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「みそきん」との出会い

結論: ヒカキンさんのおかげで生まれた新たな出会い


カップラーメン「みそきん」のルーツは新潟県説

新潟市で新潟濃厚味噌ラーメンを食べているときに、ふと思いました。

「みそきんのモデルは新潟のラーメンではないか?」

「みそきん」とは、ヒカキンさんが日清食品と手を組んで開発したカップラーメン。セブンイレブン限定で5月9日の発売、8月10日再販されるやいなや、売り切れ続出になった幻のカップラーメン。
ヒカキンさんは新潟県出身だから、みそきんのルーツは、新潟県にあるだろうと思い、この仮説を解き明かしました。

新潟濃厚味噌ラーメン

新潟市西蒲区(旧巻町)で創業したラーメン店「こまどり」が元祖とされています。こまどりは、弥彦山のふもとの岩室温泉に支店がありました。温泉街で、宿に味噌ラーメンを出前で届けたところ、お客さんから味が濃いというクレームが入りました。味を薄めるスープを別の器に分けて届けたところ、好評で、お店に食べに来るお客さんも割りスープを注文するようになり、定着しました。

ラーメン東横

今回は、noteでコメントをいただいたラーメン店、東横で新潟濃厚味噌ラーメンをいただきました。大手ビジネスホテルの東横インとは、関係ありません。しかし、東横イン新潟駅前から、徒歩1分で東横 新潟駅前店に行くことができます。

今回は、野菜みそラーメン(900円)を食べました。すり鉢状の器に入った太ストレート麵、野菜炒め、濃厚な味噌スープ。別の器に入れられた薄める用のスープ。
ストレートの太麺で食べごたえがありました。麺はモチモチで食べ応えがあり、野菜炒めは、もやしがシャキシャキ。
スープは、最初はそのまま味わいました。こってりしていてコク深い味噌ラーメンでした。ニンニクの風味もほのかに感じます。スープで割ることにより、あっさりします。しかし、スープで割らなくても濃厚で美味しいです。最初に食べてみて濃いと思ったらスープを加えればいいです。
チャーシュー、味玉トッピングも注文できます。

野菜みそラーメン 900円

ラーメン東横 笹口店

営業時間 11:00〜22:00
定休日 火曜日
アクセス 新潟駅南口から徒歩10分

みそきん

セブンイレブン限定で販売されたカップラーメン、みそきん。プロデュースしたヒカキンさんは、登録者数1180万人(2023年10月7日時点、メインチャンネル HIKAKIN TVのみ)、日本の中では最も知名度の高いYouTuberでしょう。

メインチャンネルの登録者数が1000万人達成したことをきっかけに、ヒカキンさんが日清食品と共同で1年かけて開発したカップラーメンが「みそきん」です。目指したのは、他のカップ麺にない個性とインパクト。美味しいだけではなく、存在感を放つ味噌ラーメン。PR動画も1200万円(自腹)と1週間、動画更新を休止してまでこだわって作りました。2023年5月9日、8月10日、セブンイレブン限定で販売されました。

ヒカキンさんの一番ラーメンが好きであることを公言しています。幼少期の家族との思い出、上京してからYoutubeが伸びる前の下積み時代の日々、売れた今でも食べ続けています。Youtuberをやっていなかったら、ラーメン店を開業していたかもしれないというほど、ラーメン好きなヒカキンさん。

「みそきん」のことを思い出したのは、再販されてから数日後。急いでセブンイレブンを5軒ほど回りました。しかし、どこにも売ってません。みそきんを食べられなかったので、真相は謎のままです。

新潟濃厚味噌ラーメンが、みそきんのモデルのひとつ説

新潟濃厚味噌ラーメンが誕生した場所は、旧巻町(現在の新潟市西浦区)。ヒカキンさんは新潟県妙高市出身。妙高市は上越地方にあり、長野県に近いです。一方、新潟市は下越地方にあり福島県に近いです。新潟県は東西に長く、各地で特色あるラーメンが食べられます。上越地方は、豚骨ラーメンと味噌ラーメンが特に有名です。

ヒカキン兄弟が地元について紹介している動画を見つけました。

ヒカキンさんオススメの上越地方の味噌ラーメンのお店が、上越市にあるニューミサという食堂。ニューミサは、幼少期から家族で行った食堂で、ヒカキンさんが特に好きな地元のラーメン屋さんです。開発中に迷ったときも、訪れていました。
新潟市で食べられている新潟濃厚味噌ラーメンより幼少期から食べてきたニューミサのラーメンがベースにあると思われます。
調べていくうちに、新潟濃厚味噌ラーメンモデル説より、地元のラーメン店説のほうが強くなりました。

みそきんを動画で観た印象

みそきんを購入できなかったため、味は分かりません。動画を観ると、具材は、もやし、ニラ、ひき肉。麺は平打ち麺。印象を残すため、個性的なニンニク、ショウガを強めに効かせています。

「みそきん」にやっと出会えた

ようやく、みそきんを販売しているお店を見つけました。販売されていた場所は、栃木県北部の那須塩原市にある「扇屋」という和菓子屋さん。扇屋は、御用饅頭が有名で、宇都宮駅ビルのお土産売り場でも御用饅頭は販売されています。直営店は那須塩原市にあります。新幹線の止まる那須塩原駅でも購入できるかもしれません。

扇屋で見つけた、みそきんは、厳選した白いんげん豆を使用し、味噌きんとん風味に仕上げたきんつばです。2002年、第24回全国菓子博覧会にて農林水産大臣栄誉賞受賞。味はおばあちゃんの家で食べたような懐かしく、優しい煮豆のような味わいです。

みそきん 8個入り 1080円
一つ一つ包まれた、みそきん
みそ風味のきんとん→みそきん

HIKAKINさん監修のみそきんについて、新潟濃厚味噌ラーメンとの関係は謎に包まれたままです。地元の妙高市のラーメンモデル説のほうが近いかもしれません。しかし、ヒカキンさんのおかげで、和菓子のみそきんに出会うことができました。


通販では、公式ホームページ、ヤフーショッピングで購入できます。ただし、送料別です。どちらを注文しても、送料は変わりません。注文して2,3日あれば届きます。

公式ホームページから購入する場合、代金引換または口座振り込みに限定されます。
一方、Yahooショッピングで購入する場合、クレジットカード、paypayなどが使え、手数料がかからず、ポイントも入ります。手数料とポイントの分、Yahooショッピング経由で購入したほうがオトクです。

扇屋のみそきんは、年中販売されていますので、焦らず、お買い求めください。
気になるけど、栃木県まで遠いと感じる方は、Yahooショッピングで購入してみてください。


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