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コミュニケーション・ギャップ

コミュニケーション・ギャップの原因は、脳の三層構造による言葉の意味が違うことに起因しています。今回は、実際にあった例をアンケートの中から紹介します。

営業「義」のアンケート⇒仕事相手は「誠」

前職は医療業界だったのでお客様はお医者様でした。秀才系の理系がほとんどで誠タイプが多かったと思います。院内の勉強会でプレゼンをすることが多かったですが、最初はその時間が苦痛でした。論理的に組み立てられたスライドを使って話す必要があるため、力が入り上手く伝えられませんでした。売上も上がりにくかった気がします。

あるとき、プレゼンを変えてみようと思い立ち、感情を揺さぶる内容を入れてみたり、わざと質問したくなる文句を入れてみたり、自分が話しやすい方法に変えてみました。すると、勉強会が好評で盛り上がり、結果売上も上がってくるようになりました。

相手に合わせて、誠っぽくしゃべると伝わりにくかったものが、義らしさを出したら伝わったのだと今思えば理解できます。

部下「勇」のアンケート⇒上司は「礼」

仕事に対して、細かく指示を出してきて、めんどくさいなと思っていたけど、実は話を聞いてほしい、自分を認めてほしいっていうことがわかって、相手の話を承認しながらじっくり聞くことで、だんだん心を開いて信頼してくれるようになりました。

それぞれ強みが違うことを知ることができたので、プロジェクトを進める上でも強みを意識しながら役割分担するようになりました。

これまでプロジェクトリーダーはこうあるはず!という自分の枠を外し、それぞれに合ったリーダーシップの発揮の仕方があり、強みを活かしたサポートの仕方があることがわかり、ストレスが減りました。

夫「義」のアンケート⇒妻は「誠」

誠タイプの妻と義タイプの自分は、正反対で意見がすれ違うことが多かったように思います。起業間もない頃の、妻の「いつやるの?」という質問は、質問ではなく「詰問」に聞こえていました。計画が苦手な自分は、まるで責められているように感じていました。

一緒に学んだお陰で、計画を立て実績を出していくことを大切にしている誠タイプの妻の「いつやるの?」の質問には、ちゃんと計画を立て達成してほしいという彼女の愛情が入っていると受け取れるようになりました。

また、プロセスを大切にしていることもわかったので、目標と進捗を丁寧に説明するようになり、安心できるようになったようでした。

そして、良い意味であきらめ、計画についてのアドバイスをくれるようになりました。

夫婦でともに学ぶことの大切さを改めて感じました。

親「義」のアンケート⇒子ども「誠と礼」

誠タイプと礼タイプの二人の娘がいます。行動パターンの違いは、勉強机に現れています。誠タイプの娘の机の上は、ほとんどものがなくスッキリ整理されています。

一方、礼タイプの娘の机の上には、学校で使うもの、自分の趣味のものがゴチャゴチャに積まれています。どこで勉強するの??という感じです。実際は、リビングで皆の中でやっていますが。(笑)

誠タイプの娘は、自分の思うようにさせ、礼タイプの娘はちゃんと話をしながら、一緒にかたづけるようにしています。

思考の違いを学び、同じ親からでもタイプが違う子どもが生まれることを理解し、それぞれに合った接し方ができていると思います。なので親子関係は良好です。

※アンケート結果は「すごさの認め方」からの抜粋

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