見出し画像

日常的にウェルビーイングを育むヒント

みなさん、こんにちは!

2024年夏も昨年に負けず暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
こう暑いと身体的にも精神的にも参ってしまうこともあるのではないでしょうか。そして、気持ちが疲れてくると周りの人と関わるのも億劫になってきたりも…。

このような状態が続き過ぎてしまうと日々の生活の中でうまくいかないことが増えてしまったりして悪循環に陥ってしまいかねませんよね。

そこで、今回の記事ではそのような悪循環を予防するだけでなく、より良い状態を目指すためのヒントを簡単にまとめてみました!

日常に取り入れられるものもあるのではと思いますので、「何を取り入れてみようかな」「こんなこともできそうかも」などいろいろと想いを巡らせながら読んで頂けると嬉しいです。

みなさんが取り組まれていることがあればぜひコメント欄でも教えてくださいね!

■ウェルビーイングとは?

まずはじめに記事のタイトルにもある”ウェルビーイング”という言葉についてです。

最近はちょっとずつ見聞きするようになってきた印象もありますが、みなさんにとっては馴染みのある言葉でしょうか?

ここでWHOによるウェルビーイングの定義を見てみましょう。

病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。

日本WHO協会より

ウェルビーイングの訳としては健康や幸福がよくあてられますが、その意味合いよりもWell(良い)とBeing(存在する)がくっついた単語がウェルビーイングであるためシンプルに”良い状態”だと考えてよいと個人的には考えています(良い状態だからこそ健康や幸福だと言えますよね。だた、その状態は人によって変わるというのがポイントです)

また、WHOの定義にもあるようにウェルビーイングの大きなポイントは「”ネガティブが無い”ではなく”ポジティブが在る”こと」です。

ウェルビーイング、良い状態を目指していくためには日々のネガティブへの対処をしながらポジティブを生み出していくことが必要だということですね。

そして、ポジティブを創り出すときに意識すべきは”身体的”、”精神的”、社会的”という3つの領域になります。
自分自身だけでなく、他者との関係性も欠かせないという点も忘れずにいたいですね。

さて、次項からウェルビーイングを育むためのヒントをお伝えしていきますが、その前に立ち止まって考えてみて頂きたいことがあります。それは…


今の自分自身を振り返ってみて、身体的・精神的・社会的それぞれの領域についてどの程度満たされていると思いますか?


自分自身のことを知り、より良く満たしていくという視点もウェルビーイングを育むうえでは大切になりますので、ヒントに目を通しながらそれぞれを実践してみたとしたら自分自身にどんな変化が起きそうか、他にできそうなことはないかなどいろいろと考えてみてくださいね。

■ウェルビーイングを育むためのヒント

・良いことを振り返る時間を作る

質問:今日あった良いことは何ですか?3つ教えてください!

いきなりの質問でしたが、みなさんはパッと思い付きましたか?
全く…という方もいらっしゃれば、3つすぐ思い付いたという方もいますよね。

実はポジティブを創るにはトレーニングが必要なんです。

人はどうしてもネガティブに目が向いてしまうので、ポジティブを生み出すには意識的に注意を向ける時間を作ることが大切なんです。

特にオススメの時間帯は寝る前なので、ぜひ時間を作ってやってみてくださいね。

継続して取り組むことで日常で見える世界にちょっとずつ変化が訪れてきますよ。


・周囲の人のためになる行動をやってみる

他者のための行動はウェルビーイングへの影響はとても大きいです。

というのも、ウェルビーイングの3つの領域に”社会的”が入ってましたよね。
意識的に社会的な要素を満たそうとする行動を取ることで他者との良い関係性に繋がるだけでなく、良いことをしたらいい感情が湧いてきて精神的にも満たされますよね。

実際に多くの研究で他者のための行動を意識的に取り組むことによってウェルビーイングが向上したという結果が得られています。

でも、どんな行動が良いの?と疑問に思われる方もいるかもしれません。

他者のためと言われると大きなことをイメージされるかもしれませんが、あんまり気を張らず、些細なことから始めてみると良いですよ。

例えば、相手のためにドアを開いて「先にどうぞ」と言ってみる。

このくらいのイメージであれば今からでも取り組めそうな気がしませんか?


・好きなことに取り組む時間を作ろう

”好き”という自分自身の内から湧いてくる感情に嘘はありませんよね。
本当に純粋で大切な気持ちです。

みなさんは「これが好き!」と言えるものはありますか?

日常生活を思い返してみると、外から流れてくる情報が多かったり、周囲を気にして過ごす時間が多かったりと自分の外の世界へ目を向ける時間が多く、自分自身の感情に意識を向けるような時間ってそこまで多くはないかもしれませんよね。

これだけ慌ただしい現代を生きていると自分の気持ちが二の次になることは仕方ないかもしれません。

だからこそ、まずは落ち着いた穏やかな環境を作って自分自身の感情に向き合う時間を作ってみることをオススメします。

そしてその中で”自分の好きなこと”を改めて感じて、打ち込む時間を作ってみてください。

時間を忘れるほど夢中になったその先にはきっと精神的に満たされた自分が待っていますよ。


・自然に触れる時間を作ろう

自然に触れる時間を作ることで精神的に良い影響があることはよく言われますよね。
外での軽いウォーキングもネガティブな考えが軽減し、気持ちが改善するといったこともあるようです。

短い時間でも外に出て可能であれば自然に触れることでネガティブが緩和され、ポジティブ感情が得られるのはウェルビーイングを育むうえでは大きなヒントになりそうですよね。

ただ、この季節は暑さが厳しいので時間帯や熱中症などの対策をしっかりして取り組む必要がありそうですね。


■さいごに

今回はウェルビーイングを育むうえでのヒントをいくつか紹介しましたが、いかがでしたか?

ひとつひとつ取り組んでみても良いですし、周囲の人のためになる行動を取ってその日の最後に振り返ってみるなど合わせて考えてみても効果的ですよ。

また、ウェルビーイングは身体的・精神的・社会的の3つを押さえていくことを考えると、誰かと一緒に自然に触れる時間を作ってみると全ての領域に良い影響が出てくるイメージも湧いてきますよね。

ウェルビーイングを育むためには一般的に良いと言われることを実践してみるのはきっかけとして良いですが、何よりも大事なのが”あなた自身が良いと感じているかどうか”です。

ぜひこれを機に自分自身と向き合いながらより良い状態、ウェルビーイングを目指していって頂けると嬉しく思います!


もっと学んだり、実践してみたいと思う方はこちらもチェックしてみてください!


それではまた次回の記事でお会いしましょう!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?