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【9/15新潟L戦】パルセイロレディース選手寸評

カップ戦を経て、いよいよ24-25シーズンのリーグ戦が開幕。あいにくの雨が降る南長野に昨季躍進の新潟Lを迎えますが、相手は入り待ちをするほど気合十分。試合の方もこちらのハイプレスがある程度ハマったものの、地力の差というか試合巧者ぶりを発揮され1-2で敗れました。選手ごとに振り返っていこうと思います GK 伊藤(ゆ) 当たり前のキャッチにもかなり気を使うコンディションだったが無難に対応し、危ないシュートも防いだ。欲を言えば、1失点目のおてんば娘を止めたかったところ 右CB 

    • 【8/31広島R戦】パルセイロレディース選手寸評【クラシエカップ】

      秋春制のWEリーグ、24-25シーズンが開幕。苦しい昨季を受けての新シーズンとなりますが、自分としては比較的モチベーション高め。まずはカップ戦ですが、現地参戦してきたので書いてみます GK 梅村 頭上を抜かれそうな場面でビッグセーブを見せるなどチームを助けた。相変わらずショートパスはヒヤヒヤする所につけるので、もう少しリスク管理してもいいのかな…とおじさんは思います 右CB 坂井 この試合のMVP。一時同点となる強烈なヘッド、2点は救ったシュートブロック、パワフルなキック

      • 【6/29ダービー】気まぐれパルセイロ選手寸評

        現地参戦してまいりました。激闘の余韻で寸評を書いていきます GK 松原 天皇杯県予選決勝が伏線となるようなリーグ戦初スタメン。失点シーンは正直キムミノの不在を痛感してしまった。ただ失点後はファインセーブもありチームを助けた。ゴールキックも精度高く浮田に届けて特長を見せた 右CB 大野 序盤に低い位置での切り返しを見せた時は「Jackのよくない所出てるぞ」と思ったが、その後は無難に対応。慣れない布陣で苦しい場面も体を投げ出して食い止めた 左CB 工藤 大卒新人、リーグ戦先

        • 【課題は】AC長野パルセイロ2024前半戦寸評③【変わっていない?】

          前回の続きです 全3部構成。①②で選手寸評、③で監督・戦い方・データなんかをまとめたいなと思っております 今回は監督・戦い方・データなんかを見て思ったことをまとめてみます ◆まずはデータを見てみよう AC長野パルセイロ 2024 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB (football-lab.jp) Football LABは本当によくまとまっているので皆さんもぜひ 気になった点を挙げていきます ・期待値以上にゴールを取

        【9/15新潟L戦】パルセイロレディース選手寸評

          【敵陣に】AC長野パルセイロ2024前半戦寸評②【J2はあるのか】

          前回の続きです 全3部構成。①②で選手寸評、③で監督・戦い方・データなんかをまとめたいなと思っております 今回はボランチ、シャドー、FWの選手寸評です 【ボランチ】 ⑥西村 ボランチの軸として全試合出場。センスを感じるボールキャリーと長い距離もいとわないアプローチ、時折見せる華麗なサイドチェンジ。今後はとにかく出続けることと数字も伸ばしたいところ ㉖パク スビン 攻守においてボールに関わる意識が高いタイプ。途中出場から中盤の強度を取り戻す際に使われることが多い。最近あまり

          【敵陣に】AC長野パルセイロ2024前半戦寸評②【J2はあるのか】

          【ダービー前に】AC長野パルセイロ2024前半戦寸評①【振り返り】

          次節のダービーが第19節、つまり前半戦最後なわけですが ビッグマッチを前にここまでを振り返ります 全3部構成。①②で選手寸評、③で監督・戦い方・データなんかをまとめたいなと思っております 今回はGK、CB、WBの選手寸評です 【GK】 ①田尻 3月半ばからスタメンを勝ち取り、徳島戦では殊勲のPKストップ。しかしその後は再びキムミノにスタメンの座を明け渡す形となった。シュートストップとコーチングはさすがだったが、ハイボール処理には不安も。メンバー外が続いたが、ベンチに戻って

          【ダービー前に】AC長野パルセイロ2024前半戦寸評①【振り返り】

          【3/13徳島戦】パルセイロ選手寸評【ルヴァンカップ】

          ルヴァンカップ勝利の勢いで寸評いきます GK 田尻 寒空に響く甲高いコーチング、要所を締めるセーブ。ベテランGKかくあるべしという感じ。キープしようとしてCKになってしまったのはヒヤリ CB 大野 ブラウンノアへの対応などやられなかったとは言えないが、CKからの1失点で踏ん張った。Jackの逆襲なるか 右CB 石井 サイズ差や相手の左サイドが良かったのもあり守備は悪戦苦闘。相手の背後へのボールが効果的な印象 左CB 冨田 ビルドアップ時、窮屈そうにボールを持っているよ

          【3/13徳島戦】パルセイロ選手寸評【ルヴァンカップ】

          【3/9相模原戦】パルセイロ選手寸評【気まぐれ】

          ホーム開幕の勢いで寸評を書いてみます GK キムミノ 1回クロスに触れなかったシーンはあったものの、ビッグセーブを連発し今季も健在。ゴールキックのボールを変なところからもらって注意されるお茶目ぶりも発揮 CB 池ヶ谷 失点シーンは痛恨だが相手の能力や時間帯、池ヶ谷の特徴を踏まえるとあまり責めるのも酷に感じる 右CB 黒石 危険なボールロストもあったものの、安易に下げないなど積極性に好感 左CB 杉井 いつも通りの声かけでラインの押し上げにも貢献。組み立てでも左で良好な

