懇談会のネタ
先生!「懇談会」に保護者さんは残りますか?残るのは誠実な保護者さん。来てほしい人は来ないなら来てくれる人に有益な情報を発信しておくことが大事
1 なぜ懇談会に保護者は残らない?
理由は簡単。2つのどちらか
・早く帰って休みたい(子どもとの時間過ごしたい)
・懇談会に行っても「得るもの」がないから
ということは「子育てに役立つ、すぐできること」が得られるなら残ります。自分は基本的に担任時最低でも15人は残ってました。(と言いつつ一度6人で焦った=ニーズがずれた😱)
そう、学級のことも知りたい=参観で分かった
だから帰ります
2 懇談のネタ(昔からあるもの)その1
今川家が家康を人質にしていたときの今川義元のとった対応
「たっぷり贅沢をさせろ」
この意味が何を指すのか?今川義元は「贅沢、満たされる環境=堕落」と考えたからです。桶狭間で信長に討ち取られたことで有名ですが、実は戦略家でした。
では現在の「贅沢、満たされる環境」とは何でしょう?
まず家庭環境と過保護か否かをメタ認知できる保護者であることです。「贅沢=金を使う」は昔の話。これを現代に書き換えるとどういうことが贅沢でしょうか?
答えは簡単❤️ずばり「過保護」です。
子供に失敗をさせない、嫌な思いをさせない「純粋培養」
のイメージでしょう。もちろん各家庭で「過保護」のレベルは違います。
でも共通する過保護は「子供の言葉だけで出来事の状況を鵜呑みにすること」でしょう。子供がそもそも自分にとって「都合の悪いこと」は忘れます(言いません)。
よくある例は自分からちょっかいを出して、しつこくやって強く言われ、相手にされず「相手に手を出す、暴言をはく」
先生はお分かりでしょう?その前を時間をかけて聞くと「根本が本人にあること」
つまり我が子が言ったことを鵜呑みにすることが現代の過保護代表です。その事を知ってもらい行きなり沸点を上げるのではなく、まず連絡をくれ、学校で事実確認をする旨をちゃんと伝えます。スマホの使い方も同じ
「我が子は『自分と同じ使い方をする』を信じてる(思い込む)からルールはつくってない」
はい、終了😂
知らないうちにSNSや動画視聴を繰り返し「学校に行きたくない」と言い出す。つまり本人はメタ認知できずに保護者に伝える。
はい、「過保護発動」です。うまくネタにしてみてください
3 昔からある話(宿題のさせ方) その2
よく聞く話
「宿題をしない」
じゃあ、保護者へ「丸投げ」はよくないですね。
ただ『教育の経済学』という本が一時流行りました。その中の話です。
宿題をしないのはまず、先生の責任があります。
・宿題をするに値しない学習指導(授業)
・宿題の量
・宿題のチェック不足
まず、これらをしていないか確認しましょう。じゃないと反発を受けるだけです。
そこまでちゃんとできていれば、問題なく話せます。
宿題の効果的なさせ方です。だめな順から
1 「宿題しなさい」と言うだけ
2 「宿題やった?」と言うだけ
3 「宿題見せて」と見る
きっと保護者の方に当てはまることが多いでしょう。
子供の実態に応じてですが一番効果的な方法は
「隣で宿題をさせること」
教えなくてとよいです。自分も本を読んだりしててOKです。スマホは子どもの気持ち的に反発心を生むでしょうから❌で
「時間がない」なら親でなくてもOKです。祖父母や家庭教師、塾でも。要は誰かがいることです。これが「経済学」から学習の対費用効果です。
現実的には、子どもが宿題をする場所を家事をしながら保護者が見えるところでさせることです。意外とできます。
勘違いでよくあるのは「リビングで勉強をすることがいい」とされた時期がありました。
これは全員に当てはまることはありません。「子ども自身が勉強する」気持ちがあれば効果はありますが、注意散漫な子どもには不向きです。
集中すると周りの音が聞こえなくなります。
つまり騒音に「耐性」ができ、集中力が増していくのです。
なのでちょっとずつ取り入れていくと伸び代は増えます。
最後に親も一緒に勉強する(仕事でもOK)ことも効果的と言われています。先程の「本を読む」がその例です。ちなみに本は紙媒体がお勧めです。
理由はまた今度❤️
次回は「今の懇談で役立つ話を」
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