見出し画像

車のトラブルが多い人生を送ってきました-車屋失格-⑨

車の事故から半年以上が経ち
修理から戻ってきた車に乗り
事故がなかったかのように当たり前に
運転をしていた。

そんな中自分の携帯に電話が鳴る!
携帯の画面にはザキさんの名前が
「今度イベントのフライヤーの写真を撮りたくて
 広島に行きたいんだけどこの日空いてる?」

「その日はバイトがあるけど終わってからなら大丈夫!」
そう伝えて広島行くための話をした。

広島に行く日は夜まで予定があるので
それが終わり次第白田が迎えに行き
デミオで広島に行くようにプランを立てた。

そして数日後
広島にいく行く日になった。

その日は珍しく朝から大学の授業に行き
夕方まで授業を終えてバイトまで終わらせて親不孝に向かった。
※親不孝=福岡市の中心にあり居酒屋やライブハウスが多い場所

親不孝に向かった目的はザキさんとベーさんを迎えにいく為だった。
ベーさんも小中学校からの同級生で今回のイベントの
撮影に一緒に行く予定だった。

時間は0時を少し回る頃
いつもだったら近づかない場所だったので
ビクビクしながらザキさんたちがいる
ライブハウスに入っていった。

知り合いのイベントがある為2人は先に顔を出していた。
どこにいるかと探していたら
「おっザキさんいた」と思い声をかけると
見た瞬間に酔っ払っているのが分かる感じがあった。

まぁー結構前にいたし、今度はベーさんを探そう!
「おっベーさんいた」と思い声をかけると
見た瞬間に酔っ払っているのが分かる感じがあった。

2人とも自分が着いてる段階で酔っ払っていた!
元々広島には1人で運転する予定なので
一通り挨拶をしてザキさんとベーさんを外に出し
デミオを取って迎えに行った。

ザキさんを助手席にベーさんを後部座席に乗せ
深夜2時頃だろうか街が静まっている中広島に出発した。

当時は学生だったこともあり
高速料金を払うのが厳しかったので
下道で福岡市内から九州を出るために
本州方向に車を向かわせる。

出発してすぐ2人は寝ていたので
気にせず自分の好きな曲を流しながら
トラック数台しか走っていない
国道をひたすら北上していく。

本州に入ってすぐぐらいに
流石に運転をぶっ続けだったので
コンビニに寄り休憩を取る。

だが、朝から大学に出ていたりバイトもしていたのに
眠気もなく普段であれば買ってしまうような
エナジードリンクも買わずに少しだけ休憩して出発した。

走り出して数分が経ってきて
少しずつ眠気がきた。
さっきまでの道は信号もあり止まったり
進んだりしており何とか起きていた。

「流石に限界だなー次のコンビニがあれば
 仮眠を取ろう。」

そう決めて次のコンビニまで
残りの体力で運転を進めていたはずだった・・・

”ドガーーーーーン”
今まで全く聞いたことがない音で
白田は目覚めたのだった。

自分がどうなっているか気づきのには
もう少し時間が必要だった。



この記事が参加している募集

自己紹介

スキしてみて

最後まで読んでいただきありがとうございました。記事が気に入ったらシェアやいいねをしてもらえると嬉しいです。