マガジンのカバー画像

THE TECHNOLOGY NOTE

49
THE TECHNOLOGY REPORTは、テクノロジーの風向きへの感覚を言語化・体系化していくことで、手段先行に陥ったり、進むべき方向を見失わないようにするためのコンパスを作… もっと読む
運営しているクリエイター

#UX

融けるロボット

融けるロボット

ロボットという存在について考えると、2000年以降の20年でその分野は大きく広がり、かなり身近な存在になったように思います。Sony「AIBO」、NEC「パペロ」、SoftBank Robotics「Pepper」などは一度は見たことがあるでしょう。パンデミック以降は、いわゆる非接触ソリューションとして、接客ロボットや配膳ロボットが導入されている店舗も増えていますよね。

ロボットの社会実装が進む

もっとみる
おしゃべり人工知能の憂鬱

おしゃべり人工知能の憂鬱

キャラクター設定が好きなロボットに「マーヴィン」がいます。1978年にBBCラジオドラマとして発表されたスラップスティックSF『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズに出てくるシリウス人工頭脳株式会社製のロボットです。

マーヴィンは、人工知能に感情を与えるためのプログラム"GPP(Genuine People Personalities):本物の人間の個性"の試作機として作られました。惑星1個ほどのサ

もっとみる