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フードを被った世界は少し居心地が良い(33日目)

小さい頃から、布団で全身を被ったり、頭からブランケットを被ったり…。
自分だけの、少し暗くて、小さいスペースが好きだった。

その名残か、大人になった今、フードを被っている時間は好きだ。

休職してから、好んでパーカーを選んで被るようになった。
家の中、一人でいる時は被り続けている。

フードを被ると、視界は狭まる。限られた中で見える世界だけに集中できる。フードを被らない世界は、あまりにも広すぎる。自分にとっては情報量が多い。

私の視界と心情は連携するものがある。だからか、フードを被ってみる世界は、自分だけの世界のようで安心感がある。

これから暑さでフードが被れなくなる。今年の夏はワクワクできない。

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