見出し画像

おはようございます。
今日は、「漠然とした将来の不安」について書いていきます。

新型コロナウィルスの感染者数の増加に伴い、世界経済、日本経済並びに、勤める会社の成長性、存続維持といった視点で、今後の人生を悩まれておられる方が多いのではないのでしょうか。
特に、30代後半以降で60代の方で給与所得を中心に生活を過ごされておられる方の不安感が多いように感じます。

筆者も、正直先行きの不安感がないかと言われるとそうではありません。
直近1年間も不安要素はたくさんありますし、挫折経験がある方は特に過敏に反応される部分なのかなと思っています。

①不安の要素は、だいたいお金に行き着く

【経済】×【会社】×【自身の境遇】×【自身の精神健康状態】

といった視点で、考えると、【経済】【会社】まで不安要素になってくると、この先の人生の積み方に対しての不安がなくなることはない気がします。

そして、それが何から生まれているのかというと、生活資金や今後かかる金額への不安になると考えています。

本日は、『お金が増える 米国株超楽ちん投資術』という著書をおすすめします。超ためになります。是非、お手に取ってみてください。

資産運用といえば専ら定期預金という人でも、安心して始められる投資のハウツーを、はてなブログで圧倒的人気を誇るたぱぞう氏が、手取り足取り一から教える一冊。
投資を始めてみたいけど、損はしたくない、始めるのが面倒で見送ってきた、今さら始めてもどうせ増えないetc. でも投資に興味はあるんです。
そんな投資の初心者にもわかりやすく、かつ、すでに投資を始めているけどイマイチ成果が上がらないという中級者まで役立つ成功のノウハウを伝授。

②不安をかきたてる要素

日本の平均給与は横ばいである。
実際の年齢別の平均収入は以下です。
https://doda.jp/guide/heikin/age/

   年代   平均  年収
   全体   男性  女性
20代 348万円 371万円 321万円
30代 444万円 484万円 377万円
40代 510万円 573万円 403万円
50代以上 613万円 661万円 431万円

40代ならば、510万円あれば良いほうであると、あくまで平均値なので、中央値ではないと思います。

また、平均貯蓄額はこちらです。
<年代別平均貯蓄額・平均借入額>
年代   平均貯蓄額  平均借入額
29歳以下 154万8,000円 263万4,000円
30~39歳 403万6,000円 865万7,000円
40~49歳 652万円 862万1,000円
50~59歳 1,049万6,000円 581万6,000円

40代-50代で節制をして、1,000万ほど貯め込めると、わりかしいい方であるという結果です。

ここで、加味しておいたほうがいいのが、インフレ率です。
政府の直近で2%程度のインフレを想定しており、物価の価格が上がるという事を意味しています。
今まで、スーパーで肉といえば、牛肉を食べていたのが、鶏肉や豚肉になってくる。そんなイメージです。ざっくりではありますが。
今まで購入できていたものが、購入できなくなる。
そんな近未来が予想されています。

つまり、何が言いたいかというと、子供が塾に行きたいと言ってもインフレすると、今まで行かせられていた金額では塾に通わせることができなくなるということです。
いやー、辛いですね…本当に、日本は今でこそ、GDP3位の国ですが、それが下落していく可能性があることを指し示しています。
マーケットがシュリンクしていくと、海外からのお金も舞い込まなくなり、企業も立ち行きがうまくいかなくなる事があるという事になります。

なやましい…そんな事が実際に起きてしまうと、本当に支出を抑えるという行動になります。そして、個人がその行動をとっていくと、結果何が起きるかというと、モノが売れない→会社が儲からない→給与が上がらないではなく、下がる傾向すら出てくる。そんな未来も描けます。


③打開する方法の1つとして

今まで不安を煽ってしまいましたが、打開する方法もあります。
『お金が増える 米国株超楽ちん投資術』では、そんな現実を見た上で、こう述べられています。
米国株式のインデックスファンドを積立で買っておけ。

今の市況はやや割高傾向と言われていますが、アクティブ投資や個別株投資でない形式で、インデックスファンドで積立で、米国株式のETF(上場投資信託)を保有しておけば、配当金・分配金、キャピタルゲイン(売買差益)で資産を安定しておくことができます。

以前は、日本は裕福で、銀行に預金するだけで金利がつくという神話が残っていましたが、その時代は本当に終わりました。
銀行の用途は、ただ金額を保有してくれているだけです。
ただ、それだけです。(他にもあるでしょうが…)

投資を行うことにより、資産をまず分散化して、市場に預けておく。
そうすることによって、10年後、15年後、20年後、30年後にあなたを助ける何かになってくれる可能性すらあります。

是非、前向きにご自身の資産運用を行ない、心の平穏を勝ち取り、将来の不安を少しでも軽減する行動を取って頂くことをおすすめします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?