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2023年4月公開映画 期待値【地雷】4選

見る前から【地雷】とか後ろ向きなことを言っていると、亡くなったアントニオ猪木から「やる前に負けること考えるバカがいるかよ!」と怒鳴られて殴られそうだが、それでもいろんな理由で「どうよ?」と思わざるを得ない、そんな4本。


①『世界の終わりから』(4月7日公開)
監督・脚本・製作・製作総指揮・編集:紀里谷和明
主演:伊東蒼

紀里谷和明といえば、シンガーソングライターの宇多田ヒカルの元旦那で、『CASSHERN』や『GOEMON』を手掛けた独自の世界観が強い監督で、その監督の最新作。
両親を失い、学校でも居場所がない孤独な女子高生が、終わろうとする世界を救うために奔走する、というもの。虐げられた環境の女子高生という設定は悪くなさそうだが、そこからなぜ「世界」に飛躍しちゃうのかな?
その明らかにおかしな発想を確認したくはある(笑)。

②『ゲネプロ★7』(4月21日公開)
監督:堤幸彦

ゲネプロって、つまり最終リハーサルということだよね? つまり、舞台ものの舞台裏を見せる映画で、これにミステリー要素がつくんだね。「金田一少年の事件簿」のエピソードで似たようなのがありそうだし、イケメンだらけのポスタービジュアルからも不安げな地雷臭を感じるんだよね。

③『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(4月28日公開)

言わずとしれたファミコンゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の3Dアニメ映画。大人から子供まで楽しめるようなファミリー向けというのは分からなくはないが………まあ、実写じゃないから大丈夫かな?
一応、地雷候補で予防線を張りたい。

④『聖闘士星矢 The Beginning』(4月28日公開)
主演:新田真剣佑

これこそ「見る前に負けること考えるバカがいるかよ!」と怒られそうだが、ハリウッド実写版『北斗の拳』やハリウッド実写版『DRAGONBALL EVOLUTION』の再来な気がしてならない。
それでもアテナとかカシオスとかマリンが出るから、ある程度原作に沿っているよね?
不安でいっぱい(笑)。

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地雷。それは常に不安いっぱいでハズレを引く可能性が高い。が、爆発しなければ軌跡が起きるかも。
要は低いハードルの期待値で臨めばなんとかなる、ということ。

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