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ニワトリ世話人

ニワトリの世話がめちゃくちゃうまい人がいたとする。
もう誰も敵わない。彼がニワトリを世話すると、ニワトリはめっちゃ元気になる。キングオブニワトリスト。ニワトリオブニワトリ。それが彼の持っている才能。

この前提で彼が仕事に就くにあたり一番いいパターンは
•世の中に「ニワトリ世話人」と言う仕事がある(1.存在するか)
•ニワトリ世話人は世間的に人気の職業である(2.世間的視線)
•ニワトリ世間人は収入も高い(3.収入)
•彼自身もニワトリ世話人になる事を望んでいる(4.本人の希望)

だと俺は思う。

でも、世の中そうもうまくいかない。ニワトリ世話人という職業が、必ずしもあるとは限らない。

人生わがままに生きたいけど「持っている才能」が世の中にある仕事に対してうまく当てはまるとは限らない。
1.その仕事は存在するか
2.世間的にどう見られるか
3.収入
4.本人の希望
全部がハマるなんて、なかなかない。それに、最近気付いたというか、分かってはいたけど、少し理解が深まりました。

これは、とても切ない事だなと思います。
ダンスが好きで好きで、がんばって、でも、プロダンサーになれるのはわずかな人。
ダンスならまだいい。ニワトリ世話人とか、それどころか、ゾウガメ世話人とか、粘土が人よりちょっとうまい奴とか、そういう、仕事と結びつきづらい才能も、もちろんたくさん世の中にある。最近「自分」だけでなく「世の中にある仕事」にフォーカスするのが、大事かなって思ってます。自分の何の力が、今の社会の役に立つのか。

確かに、ニワトリが好きで、ニワトリの世話をしてそれが仕事になるなら一番いい。もしくは、そんな仕事を作るほどのパワーがあるなら。でも、必ずしもそうじゃない。自分が持っている素材の中で、世の中にある仕事とマッチしそうなものを考える。それと、後はどんな雰囲気の会社か。この二つがポイントだろう。

人には色々な才能と好みがある。
もしかしたら、今自分が持っている才能のいくつかは、仕事に適さないものかもしれない。いや、もしかしたら、ではない。

自分の才能とは、何か。
それを使う仕事は世間的に存在するか。

最近、だんだん考えがまとまってきました。僕が、仕事、というものを考えた時に役に立てそうな事は限られていますし、苦手な事で勝負しても仕方ない。持ってる武器は少ないですからね。。いつも通り、また色んな人に話しながら、決めていこうと思っています。
仕事に役に立たない能力でも、人生では役に立ちますよね。最近、それに気付いた。

一歩づつ進んでいます。

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