映画感想『空に住む』多部未華子 岩田剛典 青山真治

おはようございます!

アマゾンプライムビデオにて視聴しました
ネタバレ的です未視聴の方はバック推奨です
個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります




多部未華子さんの今回演じる女性は
冒頭若くて
幼さが残る感じだけど

それは
容姿だけのはなしかな?


それは
かわいい
猫用リュックをしょっている
ポップな感じで
さらに幼い感じを
ミスリードされている?


大変みはらしのよい
東京の新宿方面をみわたせる
タワーマンションのほぼ上層階の一室を

財テクで所有しているという
叔父さんに
その部屋を貸してもらうところから始まるが


インテリアは
しゃれていて

家具も
現代的で

使い心地のよさそうなものが
完備されていて


引っ越しの段ボールが
まだ未開封で何個か残っているのは
御愛嬌


お位牌がふたつ?


たいへんなことに
いきなり
ご両親を
事故で亡くされたという


その

ご葬儀も
とうにおわり
納骨を

ひとりですませたという



かわいくて
幼さなそうな風貌からくる
先入観を
うらぎるように


主人公の女性は
気丈に
状況を乗り越えつつある?


まったくの
箱入り娘で
資産家の叔父に
マンションから
なにからなにまで
経済的に支えてもらうのかと思いきや


郊外の
広めの
庭つきの
和風民家


つどう

規模の小さな出版社に
おつとめされていて


しかも


これから
売れっ子になりそうな
無口な感じの
小説家先生の
作品も
手がけたばかりというご様子


じつはベテラン編集者?


しかも

小説家先生との編集出版方針の交渉で

「編集者としての自負があります」
的な

「自負」という言葉を用いて
自分の意見を表明するところが

かんぜんに
おとなの

しずかな
バリキャリ

です?


このギャップがすごいです


ややいなかの

懐かしさを感じる

和風の

民家

編集者たちが
数人
デスクを並べて

いわゆる
会社のように
仕事をしている部屋と


自習室
と称して

別の和風の部屋とか

いろいろ

部屋がありそうです


社長という人が
また
和服が板についた
お年を召された男性で


ご葬儀関連を
すませて
久しぶりに出社したらしい

多部未華子演ずる主人公女性に
ものしずかに
おくやみや
ねぎらいのこえをかけてくれるところが


いいひとなんだな

とかんじられます



ずっと
ずっと


はでに
声が大きくなることもなく


ものしずかで

ややげんじつばなれした
とうめいかんで

お話が進んでいきます


叔父様の所有物のタワーマンションに
棲み始めて


エレベーターで
顔立ちの整った青年にであって


いわゆる
ナンパ
されるのですが


よくよくみたら

ビルボードに
大きく顔が乗っているぐらいの
有名芸能人


これは

ロマンスとか

アバンチュールの

よかんです?



全体にしみじみした
おはなしです


多部未華子さん演ずる
両親を亡くしたばかりの
編集者が

ほんにんも
結構
文学的で

いいまわしが
詩的で


タワーマンションの

虚空に浮かぶ感じに
シンクロしています



みごたえありました!



いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!



まきのしょうこ






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