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日本人のアイデンティティ vol.12「日本国憲法」

かつて日本には「大日本帝国憲法」がありましたが、戦後、日本を占領統治したGHQは、日本を民主的な国に変えていこうとします。

民主的な国をつくるためには、大日本帝国憲法に代わる新たな憲法を作る必要があったのです。

1946年(昭和21年)11月3日は日本国憲法が公布された日であり、翌年の
5月3日に「日本国憲法」が施行されました。

マッカーサー最高司令官がGHQ民政局に憲法草案作成を命じるGHQ独自の草案作成にあたって、マッカーサーは「三原則」を民政局長のホイットニーに伝えた。

1)天皇は国の元首の地位にある。
2)国家の主権的権利としての戦争を廃止する。
3)日本の封建制度は廃止される。

日本政府が「憲法改正要綱(松本案)」をGHQに提出するが拒否される。
政府、GHQ草案に基づく憲法改正草案の作成に着手
その後紆余曲折あって何とか「憲法」が制定され~現在に至っています。

今世の中的にはこの戦後生まれの憲法の抜本的改正の必要性が叫ばれ初めておりますが、何となく小手先の井戸端会議に感じるのは私だけなのか?
現憲法の基本、国家にとって憲法とは何?

憲法は、国民の権利・自由を守るために、国がやってはいけないこと
(またはやるべきこと)について国民が定めた決まり(最高法規)です。

国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が日本国憲法の3つの基本原理。

先の大戦後に急遽作られた憲法でしかもGHQ主導であり純粋に日本人のもの
ではないのでは?という意見もありますが、要は誰がどう作ったかではなく
時代にマッチした形に変化していくべきものだと思います。

戦争云々、専守防衛、平和、人権、自由と義務、色んな面での世の中は変化
していますので、憲法も進化して行く必要があろうかと思います。

法律の難しい面は全く分かりませんし、原理原則どうあるべきか、何を優先して行くのかはワカリマセンが、皆が明るく楽しく生きていける世の中を希望します。

護憲だ改憲だとの二極分化の論争ではなく、皆で意見を出しあい何を求めていくか検討していく必要があります。

まずは国家の10年後、50年後、100年後のビジョンを明確にするべきでしょう。行先、目的地が決まらないと行き様がありませんので・・・。

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