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【ペットの脱走対策まとめ】犬猫向け 夏の注意事項も

こんにちは。
今回は主に犬猫を家族に迎えられている方向けの
ペットの脱走対策をまとめてみました。
参考になれば嬉しいです。

ペット(犬猫)が脱走することによる危険性とは

まずは、なぜ脱走対策が必要なのかについて。
必要性は分かっているから対策が知りたいという方は
目次から飛んでください。

外の世界はとても危険
考えれば容易に分かることではありますが、
普段お家のなかで暮らしているペットたちにとって、
ご飯も安らげる場所も、飼い主もいない
お外の世界は危険しかありません。

・ロードキル

これは猫だけの数字にはなりますが、
全国で1年間に交通事故によって命を落とす子は約29万匹とのこと。
これは保健所で殺処分される猫の数の約10倍いる計算になります。
外の世界は常にロードキルの危険と隣りあわせ。
うちの子は大丈夫とは絶対に思ってはいけません。
参考:朝日新聞デジタル

・虐待犯の存在

犬猫は私たちを癒してくれる愛に溢れた存在ですが、
世の中すべての人間が全員どうぶつ好きとは限りません。
苦手、嫌いと感じる人がいるのは当たり前のことだと思いますが、
それだけで済まず危害を加える人が実はかなりいるのです。
先日も、とあるYoutuberが
外飼いしていたわんちゃんに対して石を投げつけるなどの虐待をしている人がいた、というような報告をしている動画を見かけました。
また、犬よりも小柄で鳴き声も控えめな猫への虐待は、
人間の仕業と思えないほどひどいことが多く、
虐待犯が集う掲示板を見ると嘔吐してしまう人がいるくらいです。
殴る蹴るなんてものではありません。
悪魔のような人間に出会わせないためにも、室内飼育の徹底が重要です。

・感染症にかかる危険性

特に猫であれば、他の野良猫との喧嘩などによって
感染症を引き起こす可能性があります。
人間のせいで苦しむのはいつもどうぶつたちです。
脱走させる以前に、室内飼育の徹底がかわいそうだと
外飼いさせているご家庭もありますが、
大きすぎるリスクがあることを十分理解しておく必要があります。
お気持ちは分かりますが、お家が天国であれば
ペットたちは十分幸せに生活できると思います。

ペット(犬猫)の脱走対策なにをすればいい?

窓や玄関を開けっぱなしにしない

まずはお家の玄関や窓を開けっぱなしにしないようにしましょう。
配達業者さんや点検業者さんが来たときなどに玄関や窓が開いていたことで脱走させてしまったという方が多く見受けられます。
配達業者さんが来る際は必ず玄関にペットがいないようにしてから
ドアを開けましょう。
点検業者などお家の中に業者さんが来る場合は、
逃げることのできないキャリーやリュックに入れたり、
別の部屋で家族のどなたかと一緒に待機しておくといいと思います。

また、玄関からの脱走対策としてはこんなアイテムもあります。

リッチェル キャットセーフティゲート

アイリスオーヤマ公式通販サイト

玄関のさらに手前に、一つドアができるようなイメージです。
このように高さのあるタイプだと、
飛び越えてしまう心配がないので安心です。
ご自身の予算にあったもの、
ただし安全性が保障されているものを探してみてください。
ポールのすき間に犬猫が挟まってしまう可能性もありますので、
挟まりにくい工夫がされているものを選んであげましょう。

網戸にするときも目を離さない

また、網戸にする際も目は離せません。
網戸って長年使い続けていると網が外れてきたり劣化してきますよね。
また、新品だったとしても
どうぶつたちは簡単に網戸を破ってしまう力を持っています。
そのため特に気温が暑くなってきて網戸にする機会の増える夏は、
網戸からの犬猫の脱走が相次ぎます。

網戸にする際は必ず家族に誰かが同じ部屋にいるようにし、
目を離さないように徹底しましょう。
先ほどもご紹介したようなゲートの
背の低いタイプを窓に設置することも強くお勧めします。
お部屋の窓程度の大きさであれば、100円ショップなどでアイテムを揃えて自作の脱走防止柵を作ることもできますよ。

◇脱走防止柵の作り方◇

ー買っておくものー
1.ワイヤーネット

ダイソーオンラインショップ

2.つっぱり棒
3.結束バンド

窓の大きさに合ったワイヤーネットの両端に、
結束バンドで突っ張り棒をとりつけ設置するだけです。

分かりづらいかも・・・

これをしておくだけでも安心度が違います。
ただし脱走防止柵を設置したから大丈夫と安心しきらず、
網戸にする際は引き続き目を離さないようにしましょう。
網戸にしたままの外出も厳禁です。小さな家族のためです。

夏は特に脱走注意!対策に対策を重ねましょう

最後に夏の注意事項です。

花火・雷の日は窓を開けない、開かないように

夏は、気温の影響で網戸にする機会が多いということもありますが
加えて花火・雷といった大きな音が鳴ることがありますよね。
人間の私でさえ花火や雷の音はとても怖くて、
耳を塞ぎたくなってしまうのですが
その何倍も音がよく聞こえる犬猫たちにとっては
得体の知れない恐怖でしかありません。

実際、花火大会の日や雷の日に音に驚いて
脱走してしまう子はかなり多いです。
地域のイベント情報や天気予報を事前に確認し、
当日は窓や玄関を開けないようにしましょう。
もちろん庭に出すなどの外飼いも厳禁です。
花火大会に一緒に行くことも絶対にやめてほしいです。

番外編 
クーラーつけ外出の際はリモコンを手の届かないところに

最後に脱走対策ではないのですが、
夏の注意事項としてクーラーをつける際の注意事項です。
ペットのためにクーラーをつけたまま人間だけ外出することも
多いと思いますが、
その際リモコンは絶対にペットの手の届かないところにしまっておくようにしましょう。(壁掛けするタイプが多いと思いますが)

以前Twitterで、クーラーをつけたまま外出していたがペットの手の届くところにリモコンがあったせいで暖房に切り替わってしまい、
暑さで亡くなってしまった
という話を見たことがあります。
リモコンを手の届かないところにしまうことに加えて、
万が一暖房に切り替わってしまったとしても、
一番低い温度になるよう設定しておくといいと思います。
我が家の暖房は16℃まで下がりました。

ペット(犬猫)の脱走対策のまとめ

窓、玄関を開けっぱなしにしない
網戸にする際も目を離さない
脱走防止柵を活用しよう
外飼いも厳禁

小さな家族の安全を守れるのは飼い主だけです。
脱走はペットがしてしまうものではなく飼い主が“させてしまう”もの。
全ては飼い主の責任なのです。

今回挙げたもの以外にも色々と策はありますので
検索してみてください。

また、ぜひ脱走の危険性や対策を周りの方にお話しされてみてください。

今後は、脱走させてしまった際の対応や
おすすめのペットアイテムなどを
更新していきますので、よろしくお願いします。🐾

※「ペット」という言葉は極力使いたくないのですが、
分かりやすくするために使用しております。

海外から見ると日本の動物愛護はかなり遅れていて
そもそも「ペット」という呼び方があることや
ペットショップがあること自体、違和感を抱かれています。

今後も苦しむ命をなくすため投稿してまいります。

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