「話題の本、『ブスのマーケティング戦略』から考える、人生マーケティング戦略術」田村麻美さん(前編)
ミイナ:
Dooo!!司会の堀口ミイナです。早速本日のゲストをご紹介しましょう。
巷で話題の本「ブスのマーケティング戦略」の著者、田村麻美さんです。
田村:
はじめまして~。
Dooo今日のゲストはちまたに衝撃を与えた「ブスのマーケティング戦略」の著者で税理士の田村麻美さんです。幼い頃から自身の容姿にコンプレックスを抱いていたという田村さん。しかし、そこでひるむことなくどうすればブスでも自分に自信を持ち幸せになれるかを追求し続けました。
その中で自分自身を市場の中の商品と仮定。人生をマーケティング戦略になぞらえながらあらゆる困難を乗り越え今では妻・一児の母そして税理士開業、MBA取得といくつもの肩書きをゲット。幸せな生活を送っています。
容姿に自信がない人も、いやいや自分は自信があるという人もそしてこれから社会に出て自分をアピールしたいしたいという若者も絶対に役立つ人生マーケティング戦略術をたっぷりお聞きします。
衝撃!「ブスのマーケティング戦略とは」?
田村:
もう自己紹介しちゃって大丈夫ですか?
ミイナ:
はい、自己紹介是非お願いします。
田村:
はい、初めまして田村麻美と申します。
昨年の12月にこの「ブスのマーケティング戦略」という本を出版させていただきました。見ての通りですね、表紙に私の顔面ドアップ使わせていただいておりまして、もう自意識過剰な人間と言うことがすごく分かっていただけると思うんですけど。普段は東京都の足立区の方で気さくな税理士さんっていうキャッチフレーズでまじめに税理士の方をやらせていただております。年齢は出荷時期をだいぶ逃した35歳です。ということで最近の趣味は専ら貯金です・・・というと貯金の金額いくらか気になりますよね。
ミイナ:
気になります。
田村:
一応お伝えしておくと、中古のベンツが1台買い得るか否かぐらいです。自己紹介以上です、本日はどうぞ宜しくお願い致します。
ミイナ:
宜しくお願いします。なかなかDooo!!でこんなに完成度の高い自己紹介をしていただけることはないんですけど。いや、この本明らかに見た瞬間に読みたくなりますよね。「夢を見ることをあきらめたブスと劣化が始まった美人へ」ということでマーケティング・・・。でも、実用的なまじめなマーケティングなんですよね?
田村:
そうですね、一応実用的とは言っているんですけどね。本屋さんによっては、女性のエッセーコーナー置かれたりとかビジネス書のマーケティングの所に置かれたりとか本屋さん泣かせな本とは今言われているんですけど。
ミイナ:
そうなんだ。
田村:
相当迷惑な本ですね。
ミイナ:
私実は「Doooの!!収録田村さんですよ」って聞いてからすぐにでも読みたかったんですけど、あえて、今日をより楽しむために読まなかったんですよ。
田村:
これはねー、読まずに今この時間ってのは結構しんどいんじゃないかなぁ。
「すべてのブスに希望を・・・」本を書く決意
ミイナ:
いやいやいやいや。今日は初めてリスナーの皆さんと同じ立場で聞きたいことが沢山あるんですけどもこの本はどんなきっかけで書こうと思われたんですか?
田村:
きっかけは、話すと長くなっちゃうんですけど。元々税理士として開業するにあたって集客目的でブログを始めたのがきっかけです。そこで文章書くのがちょっと好きになって「いつか本書きたいな」とは思ってました。その時に出版社さんから目をつけていただいてお声をいただいたのが出版のきっかけなんですけど。じゃあ「なんで税理士でブスのマーケティング戦略なのか」って所じゃないですか。元々私見ての通りこんな感じなので幼少期から「お前ブースブース」って言われることが本当に多くて。なのでブスなりに戦略立てて生きてきたんですね。そしたら、割と今自分で言うのもなんですけど割と幸せな生き方をできているので。なので・・・
すごろくで見る!田村さんのマーケティング人生
ミイナ:
今は税理士でとても幸せな生活を送っていらっしゃるということなんですけどもこんなブス双六を作ってみたんですよ。
田村:
ありがとうございます。
ミイナ:
まず、右下から「田村さん誕生1984年3月26日」。小学校時代おっしゃっていた「ブースブース」と・・・男子ひどいですよね!それまではブスなんて思ったことなかったのに。
田村:
(小学校時代)思ったことないです。私長女で両親からしたら初めての子供だったんですけど「麻美ちゃん可愛い可愛い」って蝶のように花のように育てられてたんですけど。
ミイナ:
小学校という市場で?
