でぐちりくや

昼行性の現実主義者が、だいたい夜に「理想のしわ寄せ」文章を書いてます。

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マガジン

  • 税込550円でテーマに関して出口が好き勝手に文章を書きます。

    税込550円でテーマに対し出口が好き勝手に文章を書きます。 売れない画家が550円でテーマに関する絵を書く、みたいなノリです。 「出口の文章なんかクセになるんだよな〜」という変人の方のみお願いします。 メリット:万が一、ぼくが将来有名になったとき古株自慢できます。 依頼方法:ぼくのプロフィール右上の「...」から「クリエイターへのお問い合わせ」もしくは、SNSのDM等ください。

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命の味は、おいしい。(閲覧注意

いとこが命を絶った。 母が詳細を言わなかったから、おそらくそういう事だろう。 もう大学1年生だったなんて知らなかった。小さい幼児だった記憶しかあまりない。 母の妹さんは突然訪ねてきた。 「急にごめんね〜、娘の同級生の子が育てた大根送ってくれたから、皆さんに分けようと思って〜」 「ありがとうございます」 僕は顔色ひとつ変えずに頭を下げた。気の利いた言葉も出てこなかった。 「それじゃあお姉ちゃんによろしくお願いしますー」 叔母にあたる彼女が吊り上げるほおは、なんだか灰色っぽく

    • 命日

      離れて2ヶ月後の再会 きみは笑顔で喜んでくれたよね 焼肉の2人前は多いんだね あの時に学んだよ その髪はいつものようにサラサラと流れて ぼくの指にはひっかかってたかな、少しだけ。 別れぎわ、駅のホームまで送ったよ もう1秒でも長くいたかったから 金はないけど奢ったよ 「次お返しするね」を待っていたいから でも終わりだったね あれがぼくら最期だったね 一ミリの音沙汰もないまま 違う苗字書いた君は今とても幸せなのかい? 正直言うと息苦しいけど きみと過ごしたあの最期

      • 【1日坊主日記】1日目:自由人

        1日日記をはじめてみよーと思います。 今日は記念すべき第一回です。 何書こうか未定なんですが、とりあえず最近の思考を垂れ流します。 最近は実質労働時間が月50hくらいで食ってけてるんで、見事時間とエネルギーを余らせることに成功してます。 そんでもって場所も自由なんで海行ったり公園行ったりしてPCを前に頭に一汗かけばいいだけ。 夢にまでみた「自由」な状態がわりと叶ってる。 ただそんなんで人生あがり、今後一生ハッピーです、とはいかないもので、 次は余った時間やエネルギーで何

        • Endless Summer Voice

          高鳴る心拍音とビートに 歩くリズムも早まっていく 帰り道いつもの暖色光も 僕を光らすStage lightsに まるでtraveling 紅(あか)の異世界に連れ込まれたような 皮膚の下 血潮も踊りだす 本能を起こすSwitch 明日、君にも聞かせたいな 論理のパズルGlitch 鼓動と孤独 弧度も傾(かぶ)く ただ音は縦横に転びゆく Endless Summer Voice BPM:117

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          内省と(人生戦略vol4.wav)

          こんなことをするために生まれてきたのか? 成功確率はどれくらい? 試算に0は5つじゃ足りない そんないつもの愚考ループで 搾り出した時を溶かしてる そうしていつもの通り搾り出した精液 幾億の夢と共に生ゴミに投ずる ずるずると裾のように引きずるdesire 「最悪」は回避せど、一向に「幸福」はすべりおちる 悪しき姿勢で歪んだ背骨が痛むように そんなイメージで歪んだ生の炎症は治らない 飲めば飲むほど干からばすミネラルウォーター 快に反比例する充足感 彩るほどに黒に濁

          内省と(人生戦略vol4.wav)

          感じるままに(汚れ晒し)

          音、色、風香り この皮膚を撫ぜる痺れのような波動 ジンジンとマヒしてる暇(いとま)はない、本当に 生を黒に染めゆく打ち際の波 光らぬ白で塗りつぶす毎日 黙っててくれ 頼むから今日だけは そのチャイム鳴らさずに 地獄に垂れてく琴線で 触れるのは何処? 今すれ違ったあの人もそう 慰めのレパートリーはそれだけ、ネタ切れ 意地を張る、言い訳に、 逃げ、慄き、怯え震える初夏の夜 ただ感じるままに晒しゆく 無加工汚れたニキビ面の心 「早くシャワー浴びてこいよ」 落ちて響く

          感じるままに(汚れ晒し)

          自死と自信の間(ま)を彷徨(さまよ)って

          妄想と現実の狭間を歩き回ってら 大腿だか胸だかなんだか身体の内側が痛む 幻想の帰属も捉えようのない快楽も 虚脱症状に陥って、オチは言って ほのかに鼻を掠める花の香りも 目の前の諦めという幸福も 手が届きそうに見える艶色も 全部ミクシングで出てくるのは アレみたいなカオスでキメラな闇スープ ゴミ捨て場でなく猫も独り餌を漁る烏も 同じ生、滞る性、有性の臨界点を越えたような… 自死も自信も自尊も損も大差ないような 自由資本主義束縛系社会の隅にいる くだらないものこそが下

          自死と自信の間(ま)を彷徨(さまよ)って

          カラフルな闇へ

          なにもみえない。なにもきこえない。 その確かにカラフルな世界に ふみだす足は小刻みに震える。 「なにが正解なんだ?」 「自分が通るべき道はどこだ?」 音も無き声は無限と思える闇に吸い込まれる。 そうしてより一層、漆黒の彩度が磨かれていく。 おれはどこにいくのだろうか 10年後の世界で自分は何をするのだろうか 成功とは、正解とは、善とは、使命とは、運命とは。 闇夜に浮かぶこの世界をただフラフラと徘徊してみる ふと白と茶の残像が目に映る。 一人月あかりに佇む清猫。

