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なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?


💡ポイント

  1. 脳が活発に働く

  2. 記憶力が高まる

  3. 理解力が深まる

  4. 目的を達成しやすくなる

  5. ポジティブなひとり言を言う

  6. ネガティブなひとり言は脳の働きが悪くなる

  7. 無意識のひとり言を意識する

📕この本は、、、

著者は病気など特別な場合を除いて、ひとり言には脳を活性して、感情や記憶力、思考力を高める効果があると断言している。

探し物をしている時でもひとり言をしながら探す方が、その物を見つけるまでの時間が短くなるという結果が出ている。

📕ひとり言を言うと脳が活性化する

脳の血流や酸素の使用量を計測することのできる方法で脳を調べてみると、人は口から単語や音声を発しただけで脳が活発に働くことがわかっている。

脳には8つの領域が存在している。
「思考」「記憶」「感情」「伝達」「理解」「聴覚」「視覚」「運動」である。
ひとり言を言うことで、この8つの領域を使っていることがわかっている。

記憶力が高まる

ひとり言を言うと脳の記憶領域が活発になる。
また、言語を聞いてそこから意味や情報を理解することで脳が活性化するが、また難聴の人は耳から脳に入ってくる情報が極端に少ないため、認知症になりやすいともいわれている。

理解力が深まる

ひとり言を言うと脳の思考と理解の領域が活発になる。
自分が取り組んでいる問題に対して自問自答することが大事である。

人はアウトプットする時に覚えたことが記憶されたり、自分が何がわかっていて何がわかっていないのが理解できるようになる。

目標を達成しやすくなる

目的を口に出すことで、脳をその目的に向けて働かせることが出来る。
口に出し脳に記憶させることで自分の目的に必要な情報にアンテナを貼ることができる。

著者によると脳自体は最初から目的達成のために作られた器官だという。
目的があった方が脳が働きやすく、老人になって目的がなくなると脳があまり働かなくなる。

📕良いひとり言とは

結論を言うとポジティブなひとり言である。

ポジティブなひとり言

「頑張っている」など肯定的な言葉を投げかけられると気分が良くなる。
そして気分が良くなると脳が活発に動き出して、いいアウトプットができるようになる。

また他人から言われなくれも、自分から自分へ言う言葉でも気分んが良くなることがわかっている。

ネガティブなひとり言を言うと脳の働きが悪くなる

ネガティブな言葉を発すると脳の働きが悪くなって、脳がフリーズ状態になってしまうからになる。

特に危険な言葉は「どうせ自分は・・・」という言葉である。
自分を攻撃する言葉は逃げようがない。

また落ち込んでしまった時の対処法として、落ち込んでいる理由や原因を「なぜ」「なぜ」と呟いて解決の糸口を見出すことになる。
そうやって絶望から「もしかしたら」といったい希望を見出すことが大切である。

📕無意識のひとり言を意識する

無意識にこぼれ落ちるひとり言は、内側から吹き出してきた本音や知恵、感情であることが多い。

著者はそんなひとり言に注意を向けて、その意味や背景、メッセージを知ることが大きな発見や成長をする上で大切だという。

そのためひとり言は記録し、後でつぶやきの意味やメッセージを読み解くことが重要なのだ。

📕声を出さないと脳全体に元気がなくなる

著者は普段あまり人と話さない人たりの脳を調査したところ、脳の活動が低下していて、特に感情や記憶に関わる部分が大きく衰えていたことがわかった。

📕雑談

昔から色んな人にひとり言多いと言われてたけど、脳が活発に働いてたんだと嬉しい気分になりました。お笑いのテレビ見ててもツッコミ入れたり、ボソボソ呟いてたから脳には良かったんだな🥳

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