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国語って何を教えるの?

 実は日本人?であれば定型発達児であれば「日本語」は話せます。読む、かくもまあ、できるでしょう。そんな日本語を扱うのにわざわざ「日本語}ではなくて「国語}なんです。英語で文法をや意味を覚え、読んだり書いたりすることではないはずです。
 結構いると思います。「国語で何を教えればいいの?」と感じている先生は多いのでは?


1 「日本語科」ではなく「国語科」

 さて、日本語について勉強するのに「国語科」なんです。これは持論なので様々な研究者の方が「ごっご遊び」をしているのを見ていつも「?」が止まりません(笑)
 学習指導要領にはちゃんと書かれています。「語彙の理解と獲得,さらにそれを用いて自分の考えを表現する」的なことが書かれています。でも研究会もしくは校内研修(研究)で行われた時の指導主事がよく言う言葉

「子どもたちの様々な読み取りをしていてとても良い授業でした」

という指導主事は自分は全く信用していません。それは語彙の理解と獲得,学んだ表現を使うところまでできて初めて「語彙力の向上」になるはずです。よく勘違いをするのは「読み取ること=読むこと」と勘違いしています。
 全然違いますよ~
読むことはないようを把握して音読や黙読できる状態です。つまり,精読(場面を細かく読み取ること)がほとんどの研究授業で見かけることです。
そこで私自身が行っている国語科の授業についてお伝えします。

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