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$街場の成熟論 Tankobon Hardcover by 内田 樹 (著)




$街場の成熟論
Tankobon Hardcover 
by 内田 樹 (著)

$解説
ウクライナ戦争、陰謀論、ポスト真実の時代、公共財の私物化、バワークラシー、ハラスメント……

非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で――

・権力者支配(パワークラシー)の国で上昇志向に駆られた人の振る舞い
・なぜ複雑な話は「複雑なまま」扱ったほうがよいのか
・人からの採点を待つ「被査定マインド」をやめる
・ものごとは原理よりも「程度の問題」で考える
・子どもたちを歓待し、承認し、祝福する大切さ……etc.

親切、品位、勇気……失われゆく徳目を明らかにし、
〈大人の頭数を増やす〉道しるべがここに

$読者レビューから引用・編集
ますます冴える内田節であります。
良識ある大人の立場から時事問題に普遍的な見地から最善のコトバを尽くしているように感じられます。以前より的確で洗練されていてコトバがぴったりとくるイメージを今回は感じられた。言っていること、メッセージ性は毎度共通して鹿島茂氏の2008年の書評からも大人の頭数を増やすことを念頭に置いて啓発している旨を述べており長年の活動に感謝しかありません。とても読んでいて清々しい読書体験で多くはない貴重な贈り物だと思ったりしました。

Product Details

  • Publisher ‏ : ‎ 文藝春秋 (September 13, 2023)

  • Publication date ‏ : ‎ September 13, 2023

  • Language ‏ : ‎ Japanese

  • Tankobon Hardcover ‏ : ‎ 296 pages

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 416391756X

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163917566

  • Dimensions ‏ : ‎ 5.2 x 0.71 x 7.44 inches

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内田 樹

1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。




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