今月の『脳内再生曲』ベスト4(24年2月)
2月ももうすぐ終わりですね。
今月の私の『脳内再生曲』は、傾向はバラバラになりました。
同率くらいで4つ、よく浮かんできた曲を選んでみましたので、どうぞ🎵
1、『A Movie Script Ending』(Death Cab For Cutie)
1曲目は、デス・キャブ・フォー・キューティーから。
とってもいいバンドなんで、名前は長いですけど覚えていただいて損はないです。
これは彼らの代表作とは言えませんが、私は断トツにこの曲が好きで、私の『生涯脳内再生回数』でもトップ3に入ってきます。
繊細なギターと緻密なサウンドが、胸の深淵にそっと触れてくる感じがして、心が浄化されます。
特に前奏のギターアルペジオは、たまらない魅力です。
美しい曲展開に誘われ、是非『デスキャブワールド』に浸ってください🎵
2、『不便な可愛げ』(ジェニーハイ)
2曲目は、川谷絵音さん率いるジェニーハイから。
川谷さんって、掛け持ちしているどのバンドでも、それぞれに合ったいい曲を書きますよね。
歌詞については、「不便な可愛げ」という表現と、その対義語として「便利なロンリー」を持ってくるあたりのワードセンスには唸らされます。
女性ボーカルが2人交互に歌うのも面白いし、メンバーの中嶋イッキュウさんのキラキラ艶やかな歌声と、ゲストのアイナ・ジ・エンドさんの魅惑のハスキーボイスの相性も抜群で、お互いを生かし合っています。
そこに、新垣隆さんの超技巧のピアノが乗っかってくる訳ですから無敵ですよね。
それにしても新垣さんは、本当にいいピアニストだなぁ🎵
3、『Pagan Poetry』(Björk)
お次は、最近寝る前によく再生されるビョークさんの曲です。
ビョークさんは「個性派の極み」みたいな人なので、結構好き嫌いは分かれるかと思います。
僕は、彼女の「毒気もはらんだ天真爛漫さ」が大好きです。
ライブ映像でも、天使に見える時もあれば、悪魔チックに見える時もあるんですよね。
彼女を見ていると「人間は多面体である」ということを改めて実感するし、「サニーサイド(天使)もダークサイド(悪魔)も人間の大事な一部なんだ」とも感じます。
このダークサイドもないがしろにせずに表現し尽くしてくる彼女が、僕には素敵に映ります。
初見は独創的で芸術的過ぎるので若干取っつきにくいかもですが、どうしてどうして、噛めば噛むほど味が出る「ビョーク沼」に是非ハマってみてください🎵
4、『Re方程式』(10-FEET)
最後は、ベテラン3ピースバンドの10-FEETから。
いやあ、嬉しいですよね。
地道に頑張ってきた実力派の同年代の人たちが日の目を見るのは。
スラムダンクの主題歌起用で上昇気流に乗っかって、一気に紅白歌合戦まで突っ走りましたよね。そこでも、一際光っていたと思います。
この曲は、ドラマ『フェルマーの料理』の主題歌。
元気が湧いてくるいい曲ですよね。
『Re』は、「繰り返す」の意。
「それぞれの答えが見つかるまで、諦めずに何度も何度でも『繰り返せ』ばいいじゃないか」というメッセージですかね。
僕の生涯のテーマである『自問自答』にもリンクして、非常に心に響きました。
個人的に、
の歌詞が、1番刺さりました。
ホント諦めずに、何度でも「もう一丁」といきたいですよね。
10-FEETの皆さんも「同世代の星」として、さらに輝いてもらいたいなと思います。
ついでにthe pillowsも売れないかなぁ🎵
以上、4曲。
聴きながら、冬の終わりを楽しんでください🎵