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世界初のカーボンニュートラル(Net-Zero)基準が公開 Beyond value chain mitigation に着目してみた

2021年10月28日、SBTi(Science Based Targets initiative)がカーボンニュートラル(Net-Zero)の基準を公開した。 SBTiはNet-zeroの基準を次のように記載している。 The SBTi Net-Zero Standard defines corporate net-zero as: • Reducing scope 1, 2, and 3 emissions to zero or to a residual level

    • それ、トイレに流せますか?

      先日、こちらの記事を読んで、トイレに流せる基準は何か気になっていました。少し調べたのでメモします。まだ他にも基準があるかもしれないので、ご存知の方はご教示いただけると幸いです。 *IWSFG様の資料には著作権が記載されておりますが、公益社団法人日本下水道協会国際課様に許可を頂き、掲載しております。 下水処理の仕組み 「日本下水道協会HP」より引用 下水は、次の順に処理されます。 1.沈砂池:大きなごみ等を沈める 2.最初沈殿池:細かい汚れをゆっくり沈める 3.反応タン

      • バイオ? バイオマス? プラスチックとは

        こんにちは。7月1日よりレジ袋が有料になり、バイオマスプラスチックという単語を聞くようになりました。バイオプラスチックなのか?バイオマスプラスチックなのか?ややこしいので、メモしました。 バイオ、バイオマスプラスチックの定義 「国際環境経済研究所HP」より引用 日本バイオプラスチック協会の定義では、 ・バイオマスプラスチック(上図の緑色の部分):原料にバイオマス(有機資源)由来の物質を含む ・生分解性プラスチック(上図の青色の部分):分解されると二酸化炭素と水になる。

        • お菓子の袋からペットボトルを作れる!?

          6月30日に「使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む新会社設立」というニュースリリースが流れました。 プラスチックの再資源化技術に使用予定のアネロテック社の技術を少し調べてみたら面白そうだったので、メモします。 アネロテック社とは?・2008年創業 ・本社:米国ニューヨーク州パールリバー ・業種:バイオ化学ベンチャー企業 ・技術:非食用の植物由来原料から石油精製品と同一性能を持つベンゼン・トルエン・キシレン(BTX)を生成 サントリーは2012年からアネロテック社

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        世界初のカーボンニュートラル(Net-Zero)基準が公開 Beyond value chain mitigation に着目してみた

          サーキュラー・エコノミー及びプラスチック資源循環 ファイナンス研究会

          7月1日からレジ袋が有料になりました。こうした政策は施行されるずっと前から検討されています。今回は2021年の冬頃に発表があるであろう研究会の内容をメモします。 1.何を検討している?以下の開催要項をひらたく言うと、「投資家が、企業の循環経済の取組みを評価する枠組みを作る(企業が、がんばる方向性を示す)」かと。 サーキュラー・エコノミー及びプラスチック資源循環に資する取組を進める我が国企業が、国内外の投資家や金融機関から適正に評価を受け、投融資を呼び込むことができるよう検

          サーキュラー・エコノミー及びプラスチック資源循環 ファイナンス研究会

          ペットボトルのリサイクル事情 技術編

          PETボトルのリサイクル事情第2編はPETボトルをリサイクルする方法を調べてみました。第1編はこちらです。 1.PETボトルからPETボトルを作るのは難しい 「小学生のための環境リサイクル学習ホームページ」より引用 PETボトルのリサイクルは分別→回収→再資源化という過程を経ます。2018年度、PETボトルのリサイクル量529千トンうちPETボトルに生まれ変わったのは73千トン(14%)でした。 PETボトルにリサイクルするには粘性と食品衛生の2つの壁があります。

          ペットボトルのリサイクル事情 技術編

          ペットボトルのリサイクル事情 数値編

          先日ラベルレスボトルの記事を書いたときに、PETボトルのリサイクル率はどれくらい?と思い、調べてみました。 今回は数値編と技術編に分け、数値編ではリサイクルに関わる数値を、技術編ではリサイクルする方法についてメモします。 数値編はPETボトル推進協議会発行の「PETボトルリサイクル年次報告書2019」(以下、年次報告書)をもとに数値を確認していきます。 1.リサイクル率 「年次報告書」を一部切取り引用 PETボトルのリサイクル率は (リサイクル量)÷(ボトル販売量)=

          ペットボトルのリサイクル事情 数値編

          ラベルレスボトル誕生秘話

          最近、Amazon等でラベルレスボトルを見かけませんか? このラベルボトルレスが誕生したのには法律の改正がありました(誕生させるために法律を変えたという方が適切なのか?)。 この記事では以下の順番でラベルボトル誕生秘話に迫りたいと思います。 なぜラベルが必要なのか?消費者がゴミを分別し、資源の再利用を促進するために「資源の有効な利用の促進にかんする法律」により製造者は、製品に次の識別表示をつけるよう定められています。 経産省発行のパンフレットを一部切取り引用 令和2

          ラベルレスボトル誕生秘話

          レジ袋はなぜ有料に?

          2020年7月1日からレジ袋が有料になりますね。制度の概要や対象となる袋の説明は経済産業省のHPにとても見やすくまとまっています。 ここでは、以下目次のことについて考えていきます。今回引用が多いですが、お時間のない方は引用を飛ばして読んでください。 レジ袋はなぜ有料に?「プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン」には以下のように書いています。 一方で、(プラスチックは)資源・廃棄物制約や海洋ごみ問題、地球温暖化といった、生活環境 や国民経済を脅かす地球規模の課題が一層

          レジ袋はなぜ有料に?

          プラスチック問題に対する日本の方針

          2020年7月1日にからレジ袋が有料になったりと、プラスチック問題について調べることも多いのではないでしょうか? 日本がどうやってプラスチックを資源循環に持ち込むのかを示したのが2019年5月31日に策定された「プラスチック資源循環戦略」です。 本文は長いので、ここ!と思ったところをメモします。 基本原則「3R+Renewable」:プラスチックは減らし(Reduce)、繰り返し使い(Reuse)、有効活用する(Recycle)ことに加えて、再生可能な(Renewabl

          プラスチック問題に対する日本の方針