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Homecomings「ラプス」MV聖地、石川県の手取フィッシュランドに行ってきた。
カメラ:Canon EOS Kiss X9
4月13日14日。未踏の地だった石川県へ、パートナーと一緒に念願の旅行に行ってきた。初日の13日は金沢城、六義園、近江町市場、茶屋街、金沢21世紀美術館など、金沢市内で王道の観光を楽しんだが、二日目の14日は金沢市から片山津温泉を目指してドライブ旅をして、道中で能美市の手取フィッシュランドという地元民憩いの遊園地に立ち寄った。
これを書いている今日4月26日、Homecomingsというバンドの3人体制初自主企画ライブ『blue poetry』が恵比寿LIQUIDROOMにて開催される。Homecomingsは2012年に京都で結成された4人組バンド。2019年の映画『愛がなんだ』主題歌「cakes」で彼らの存在と音楽に出会って、2021年からは何度もライブに足を運ぶほど僕が好きになったバンドだ。そんなHomecomingsが2023年にリリースした6thアルバム『New Neighbors』は、2024年2月にドラムの石田成美さんが卒業したことで、4人体制での最後の作品となった。
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一年前の昨日4月25日に公開された、アルバム『New Neighbors』リード曲「ラプス」のMVは、メンバーの畳野彩加さんと福富優樹さんが石川県出身ということもあって手取フィッシュランドで撮影されている。金沢から少し離れた能美市の手取フィッシュランドへ聖地巡礼に行きたかった僕は、金沢観光を初日で終わらせ、手取フィッシュランドに赴くことに見事成功した。
手取フィッシュランドへは、金沢駅から車で大体35分で行くことができる。手取川のすぐ横に位置しているため、北側からは手取川に架かる手取川橋を渡る必要があって、この手取川橋も「ラプス」MVに登場している。
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石川県観光公式サイトによると、手取フィッシュランドは石川県唯一の本格的遊園地らしく、晴れた春の日曜ということもあり多くの家族連れで賑わっていた。手取フィッシュランドにはウルトラマンスタジアムという施設が併設されていて、園の入口では巨大なウルトラマン像が出迎えてくれた。
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入口にあたる屋内施設の中にはゲームセンターやペットショップがある。新旧様々な筐体と、ノスタルジックな内装と、窓の外から見える遊園地の賑わいの景色のこのゲームセンターも「ラプス」MVで使用されている。
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いよいよ園内に入って最初に向かったところは園の奥にある釣り堀。名前から察せられるように、手取フィッシュランドは開業当初は釣り堀の施設だった。金魚釣り、いわな釣り、川魚釣りなど様々な釣り場がある中で、僕らは一番大きな釣り場だった鯉釣りに挑戦した。鯉釣りは一時間800円で体験することが出来て、釣り竿と網と餌をレンタルしてもらえる。釣り経験がゼロだった僕はいつまで経っても要領を掴むことが出来ず、一時間フルで粘って結局一匹も釣ることが出来なかった。パートナーも同様に一匹も釣れてなかった。
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釣り体験をしたあとは念願の遊園地を見て回った。釣り堀まで向かう道中ですでに目にしていたが、改めて「ラプス」MVで見たアトラクション遊具の数々に興奮しつつ、それらをカメラで写真に収めていった。
入口側すぐ近くにあるファミリースインガー。「ラプス」MVは、キャストのYumaさんとNanamiさんの二人が夜の遊園地を楽しむ様子がメインで捉えられているが、このファミリースインガーではボーカルの畳野彩加さんのソロカットも撮影されている。
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園の中央に位置するメリーゴーランド。「ラプス」MVでは2番サビという一番の盛り上がりポイントで使われている。王道スタイルで超可愛い。
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大観覧車近くにあるゴーカート。僅かな時間だが「ラプス」MVに登場する。
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(釣り堀で多くの時間を費やした結果)出発の時間が迫る中、せっかくなのでサイクルモノレールと大観覧車の2つのアトラクションを体験した。サイクルモノレールは大観覧車のふもと、スーパーキャメルコースターと呼ばれるジェットコースターの間を縫うように空中をサイクリングするアトラクション。空中をサイクリングしながら、絡まった鉄骨と大観覧車をセットで写真に。
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最後の締めは大観覧車へ。「ラプス」MVでは終盤にキャストの二人が大観覧車に乗りながら片耳イヤホンをする印象的な場所で、MVのサムネイルにもなっている。大観覧車からは手取フィッシュランドや手取川などが一望できて、締めにうってつけのアトラクションだった。
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時間が迫っていた僕らは、大観覧車を楽しんだあとすぐさま手取フィッシュランドを後にした。しかし最後にどうしても行きたい場所があり、車を手取川橋の横に止めてダッシュでその場所まで走った。「ラプス」MVでHomecomingsの4人が演奏していた手取川の土手。もう石田成美さんは卒業していて、次にHomecomingsを見る時は3人体制のHomecomings。そんなタイミングの中、この場所を訪れこの景色を目の当たりにした時、かつて人知れず夜明け前にこの場所でHomecomingsの4人が「ラプス」を演奏していた、という事実を強く噛み締め、感慨深い気持ちになった。
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残念ながら執筆中の4月26日このあと今夜に開催される3人体制初自主企画ライブ『blue poetry』に参加はできないけれど、3人のHomecomingsとHomecomingsの4人をこれからもずっと陰ながら追っていこうと思う。
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