なんか折り紙の鶴って、嬉しいよね（7日目）

私は、うつ病で1ヶ月ほど入院していた。
自分が助かるために入院したものの、お金面は不安である。

そういえばで、加入している保険で入院費何とかなるのでは？と思った。
自分が加入していた保険には、病気入院も保障対象だった。
社会人になるわずかな時間に、一人で調べて加入してよかったと思う。

退院して直ぐに電話で資料請求したものが、手元に届いていた。
封筒を開いてみると、折り紙の鶴が1羽あった。

いつもだと、「折り紙の鶴入っているんだ」という事実だけ受け止めて、
それ以上に感情は生まれることはなかったと思う。

今の自分は、折り紙の鶴に気が付いたとき、
少し「くすっ」と笑ってしまったのを覚えている。
なんか、不思議な感じだった。

うつ病で休職して、不安に押しつぶされて荒れている心でも、
安堵感というか癒しを受け取れていることが少し嬉しかった。
だから、笑えたのかなって。

心全て負の感情で覆いつくされているわけではないんだと、
少し希望が見えた、そんな一日でした。