『あなたの会社を永続させる方法』
結果を変えるのではない。原因を変える。
インド・バンガロールの古川泰加です。
『あなたの会社を永続させる方法 成長戦略~事業承継のすべて』を読んだので、感想を共有します。
タイトルは「会社」を永続させる方法とありましたが、組織にいる「個人」として、いかに「会社」の業績アップなどに関連付けられるかという部分を考えさせられました。
なぜなら今回この本を読んで、特に印象に残ったフレーズをもとに考えてみました。
「原因を変えて結果を変える、結果は直接的には変えられない。
ただしすべての結果には、原因があり原因を変えることはできる」
今までの行動の積み重ねが、結果として表れてきているのならば、私たちは何が原因で、このような結果になったのかを把握しなければなりません。
当たり前ではありますが原因を把握しないと、なぜ、このような結果になったのかもわからないままになってしまします。
原因があって結果として出てきているので、
原因を変えることができたら、
おのずと結果も変わります。
口だけで「結果を変えていきたい」というのではなく、
「○○といった原因があり、
ここを○○のように改善したら、
このように変わる。」
といったように自分自身のなかで常に考えるべきだと改めて気づきました。
いかに「原因」を把握しコントロールしていくかが必要になってきます。
改善こそが利益を生む
「改善こそが利益を生む」とあり、
「価値を生む業務を付加価値業務(改善)、
価値を生まない業務を非付加価値業務(作業)」と、
定義されていました。
改善こそが成果につながってくるので、
付加価値業務の割合を増やすべきなのだと思います。
営業とは、
「顧客にサービスの価値を伝えること」ともあります。
私たちはコンサルタントとして、
いかに顧客や社会に「価値」を伝えられるかです。
いかに「付加価値」を与え続けることができるのか、そのためには現状維持の作業ではなくてどう改善することができるのかにフォーカスしていかなければなりません。
改善せずに、今のままだと確実に下がっていくからです。
その中で、ボトルネックを発見していくことができるのだと思います。
結果は、すべて自分自身の問題である
行動や考え方という内的要因が結果に影響してくるのでそこがわかったら、いかに行動するかという、「あるべき姿」を共有し、
確信し、信念をもって行動するのみ
自分のせいではないと思って、外的要因のせいにしがちです。
これは私のせいではなくて、○○が原因でこのような結果になったと、捉えてしまう傾向もあると思います。
しかし、それでは、行動変わらないし、
そう考えていること自体が原因になってきます。
内的要因が問題だと認識したら、「目指すべき姿」(理想)を共有して現状とのギャップを埋めるために行動していくしかありません。
行動なくして、変化なし
なかなか自分が思うように結果が出ないときもあります。
それは原因に問題があると考え、
自身の行動に課題があるということです。
行動するためには、意識を変えていく必要も出てきます。
原因をしっかり把握することで意識が変わり行動し、
最終的には結果も変わるのならば、
アクションを起こさなければなりません。
原因を把握した時にいくつか出てきたら、
最初からすべてにアプローチするのではなく、
何が1番の問題なのかを認識し、
そのために、どのような行動・改善をするのかが、
重要になるのだなと改めて思いました。
インド・バンガロール 古川泰加
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