発 (本)
著者について
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外山 滋比古
1923(大正12)年愛知県生れ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文学科卒業後、同大学特別研修生修了。’51(昭和 26)年より、雑誌「英語青年」(現・web英語青年)編集長となる。その後、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を務め、’89(平成元)年、同大名誉教授。専門の英文学に始まり、思考、日本語論の分野で活躍を続ける。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 日本語の作法 (ISBN-13: 978-4101328317)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
$外山 滋比古(とやま しげひこ、1923年11月3日 - 2020年7月30日[1])
は、日本の英文学者、言語学者、評論家、エッセイスト。文学博士。お茶の水女子大学名誉教授。全日本家庭教育研究会元総裁。
東京文理大英文科卒。専門の英文学にとどまらず、言語学・修辞学・教育学などを広範に研究。言葉のまとまった意味は、視覚に認められる現象と同じような作用によると考えた『修辞的残像』(1961年)を出発点として、日本語の論理、読者論などに新説を出し続けた。『シェイクスピアと近代』(1977年)では、読者論を実践的に示した。また、『異本論』(1978年)、『古典論』(2001年)などでは、従来否定的に扱われてきた異本の積極的な機能を再評価した。
(ウィキペディアより引用・編集)
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