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毎月1日更新🔸7月の美腸活ワンポイントアドバイス

今年は、史上最短の梅雨明けとなりました。雨が続くと、洗濯物の乾燥に困るし、室内も体内も湿度がたまって過ごしにくくなるので、例年だと梅雨明けは嬉しいはずなのですが、今年は水不足の夏になりそうで心配ですね。

7月は、小暑と大暑の二つの節季があり、高温多湿なこの時期は、冷房の影響などで水分代謝の不調が起きがちです。また、冷たいものを食べるため体内に余分な水分がたまり胃腸の働きが低下する傾向にあります。

東洋医学で注意するポイント


7月は、「心」を補うようにしましょう。私たちの体は、暑くなると汗をかくことで体内の熱を逃がして体温を調節しています。しかし、汗によって体の水分が失われると血液が濃縮し「心」に大きな負担がかかってしまいます。「心」がダメージを受けると、動悸や不眠などの不調につながり、悪化すると心不全などの重大な病気を引きおこす要因にもなります。
また、冷たいもののとり過ぎは、湿邪の侵入により体に余分な水分がたまりやすくなります。なるべく冷たい飲みものは控え、胃腸に負担を掛けないように心掛けましょう。

減塩はNG 今は塩分不足


デトックス効果が高いということで、塩風呂が流行っていますね。年齢のせいだけではなく、年間をとおして(さらに夏はとくに!)

疲れやすい
食欲がない
無気力
朝起きられない
肌の調子が悪い
立ちくらみがする

という不調を常に感じていらっしゃる方は、塩分不足なのかもしれません。

体内にとりこまれた塩は、「塩素イオン」と「ナトリウムイオン」にわかれて機能していますが、実は、塩は胃や腸などの消化液の成分でもあります。

胃酸の主な成分である「塩素イオン」は消化を活発にしたり殺菌作用があり、「ナトリウムイオン」は小腸で栄養の吸収を助ける働きをしています

塩分は血液の中に溶け込み、栄養を運んだり新陳代謝を促したりもしていますし、細胞の外の体液(細胞外液)内で、浸透圧を一定に保つようはたらいています。血液中のナトリウムが減ると、腎臓から血圧を上げるホルモンが分泌されるので、腎臓に負担をかけることになります。(腎臓が疲弊します)

塩分が不足するという事はこれらの活動が衰える原因となるのです。

新陳代謝が衰える事で、風邪を引きやすくなったり、冷え性になったりなど日常生活に支障をきたす症状が現れるのです。

薬膳でも、「塩は体をあたためる(=塩分不足は、冷え性になる)」という理由がこれです。

もう一つの問題は・・・


減塩で問題となるのは、ミネラル不足になるということです。ミネラルというのは、超微量な元素で、体内では非常に重要な成分です。

例えば、塩の主成分のナトリウム、酸素を運搬する赤血球には、骨や筋肉の収縮にカルシウム、その他にセレン亜鉛マグネシウムクロムヨウ素など。

「ミネラル不足の中でも、とりわけ亜鉛不足は若い世代での味覚障害の増加と関係している」というのは昔からいわれていることで、2020年のコロナ禍で、「亜鉛不足が、味覚障害をひきおこす」ということがさらに有名になりましたね。

これらのミネラル群は体内のさまざまな代謝に深く関わっています。おなじみの「基礎代謝」や「新陳代謝」です。体内では、ミネラルはビタミンと力を合わせ「補酵素」というアシスト役として働きます。

ミネラルの補給源としておすすめするのは天然塩に限ります。赤いキャップで有名な食卓塩と呼ばれる精製塩は、「塩化ナトリウム(NaCl)が99%以上」と表示されています。この高純度の精製物(塩以外も共通)が身体に取り入れられると、活性酸素が発生します。

なぜ、食卓塩がNGなのかというと、塩化ナトリウムしか無いため、体内でのミネラルバランスが大きく崩れてしまうから。(ナトリウムと対をなすカリウムの存在が重要)。 
何事もそうですが、バランスを崩すということは、どこかに負担がかかり疲弊する箇所がでてきていずれ倒れます。

ミネラル豊富な天然塩がオススメ 


一番のオススメは、体の組成に近い「天然塩」です。塩化ナトリウムや、カリウムを含むさまざまなミネラルバランスが整っている天然塩は、体への負担はほとんどありません。実は、海水・羊水・血液・点滴液の組成は、ほぼ一緒。

1日10gの塩分摂取という目安がありますが、この10gという数値に科学的根拠はありません。なんとなく通説にされているということに疑問を抱く必要がありますね。

昭和63年にアメリカ・シカゴにあるノースウエスタン医科大学のスタムラー医師が食塩摂取量と血圧の関係について厳密な調査を行った結果、「食塩摂取量と高血圧発症率との関係はないか、あっても弱い」という結論に達したのですが、この結果は表舞台に出てきませんでした。確かに高血圧で減塩すると血圧が下がる人もいるのですが、かなりの少数派です。

田中佳医師(ドクターセラピスト)

減塩による弊害


❖高血圧励起
❖心筋梗塞危険率アップ
❖糖尿病悪化
❖交感神経緊張
❖代謝ダウン
❖免疫力ダウン
❖がんの危険性アップ


この弊害リストを見て、あることに気づいた方は上級者♪
減塩キャンペーンに隠されてきた事実をお分かりでしょうか?

夏バテ防止だけではなく、日頃から、水分補給と天然塩補給!細胞から元気に、代謝アップ・免疫力アップをめざしましょう。
ちなみに私は、毎日、白ごはんに天然塩をかけて食べています(*^^)v

過去noteで、オススメの塩をまとめていますので、ご一読ください。

https://lin.ee/gHnThk2
https://bityo-methods.com/5days
https://www.handshakee.com/ricca_tawa


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