          【3/9相模原戦】パルセイロ選手寸評【気まぐれ】

          パルセイロの2024年を展望しよう【⑤FW】

          パルセイロの2024年を展望しよう、ということで 今回はフォワード(トップとシャドー)についてです ◆1トップには不安感も 実力十分の進昂平が開幕直前にケガ・・・。FW登録としては残り浮田と木原のみとなりました。新加入の浮田への期待が高まる状況です。個人的にも長身FWは好きなので活躍を見たいところ。昨年の序列や色々な情報を見れば木原が計算できるとまでは言えず、山中やイ スンウォンの起用も場合によってはあるかもしれません。1トップには純粋な点取り屋というより前線からの守備や周

          パルセイロの2024年を展望しよう【⑤FW】

          パルセイロの2024年を展望しよう【④MF】

          パルセイロの2024年を展望しよう、ということで 今回はミッドフィルダー(便宜上ボランチとウイングバック)についてです ちょっとだけ長いです(笑) ◆ダブルボランチの人選は 理己さんのサッカーだと平均以上の上下動も求められることもあり、なかなか難しい役割。完全移籍となった西村は万全ならスタメン濃厚な実力。その相方は誰かというのが焦点になってくるか。若手、ベテラン、潰し屋、テクニカルなタイプといろいろ揃えた印象なので、開幕後も試しながらという部分は出てくるかもしれない。 ◆

          パルセイロの2024年を展望しよう【④MF】

          パルセイロの2024年を展望しよう【③DF】

          パルセイロの2024年を展望しよう、ということで 今回はディフェンダーについてです ※ウイングバック(WB)はMFで記載します ◆3バックが基本 最終ラインは3枚でも4枚でも対応できる補強をしたとのこと。ただ色々な情報を見る限り、3バック(3-4-2-1)で行くでしょう。4バックだと中央の枚数的にも守備力的にも少し不安という感じ。今のところ4バックは攻撃的に行く時のオプションという位置づけかなと思います。昨年からの継続性も踏まえて3枚のDFを並べる形になりそうです ◆SB

          パルセイロの2024年を展望しよう【③DF】

          パルセイロの2024年を展望しよう【②GK】

          パルセイロの2024年を展望しよう、ということで 今回はゴールキーパーについてです ◆比較的バランスの取れた陣容 出場機会に恵まれなかった矢田貝が秋田へ個人昇格、濵田が大分へ帰還。一方で田尻と松原が入り、GK4人体制は維持しました。昨年は最年長が25歳の矢田貝という若きGK陣でしたが、今年31歳の田尻が加入して年齢バランスは改善でしょうか。 タイプ的にも人それぞれ。キムミノはご存知の通りですが、田尻は安定感がありそうで声(コーチング?)が長所とのこと。千葉からレンタルの松

          パルセイロの2024年を展望しよう【②GK】

          パルセイロの2024年を展望しよう【①チーム編成】

          パルセイロの2024年を展望しよう、ということで 昨年に続き補強、戦術、各ポジションの状況など色々書いてみます 今回はチーム編成についてです ◆勝負の2年目 これ実は昨年と同じタイトルです(笑) シーズン途中での就任となった髙木体制1年目は、振り返ってみると居る選手でなんとかしていた印象もあります。 今回の出入りを見てみましょう 監督の意向をかなり反映したとのことで、いわゆるチルドレンも多い。OUTも踏まえて考えると、運動量・スピードというアスリート的な部分を重視したのか

          パルセイロの2024年を展望しよう【①チーム編成】

          パルセイロの2023年を展望しよう【⑥監督と戦術】

          パルセイロの2023年を展望しよう、ということで 今回は監督と戦術についてです。これが一番長くなりそうです(笑) 【2022年から感じたこと】 ◆主導権と再現性 監督は自分達からアクションを起こすことにこだわりのあるお方 シュタルフさんのW杯の戦評を見た時に、結果に喜ぶ一方で 耐え忍ぶ日本の戦い方には思うところがあるような書き方が印象的でした また今年のキャンプでも「再現性のある攻撃」というゲキが飛んでおり ボール保持から意図した攻撃を繰り返すことで主導権を握りたいようで

          パルセイロの2023年を展望しよう【⑥監督と戦術】

          パルセイロの2023年を展望しよう【⑤FW】

          パルセイロの2023年を展望しよう、ということで 今回はフォワードについてです ◆長い冬を溶かすストライカーは現れるのか 雪国が迎える春は、都会のそれとは感動の度合いが違うものです 決定力不足という「冬」が続く長野もまた春を待ちわびております (まあどのクラブのサポも決定力不足と言ってる気もしますが・・・) 得点はFWだけのものではないですが やはり強烈なストライカーの出現が待たれるところです 1家に1台、長身FWは必要派なんですが 今年は電柱って感じの選手は見当たらず

          パルセイロの2023年を展望しよう【⑤FW】

          パルセイロの2023年を展望しよう【④MF】

          パルセイロの2023年を展望しよう、ということで 今回はミッドフィルダーについてです。人が多い! ◆攻守の要 アンカー 中盤の底でゲームをコントロールするまさに攻守の要 昨季はどんな状況でも基本的に宮阪を起用し、監督のこだわりが表れていたように思います 求められるのはゲームを読む力と長短のパスを駆使する能力でしょう 今季は宮阪に加えて、西村と丹羽という楽しみな選手が加入し 三つ巴のポジション争いが展開されそうです ◆両ワイド 大外を駆け上がったり、内側に行って前をサポート

          パルセイロの2023年を展望しよう【④MF】