田村:
小学校という市場に自分という商品を出したところ「すごいブスだよね」って。めちゃめちゃ鼻低いしめちゃめちゃ頭デカいし。
ミイナ:
むかつく~
田村:
その時に確かに落ち込むは落ち込むんですけど「私ってブスなんだって」発見。
気づいてしまった訳ですよね。ただ、落ち込んだところで何も変わらないじゃないですか。この後も出てくるんですけど私やっぱり男性への興味という物がめちゃめちゃありまして。
いい男性と付き合いたくて・・・
ミイナ:
このフリップにもイイ男性と付き合いたくてガリ勉するっていう。
田村:
そうなんです。ブスだからこそ中学時代もしかしたら男性とお付き合いできないんじゃないかなって思っていたんです。それでも、男性への欲っていうものがとても強い幼少期を過ごしてまして。
見た目を変えられないので能力というか勉強であったりとかそういう所を付加価値として高めていこうかなと思った中学時代ですね。
いきなり暗黒時代・・・県内トップの高校へ
ミイナ:
そこから高校に入られまして高校時代に突入。
田村:
ここが暗黒だったんですけど中学時代は割と田舎の中学校だったのでそんなに勉強する子いなかったんですよ。
なので、私すごい要領がいいわけじゃないんですけどまじめにコツコツ勉強したら割と成績がよくなってしまったと。本当は高校時代、制服が可愛い共学の高校にいこうと思っていたんですね。そこの高校よりもレベルが1ランク上の女子校の方がいいんじゃないかと中学時代の先生だったり塾の先生に言われ、「お前なら狙える」と言われてしまい。親以外から褒められることが全然なかったのでそこで私の目的ってイイ男性と付き合うためなので本当は共学に入ることが正解なんですけど褒められすぎてちょっと狂っちゃったんですよね。
ミイナ:
なかなか入れないですよね。
田村:
そこで調子に乗ったわけなんですけども。ただ高校時代、県内の中学校の学力が1番の女性ばっかが集まってきていたので。田舎の1番なので、いきなり勉強ができないビリっけつになってしまったと。
ミイナ:
それでもう何か戦略を変えないとっていう。
田村:
そうなんですよ。
ミイナ:
なんていう・・・。
田村:
こんなにね。市場が変わることによって自分の価値って変わってしまうんだなって痛感した時代でした。
ミイナ:
そこから大学時代でも処女喪失があり・・・。
田村:
なんかごめんなさい!ミイナさんに処女喪失なんてね・・・言わせてしまって。
ミイナ:
大事なことなんでね。重要なポイントですよ。・・・合コン三昧。
合コン三昧の大学生時代
田村:
しました。やっぱり目的はイイ男性とお付き合いしたいっていうのがやっぱりゴールではあったので目標だったので。大学、立教大学に入ったんですけどもそこで絶対に彼氏を見つけようと頑張りました。
ミイナ:
合コンにも行って。
田村:
合コンにも行きました。
ミイナ:
そのへんの合コンのいろんな秘技だったりこの本を読むと出てくる訳なんだけどもその後がすごいですよね税理士!?なかなか難関?
