習慣化して自分が変化したと思うもの
歯磨きをしたり、お風呂に入ったりするかのように、何事も習慣化に成功すれば、こっちのもんである。
取り組むこと自体に苦痛を感じていたとしても、いつのまにか、何も感じず、無意識にこなせるようになる。
これまで私が習慣化してきて、良かったと思うものが3つある。
その3つとは、
①「朝起きたら、うがいをして常温のコップ1杯を飲む」
②「日常のありがとうを探す」
③「アウトプット重視」
である。
①の「朝起きたら、うがいをして常温のコップ1杯を飲む」は、うがいをした時点で爽快感があって好きだ。
口の中の悪いものを流し出すだけでなく、悩み事や考え事もいったん流そうと意識して、うがいをしている。
そして、常温の水1杯というのも、とても良い。
以前に、冷たい水や白湯を試したこともある。
冷たいと、お腹が冷えて胃腸の調子が悪くなるときがあったし、白湯だと、飲み切るのに時間がかかってしまった。
そこで、ちょうど良かったのが常温の水である。
常温なので、特に違和感なくスッと飲むことができる。
さらに、朝から胃腸が活発に動いていく感覚が自分でもわかり、お通じにも良い影響が及んで、良い1日のスタートを切ることができる。
②の「日常のありがとうを探す」は、人生が本当に変わるので一度試しにみんなやってほしいと常々思っている。
日常の至るところに「ありがとう」は隠れており、意識しなければ見つからないものもある。
もし、探さなければ、どうなるのか。答えは明白である。
当たり前の日々に何も感じず、物事の表面的な部分にしか目が行かない人間味の薄い人になっていくだけだ。
「日常のありがとう」を探せば探すほど、いかに自分が多くの人やモノのおかげで成立しているかを、嫌というほど思い知らされる。
そうすると、自然と謙虚な姿勢が出てくることになる。
普段から周囲に対して、威張り散らかしている人たちは、自分の力で何かを成し遂げたと勘違いしてしまったかわいそうな人たちである。
何よりも、「ありがとう」を探す習慣が身につくことで、会話の際に自然と感謝の気持ちを言葉にするようになっており、相手から笑顔のリアクションが返ってくるようになる。
人間、感謝を伝えられるとうれしいものであるが、笑顔で対応してもらえるのも同じくらいうれしいことで、活力が湧いてくる。
最後の3つ目「アウトプット重視」は、私の物事をインプットする際の姿勢を大きく変えた。
私は従来、読書などのインプットに時間をかけるがあまりアウトプット活動はしないタイプであった。
インプット活動しているときは楽しさを覚え、わくわくしているのに、アウトプットをしないがゆえに1週間ほどすれば、以前の自分と何ら変わりのない私がそこにいる感覚であった。
ところが、アウトプットを重視するようになってからは、インプットすると同時に他者へその内容を伝えたり、SNSに投稿したりするなど、自分なりに消化して外部へ発信をしているので、自分自身に前より賢くなったという実感が持てるようになった。
成長を感じ続けられることで、インプットがまた楽しくなり、そしてすぐにアウトプットを進めるというサイクルが確立されていく。
これほど楽しいことがあるだろうか。
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