アメリカンスクールの園児が娘にしたこと
こんにちは。タダユキです。
あぁ…もうダメだ…怒っています。
今日は吠えリーマンのグチリーマンのグチライターです。
※デスメタルの声でお読みください。
家のそばにアメリカンスクールがあります。 といっても英語保育園です。
よって園児たちは皆日本人の子供たちです。
バイリンガルを目指す子供たちが生む歪み
英語は将来的に獲得したい言葉の1つです。
今ではGoogleや楽天、P&G、資生堂、ユニクロなど大企業の多くの公用語が英語になっているのはご存知ですね。
グローバルの名の下に、早いうちから耳慣れさせるために英語保育園に通わせる親御さんの気持ちはすごく分かります。
その英語保育園も英語のみならず、豊かな心や思いやりといった理念をあげ、人間力の育成にも力を入れています。
そんなある日、妻と娘が近所の公共の小さな公園に遊びに行きました。
※写真はイメージです。
するとあっという間に小さな公園が20人程の英語保育園の園児たちでいっぱいに。占領状態。
子供たち20人に対し、先生は4人。
余裕で管理出来ますわな。町の小さな公園ですから。
まだカタコトしか話せない娘が楽しみにしていた滑り台を、次々に英語保育園の大きな日本人の子供たちが集団でやってきて我先に我先にと娘を抜かして滑っていきます。男の子たちね。
※写真はイメージです。
とは言え、わんぱく盛りの男の子ですし、まだ年齢的にもまだまだ天動説ですから仕方ないのかもしれません。
ここまではどの保育園、幼稚園でもあることでしょう。目くじら立てるわけではありません。
しかし、英語保育園の暴れん坊くんの男の子たちは娘を何度も抜いて滑り出し、戻ってきては時折服を踏み、娘の背中をヒザでこずき出しました。
それでもやっと我慢して順番が回ってきた娘が滑ろうとした時、
ある男の子が滑り代の下から登ってきて、
人差し指を振りながら娘の顔の目の前で「non,non,non」とからかって
滑り台の下から上がってきました。滑らせないようにしたのです。
園児の群衆は渋谷のハロウィン。理性は軽く吹っ飛びます。
娘はTVで覚えた「じゅんばんばん、じゅんばんばん」と必死で言ったそうです。
それでも娘を滑らせようとしない。なんとも言えない気持ちになりました。
最終的には滑り台を妻が監視するはめに。先生はどうしたん???
英語が話せることで、スゴイ自分と勘違いしてマウンティングをとる
この英語保育園の創業者の方は、残念ながらこの事実を知らないでしょう。
自身が想いを込めて立ち上げた英語保育園。
調べてみると創立20年。
英語のみならず正しい道徳や生き方、豊かな感性と思いやりなど日本的な文化まで育成する素晴らしい理念。
が、
企業の何割かは創業経年すると、理念はいつのまにか陳腐化し、ただの収益優先ビジネスに。
これ、どこの会社もそうなってしまうのかもしれないですね。
よって中にはこのように勘違いしてしまう子供が出来てしまいます。
今は英語だけ出来ればいい。
これでグローバルというなら笑止千万。
日本の保育園の中でもケンカは日常茶飯事のため、軽いケガくらいなら先生も親同士何も言いっこなしという不文律もあるそうです。
そりゃその都度親同士でガチガチやっていくわけにいかないですもんね。
ただ、英語という能力をもつことが偉い、スゴイという感覚は親御さんも植え付けているはずです。
少しは虚栄心もあるでしょう。
韓国の受験同様、日本でもこのように子供への投資がやがて正常とはいえない環境を作り出します※個人の感想です。
本当のグローバルはコミュニケーションのはず。
英語は確かに必要です。
世界中の多くの人と繋がるチャンスが広がります。
しかしどの言葉であっても優位性の前に、
道徳を重視することが先決です。
今はもう2020年だよ?
思いやりもコミュニケーション、優しさもコミュニケーション、我慢もコミュニケーション、ありがとうもごめんなさいもコミュニケーション。
それが磨かれなければ、ただの英語の話せるバイリンガルです。
それの何がいけないの?
それ、僕が答えなきゃダメですか?
こんなトーク、したくないですね。
壮大な話をすると、昨今の世界情勢を鑑みると、どこか人間が間違った方向に進んでるような。→はい妄想。笑
資本主義も社会主義も行き過ぎると……やめましょう。笑
ま、創業当時は創業者の夢があったはずです。
事実HPにも設立時の想いが切々と書かれていました。
素晴らしいものでした。
自分が出来なかったことを他者にも与えたいなんて、マズローの欲求の頂点のさらに上ですよ。
事業拡大は穴だらけ。
経営者の目が届かなくなるほど事業が拡大するとほころびがらあとからあとから出ます。
お隣の超大国もそう。※その国の人の事ではないですよ、国家です。例え悪すぎかな。笑
よく会社の朝礼などで、
初心に戻って、とか凡事徹底、
などと戒める諸先輩方はいますが、実は経験を重ねるほど出来なくなります。
理念よりも経営に目が向くからです。
大きなしがらみの中で生きていく経営者は
常に世間から見られてることを忘れてはいけないですね。
これをお話しした以上、
僕もそのようにあり続けたいと強く思います。
完璧な人なんてこの世にはいないけど、迷惑かけたらいけないですね。
最後に一言。
いつの間にか初心を忘れてる全ての働く人へ
「アルジャーノンに花束を」を何回も何回も読め!!
以上!終わり!あざしたっ!(小籔千豊)
さ、筋トレ頑張るよ!💪
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