田村:
そう・・・私は要領が悪かったので結構時間がかかってしまったんですけど
ミイナ:
フラれたら。笑
田村:
そういう所も考えた上で一生できる仕事っていうんですかね・・・ということで元々数学が好きだったので数字系の資格、国家資格であれば。今はちょっといろんなこと言われていますけど国会資格であれば将来安泰かなと思って頑張って取りました。
実は・・・一児の母です
ミイナ:
そこから就職をしてすぐに退職をして北海道ひとり旅からの就職2社目でご結婚されて。このへんの盛り沢山ですよね。税理士開業して妊娠が発覚。
田村:
なので、こんな感じなんですけど一応もうすぐ5歳になる娘がいます。周りからは心配されてます。お母さんなのにこんな本出して大丈夫なのって。
ミイナ:
いいじゃないですかねお母さんでも。素敵と思いますけども。
田村:
「娘さんがねえ、大きくなったときどんな気持ちでこんな本を読むのかな」って心配されてます。
実践!「自分=プロダクト解析」
ミイナ:
私、この本まだ目次だけ見ただけなんですけど、いろんな戦略的なブスの作業というのが紹介されているんですよね?
田村:
この本なんですけど半分はほぼ私の自伝なんですね。でも自伝だけだと、何者かわからない人の話読んでても仕方ないじゃないですか。なので、汎用性ある戦略、いわゆるビジネスで言われているマーケティング戦略に準えてコラム的な感じで付け加えさせていただいてはいるんですけど。
ミイナ:
ビジネスツールを個人に当てはめてやるということがポイントになってくるわけなんですけどもこちらは何でしょうか?
田村:
これは自分自身のプロダクト解析をまずはしようというところですね。っていうのも、マーケティングって商品とかサービスを買ってもらうための戦略なわけで、それと同じで・・・
ミイナ:
特に就活とか欠かせないスキルですよね。
田村:
「自分はこういうことができます、でもでこういうことができません」っていうのを自分自身が分かってないと・・・
まずは市場に出す前に自分という商品がどういう構造をしているのかってこの棒グラフで自己分析、プロダクト解析をしてみようという図ですね。
ミイナ:
プロダクト解析の図ってことですね。見てみましょう。
ミイナ:
こちら右から「見た目0点」になっていますね。
田村:
これは私自身のプロダクト解析なんですけど人によっては、私のことを私の顔を好きって言ってくれる人もいるかもしれないですけど冷静に自分を客観視すれば、やはり平均より低めだと私は自負しています。なので、見た目というのは0点にしています。
ミイナ:
ブス0・・・。で、経済力。仕事ですね・・・は、税理士の資格をお持ちで。
田村:
そうですね。50点っていうのも結局は完全に自己評価なので人から見れば「こんなに高くねーよ」って言わることもあると思うんですけど。私なりに頑張ってきたこと、ある程度収入を得ているってことで一応50点っていうことにしています。
ミイナ:
続いて学歴、こちらは立教大学卒ということで。
田村:
これねー。今これ70あるのかっていうのかどうかっていうのが70点もつけていいのかって所だとは思うんですけど。
ミイナ:
いいんじゃないですか。
田村:
そう・・・まだまだ日本で売って行くにあたってはまだまだ学歴で評価されることもあるってとこも。
ミイナ:
多いですよね。なんか指標になってますもんね。
田村:
大学入学って、高校までどれだけ自分が努力してきたかの結果ではあるのでどの大学出てるのか卒業しているのかっていうのは人を判断する上でもどれだけ努力できるかっていう判断材料になると思うので。まぁまぁ70点っていう高めをつけさせていただています。
ミイナ:
ここから人柄、居心地の良さですね。
田村:
そうですね。居心地・人柄・性格まぁ内面の部分ですよね。これ自分で「結構面白い」?どうしましょう!?
ミイナ:
これ超重要ですよ。
田村:
でも今全然面白いこと言えてないなって思います。
ミイナ:
いや、面白いですよ。私結構面白さってサービス精神じゃないですか。それがあるかないかって天と地の差というか。でも田村さんは結構どころじゃなくてすごい面白いです。
田村:
すごい謙虚な・・・もう優しい美人~。
ミイナ:
100点でいいと思うんですけど。
田村:
ありがとうございます~。
「プロダクト解析」総合点で勝負せよ
ミイナ:
これの総合点で勝負していこうと?
