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金沢観光と考え事

先日、金沢を訪れました。
連休と言うこともあり、人が多く、中でも外国人も多く見かけました。

近江市場、金沢城、兼六園、21世紀美術館、ひがし茶屋街を回る中で感じたことや、現地の人に伺ったことを徒然と書いてみたいと思います。

移動と食事

のとじま水族館のイワシ

今回の旅で感じたことは、移動と食事の難しさです。

実は、6年ほど前にも金沢を訪れました。
その際は、市内バスを使って市内を周り、予約せずにふらりとお店に入って美味しい料理を楽しんだ記憶があります。

今回の旅では、金沢駅につくと市内バスが大行列。
男4人旅だったため、歩いて近江市場、金沢城、兼六園、21世紀美術館と回りました。

ご飯についても、近江市場では、11時にはどのお店にも行列ができている。近江市場だけでなく、夕方に訪れたひがし茶屋街では、カフェもまともに入る事ができない混雑ぶりです。
夜ご飯のお店を予約しようとも、予約の電話を何件もするも満席とのこと。中心地から少し離れたお店でやっと予約をとることができました。

タクシーのおじちゃんの話

兼六園の紅葉

旅の中で1度だけ、タクシーを使いました。その際にタクシーのおじさんから聞いた話が、この記事のきっかけになりました。

『旅行客が多くなって、食べ物は高くなった。おでんの大根が500円。地元の人は、もう食べないよ。』

『外国人は長期間かけて旅をするから、あまりお金を使わない人が多いのよ。タクシーには乗らずに、フリーパスを使ってバスで回るし、パンをかじってるのよ。』

この話を聞いて、”いびつさ”を強く感じた。

観光により、現地の人の生活が変わっている。ただ、その物価高にあった消費は本当に得られているのだろうか。

また、手が届く価格で観光を楽しむことができるのも、今だけかもしれない。

お金をかけずに旅を楽しむことについてはまた今度。


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