          カラフルな闇へ

          Bright Neurose (ブライト ノイローゼ)

          冗長な 感情が 這いつくばって 逃れようとして 至ってる 立ってる 晴天の荒野の centerに 常騒や 妄想が 駆けずり回って グルグルと撹拌してる このNo!の中、愛してるだって、もうそう在庫切らしてる 気が触れそうな黒い真夜中 「愛して」を脱して いつまでも流し転がすドラマ 悔やみ溺れそうな焦燥の中 「返して、幸せ」 あの色と香りはもうどっか消えたな 嗚呼 さらば愛おしき人よなんて なんで 言うまでもない火花 溢れ嵐に荒れ狂うような Cryday Fly ye

          Bright Neurose (ブライト ノイローゼ)

          「憎悪清掃社会」

          貧困層の声も聞いたことない耳で、それにくっついた口で 「誹謗中傷はやめましょう」なんて言えるんだろうか言っていいんだろうか 選択肢もないような地下牢の一本道に そのギリギリを保つための茨の言の葉を 否定して、捻り潰して、それは”殺し”にはカウントされない。 「もう限界だ、言葉でくらい殴らせてくれ」と 懇願する痩せこけた顔を、ただ無言で踏みつぶす都会人 それはさぞ思いやりのある人格者だな 妖艶な女にはハンケチを差しだして、路に転がる人にはツバを吐く すばらしい勝ち組、一人

          「憎悪清掃社会」

          才能を解放せよ。

          飛沫をあげる高音の耳鳴り Shapeはスクエア 混沌の七色に絞らる目じり 塩味の奥には高い山 鼓動のリズムと裂けた重音ノード 青は空。黒は地下の牢。白に羽ばたく鷹。 掌握する。この世界を、乱雑性のバグを、肉体から浮かび上がる情動を。 まだまだ染め上げたりない。 この憤怒を、畜生を、屑籠を、穢れしヴィークルを、 潰し殺し、壊し足りない。しょっぼい分子運動たちよ、なあ 十分に平たく、不可逆に短く、五臓六腑にこだまする吐き気と違和感を とにかく並び替えるだけの退

          才能を解放せよ。

          理想かん-しょう【鑑賞,感傷,干渉,緩衝”】

          濡れすべる人関相係 トートロジー、音量はMaximizeして 頭痛のビートで刻んでる 枯れ果てた茶色いloveソングを 調合するたび、しっくりこないこの人間道 その路(みち)舗装するのは、踏みしだかる横断歩道 きたない、くさった、誤り、ヌるく脆い生 虫と雑草ふみつけて、虹色ばかりに目を眩ます馬鹿 颯爽と額の憂いハンケチで拭ってさ 今日は何色の景色を着ようか 鏡の前で小一時間悩んでる ボリュームのツマミひねり始めた モノクロの世界がまた立ち上がる シャットダ

          理想かん-しょう【鑑賞,感傷,干渉,緩衝”】

          生のシーソーさもすらん(幸せな人生の調味料・さしすせそ❤️)

          1 混沌の中で浅い息をする自分に”気づいた” 厨二だか多重人格だか知らんけど ただ渦巻く言語を塗りたくるしかできない 自分の快が上がるたびにシーソーの向こうの幻覚がチラつく 恒常的な安心が、ジクジクと腐りはじめて痛みの波を求めてくる 脳味噌の真の芯にある原初の本能がバイブ通知を始めてる その波動、ひもだかなんだかの流れが骨身に染みてキリキリと鳴らしてく ギリギリで生き延びてた日々も これ以上ないほどに色鮮やかだった世界も ただのエセ動画として脳のストレージを食っ

          生のシーソーさもすらん(幸せな人生の調味料・さしすせそ❤️)

          コトノハカゲロウ

          欲しがって失ったモノの代替品を求めて、違うかたちに責任をなする 失った色は2度と戻らないというのに。 色褪せゆく心と身はただ孤独という裸に近づく 吸った息がいつまでも降りてこない。 喉仏までもが自分の首を絞めに来ている。 絶滅の、満開の季節もまもなくだろうか。 ただどろをかたち作っては 崩れることにイラ立っている。 情けない、寒くて鼻が出る。 真冬の道端にふとカゲロウが浮かんでる。 この精神と身体と…見事なまでの隠喩表現だ じっとセミのように待っていた17年も 違

          コトノハカゲロウ

          ブラッディ&サースティナイト

          君の血をくれよ その一滴、ひとしずくが僕のオアシス とりあえず見せてよ その傷口を僕だけに 一瞬チクっとするだけだから 固まる前に吸いつくすよ 君の心も髄も、その液体ぜんぶ 喉がかわくほどに満たされる ああこれが”快感”? いつか風化して骨になっても まだ100年生きれるよ、この鉄のエンジンで エントロピー 崩れてくネイビー静脈 ため息を吐くのも忘れるくらい あれもこれも吸い込んでたんだ 興に奮って、波に溺れ死ぬも本望、本当! 吸血鬼ってよりかは、コックかな

          ブラッディ&サースティナイト

          廃棄カゴにinで。2

          環境のため タヒんでもらおうか … フラッシュ! アウトロー コマンド聞き取れる? 無視、無視かよ くそが、糞がきが とりあえず墓場に埋まって輪廻してこいよボケ O・M・A・E どこまで挿れてほしい?? 奥の奥まで差し込んで蹂躙してあげるよ 混濁、反体制、忖度 Command …まだか、 C、VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV できたよ既製品w wwwwwwwwwwwwwwwww 草ってく筋骨の切り貼り模造品 コテコテのスープでよく煮込まれた脳た

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