田村:
勝負していこうと。
ミイナ:
相性っていうのは顧客によって。
田村:
なので、相手によってここは指標評価が変わってくるので・・・
ミイナ:
どういう人と付き合うか仕事するかという所ですよね。非常に客観的に自分を見るというところがポイントになってくると思うんですけど。我らがDooo!!のですね、鬼ディレクターがですね・・・。なんと!私にもちゃんとプロダクト解析をして下さいということで私ですね・・・やっちゃったんですよ!いいですか?一緒にチェックしていただいて。
田村:
気まずいわぁ・・・。
ミイナ:
これね~・・・ちょっと・・・。皆さんいいですか?こちら田村さんので
手書きのが私ミイナのプロダクト解析なんですけど・・・
田村:
高め!!
ミイナ:
いやぁこれなんていうか。でもこんな感じなんですけどね。
田村:
だけど、いいですね。「見た目90点」!すごい自己評価高いなって思うんですけどちゃんと努力って。
ミイナ:
私は所詮半分トルコ人なんですけど。
田村:
所詮。笑
ミイナ:
外国人体型なんですよね。でも、どうしても・・・あっ田村さんの。
田村:
やだぁ並べたくないなぁ。
ミイナ:
この外国人体型をカバーするためにですね。無駄な努力というか一生懸命していまして。
田村:
意外に太りやすいとか?
ミイナ:
すごいあります・・・。
田村:
じゃあ相当日々のね。
ミイナ:
そうですね。結構小学校の頃は「デブデーブ」って馬鹿にされてました。
思い出したくなぁーい、っていう。90なのかはわからないですけど頑張っているっていうところで。自分を褒めてあげたいってことで90にしました。
田村:
この顔の大きさだって・・・全然・・・わぁああつらいわー。
ミイナ:
それで経済力は元々私サラリーマンだったんですけど、正直その時の方が安定はしていましたよね。毎月どれくらいって分かって、社会保障とかもあるって分かってて。そういう安心と安定を捨ててちょっとやりたかったメディアの仕事に飛び込んだというところで・・・ちょっと50もつけすぎかなって・・・頑張るっていう、これから・・・していきたい。
田村:
素晴らしい謙虚。
ミイナ:
そして学歴は早稲田女子なので非常に誇りを持っていますね。
田村:
ほんとこれねー。頑張ったのに立教だったわけですよ。こんな美人さんが早稲田って言われちゃうとね。なにも言えない・・・。
ミイナ:
結構英語に頼ってというか。そういう感じだったっていう。
田村:
素晴らしいです。
ミイナ:
居心地はわからないですけど見た目は大人しそうに見えるんですけど中身が結構男でして。
田村:
そうなんですか?
ミイナ:
下ネタとかも割といけるっていう部分でいいんじゃないかと中身もみてもらいたい。
田村:
大丈夫なんですかミイナさん的に下ネタとか書いちゃって。
ミイナ:
でもね、もう書いちゃったから遅い・・・。笑
田村:
どういうこと。笑
ミイナ:
下ネタも!好き。報道番組なんですけど、実はDooo!!ってそういう政治社会ネタも!好きですよ。
田村:
そんな番組なんですか!?
ミイナ:
そして!相性はAB型・早稲田・お酒ラブのある方が大好きなので是非付き合っていただければと思っております。
田村:
AB型がお好きなんですか男性。
ミイナ:
私もAB型なんですけど、なんかAB型って絡みやすいなって思うことが多くて
他の血液型の方からするとちょっと付き合いにくいなって思われてるんですけど。AB同士のコミュニティーを大事にというか。
田村:
ミイナさんが素晴らしいのは自分がどういう人が好きかとか、どういう所で自分がウケるかって所をちゃんと分かっていらっしゃいますよね。
ミイナ:
大丈夫ですかね。
田村:
素晴らしいことでやっぱりミスマッチが起きてしまうから幸せになれないわけなんですよ。
ミイナ:
そうですよねー。
田村:
なんでこんなに上から言っているのか分からないですけど。笑
ミイナ:
いや、でもマッチングがすべてじゃないですか。
田村:
どんなにイイ商品でも求めてないところにいったら絶対売れないので
それを分かってらっしゃるのがもう素晴らしいです。
ミイナ:
ありがとうございます。