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名言より学ぶvol.5 「馬子にも衣装」

(原義 馬子のように下賎な者でも立派な衣装を着ると立派な人に見えることから)見た目が立派だからと言って、中身がそれに伴っているというものではないという警句。

中身が無くても、見た目をそれなりに整えれば、ごまかせるものである。

情けないかな自分は「孫にも衣装」、「孫はどんなものを着せてもかわいい」または「孫に服を買い与える」という意味で使っていた?

昔「馬子」という馬を引いて人や荷物を運ぶ仕事をする身分の低い仕事が
ありました。

そんな身分の低い「馬子」でも、ちゃんとした服を着るとまともに見える、という意味なのです。

勘違いエピソードには、着飾った孫が立派に見える「孫にも衣装」だと思っていた、おしゃれをしている人へのほめ言葉で使ってしまったなどの回答がありました。

自分や身内のことをほめられたときに「いえいえ、馬子にも衣装ですよ」などと謙遜する際に使うことが多いようです。

確かに使うケースはそれなりにあるようには思います。

心の底からの誉め言葉として使うことはありませんが、そう思っているのは
本人ばかりかも知れません、知らぬ間に気軽で間違っていたりするのでは?

本人が気に入っているかどうかが重要ですが、どうしても周囲の目は気になるものですから、使い方を間違えないようにしたいものです。

「馬子にも衣装」の類語・類義語としては、醜いものも化粧すればけっこう美しく見えることを意味する「鬼瓦にも化粧」、形のみにくい木の切り株のようなものでも飾れば結構見よくなるものだということを意味する「木株にも物着せよ」などがあります。

間違って使うのはNGですが、中々頻繁には使えそうで難しい感じがします。

使われた相手と言いますか当人がこのことばで納得したり、笑いとしてやり過ごしてくれればまだしも、そうでなくガチで真正面から受け取ったら大変になる?

正直自身としては言われた経験の記憶はありませんが、それは常に着衣に負けていないと言いますか、そんな高価で立派な衣装を身にまとったことがない?いずれにし誤った使い方で相手を立腹させることがないよう気を付けましょうね。

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