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あなたのコトバを待っている人がいる。

もし、あなたが、
自分にはいい文章が書けないとか、
自分が書くことはしょうもないとか、
悩んでいるとしたら、
それは勘違いです。

うまく書けないのは、
いいことを書こうとしているから。

人の目を意識しすぎると、うまく書けません。

何かいいことを書こうとか、
役に立つことを書こうとすると、
とたんに書けなくなってしまうのです。

もちろん、狙って書くことができる人もいます。
それは、鍛錬を重ねたプロのなせる技です。

プロじゃない、僕たちが
いいことを書くためには、
ちょっとしたコツがいります。

とにかく、まず書き出すことです。

いい文章を書く必要はありません。

自分の中にあるものを、
ただただ吐き出すように、
外に出してあげるということに徹底します。

そのほとんどが、
とるに足らないものだったりするけれど、
ときたま、「お、これは!」と思えるものが
出てきます。

出てくるまで書き続けていればいいのです。

書いているうちに、
勝手に「言いたかったこと」が
ポロポロとこぼれ出てくるのです。

こういうものって、
最初から狙っては出せません。

あくまで、
思考を外に垂れ流しているときに、
混じって出てくるものだから、
「それだけ」を取り出すなんてことは出来ないのです。

蛇口をひねって、
排水しているようなものだと
考えてください。

いいこと、役に立つことを書こうとすると、
途端に何も出てこなくなるので、
まずは、排水してあげる必要があります。
いいことは、結果的に書けるもの。
書いて、書いて、書いている内に、
見つかってくるものなのだから。

「書きながら考える」に近い。

だから、何でもいいから書き出してみて下さい。

なんでもいいから書き出してみれば、
自然に、いいことが出てきますから。

誰かに響くいいコトバ、役に立つコトバは
あなたの中にちゃんと眠っているんです。

だから、それを外に出してあげましょう。

きっと、あなたのコトバを
待っている人がいるはずですよ。


GOOD&SHARE 牧野彰邦


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