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『旅立ち』は『しめやかに厳かにそして・・・』

昨日BSで映画『おくりびと』をみた。
以前『映画館』で見たのだが随分と忘れていてまるで『初見』の様であった。それだけに『感慨』も新鮮だった。
主演のもっくんはじめ広末さん山崎さん余さん吉行さん笹野さん杉本さんなどいずれも芸達者で佳作品だった。
そして改めて思った。
人の死を送るとはかくもしめやかで厳かで悲しいものかと。
翻って『イスラエルとハマス』の戦争によって余儀なく死んでいった人々はひたすら『悲しみと怒りと恨み』の中での『旅立ち』。
仏教で言うところの『成仏』などできる状況ではあるまい。
あえて共に『聖戦』と位置付けている側面もあるので『すがる神』もあるのかも知れないが。
先日尾道での義弟の『一周忌と納骨式』に参列したが、一年たって笑顔も浮かぶ『法要』であったがそれでいて総じて『しめやか』でもあった。
『イスラエルとパレスチナ』は『2000年』来の『民族』と『民族』の争いと言われているがつまるところ『恨みの心』は人を高揚させるが決して『冷静』にはしてくれない。
『恨み』は『恨み』しか生み出さない。
残念!

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